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起業家訪問シリーズ 社長が語ってくれた起業のこと エーテンラボ株式会社

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こんにちは、サオリンです。起業家を訪問し、起業について語っていただくシリーズ、今回はスマホアプリ「みんチャレ」を開発されたエーテンラボ株式会社(A10 Lab Inc.)代表取締役 CEOの長坂 剛さんを訪ねました。

長坂さんは、2015年11月にソニー株式会社の新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program」から三日坊主防止アプリ「みんチャレ」をリリース。2017年2月からは「みんチャレ」サービスの成長を加速させるためにソニーからA10 Lab Inc.として独立されました。「テクノロジーでみんなを幸せにしたい」という想いや起業してからのお話を伺います。

「みんチャレ」とは何ですか?

「みんチャレ」は新しい習慣を身につけたい人が5人でチームを組み、チャットで励まし合いながらチャレンジする、三日坊主防止アプリです。人は自分から行動を起こすことで幸福を感じます。しかし、ダイエット、トレーニング、勉強など、始めてはみるものの三日坊主でなかなか続きません。「みんチャレ」はチームで励まし合いながら習慣化にチャレンジし、みんなを幸せにするサービスです。

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「みんなを幸せにしたい」と思ったのはいつからですか?

学生時代にゲームが好きで、ゲームをやっているとき幸せだったので、ゲームで人を幸せにできると思いました。

時が経って、ゲーム以外で人を幸せにしたいと考え始めるようになり、本人が気づいていない行動の奇跡的な数字(人に出会う確率など)を算出して気づかせることで、日常の中に奇跡を感じ、幸せを実感することができるのではないかと思いつきました。しかし処理するデータが膨大なため、コストがかかりすぎてしまうので別の方法はないかと。

「幸せ」についての最新の研究結果で、「自ら行動を起こす」ことが、より多くのドーパミンを放出し幸福を感じる行為だということがわかってきました。そこで、テクノロジーを使って、「みんなが自ら行動を起こし、幸せになる世界を作っていきたい」という想いに至りました。

「みんチャレ」をどのように使うのがおすすめですか?

自分への投資として、ぜひ新しいことを始めて欲しいです。たとえば、自分の健康を資産と考えて、朝白湯を飲むなど、健康のために新しい習慣を作るのもいいですね。

ただ、新しいことを習慣にするのはひとりではなかなか続かないので、「みんチャレ」でチームの仲間とチャットするのを目的にして、チャレンジを習慣化できるといいと思います。

「みんチャレ」で人気のチャレンジは、ダイエット、早起きです。他にはストレスを感じている男性に、マインドフルネスが人気です。瞑想でリセットして、新しいチャレンジにつながると嬉しいです。「みんチャレ」を利用されているかたの年齢は25~44歳が多く、女性が64%です。

起業してご自身が変わった部分はありますか?

起業してから世界が広がりました。社会を変えているという実感があります。

自分でコントロールできる範囲が広いので、自分たちのサービスを自分たちでコントロールすることができます。その分責任が伴いますが、より大きな実感を得ることができます。

それから、成長したと感じるのは、意思決定の量と質です。起業すると自分が最終決定者になるので、意思決定の場面が圧倒的に増えスピード感をもって対処していかなければなりません。自分で仕事を増やせるので、常に追いかけている感じです。

起業に役立った経験は何ですか?

ソニー株式会社で新規事業の立ち上げが経験できたことです。自ら手を挙げて異動させてもらいました。

プレイステーション ネットワークサービスの立ち上げなどを経て、ソニーの新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program」(SAP)に応募したのですが、1回目は個人で応募して通りませんでした。2回目は賛同する仲間を集めて応募し、OKが出て「みんチャレ」の開発が始まり、プロジェクトごと会社ができて、今に至ります。

仕事に役立っている習慣は何かありますか?

本を読むことと、人と会うことです。

本は、伝記ではなく学問がおすすめです。体系的に知識を吸収できるからです。

また、起業家同士で会うことがとても役立っています。起業家同士のコミュニティがあり、そこでは文字に起こせない情報を交換し、わかちあいます。起業家は孤独でもあるので、お互いに助け合うという風土がありますね。

起業を目指す人へのアドバイスをお願いします

自分のつくりたい世界があれば、早くやったほうがいいです。早く始めたほうが失敗を積めます。

心配するより、やってみると意外と大丈夫ですので。私はまわりに起業家の友人が多かったので、以前から社長の話を聞いて想像していましたが、実際その通りになっています。

まずは、アイデアを人にぶつけてみることです。反応を見ながら改良したり、どんな人に受け入れられるか見たりします。そして、これはいける!と思ったら、始めればいいんです。なるべく多くの人にぶつけて、その中で受け入れてくれる人に対して、これを届けたいと思った時、始められますよ!

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長坂さんプロフィール

エーテンラボ株式会社 代表取締役 CEO 長坂 剛さん

2006年ソニー株式会社入社。B2Bソリューション営業やデジタルシネマビジネスの立ち上げを経て戦略部門マネージャーに。2011年、(株)ソニー・コンピュータエンタテインメントにてプレイステーションネットワークの新サービス立ち上げに従事、ゲーミフィケーションによる行動変容について学ぶ。2015年、ソニー(株)新規事業創出部 A10 Project 統括課長として「みんチャレ」を開発。2017年エーテンラボ株式会社(A10 Lab Inc.)を設立しソニー株式会社から独立。ソフトバンクアカデミア 外部一期生。大企業のイントレプレナーからスタートアップのアントレプレナーに進化した起業家です。


さて、長坂さんの「みんチャレ」立ち上げストーリーはいかがでしたでしょうか。

長坂さんのお話を伺っていて、頭の回転が速くて論理的、かつ「テクノロジーで人を幸せにしたい」という熱い想いとそれを実現するチャレンジ精神を持ったかただと感じました。

アドバイスにあった、まずはアイデアを人にぶつけてみるというのは、起業に限らずやりたいことがあるときにはぜひやってみたいです!

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