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海外旅行でのお金の支払い方法と手持ち現金について徹底解説!

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クレジットカード , デビットカード , 両替 , 旅行 , 海外旅行

海外では日本と通貨も異なるので、お金を持っていくには両替をしていった方がよいのか、現金はいくら用意したらよいのか、現地ではどんなカードが使えるのか・・・など、お金に関する疑問や不安はたくさんありますよね。

そこで今回は、海外旅行にお金を持っていく方法と現地での支払い方法について紹介します。旅先によって異なるお金についての注意点も説明します。この記事を読んで、お金についての疑問や不安を解消して、海外旅行を思う存分楽しんできてくださいね!

  1. 海外旅行先へお金はどうやって持っていく?
  2. 海外旅行での両替について
  3. 国地域別の海外旅行とお金の注意点
  4. オススメのお金の持ち方

1. 海外旅行先へお金はどうやって持っていく?

海外旅行先でのお金の支払い方法は「現金?クレジットカード?」と迷ってしまう人は多いと思いますが、この他にも方法があることをご存じでしょうか?
それぞれの方法にはそれぞれのメリットがあり、行き先によっても、どの方法がよいのかが異なります。それぞれの特徴をみていきましょう。

a. 現金 
現金が盗難された場合、返ってくる見込みはほとんどありません。そのため、海外旅行では手持ちの現金はできるだけ少ない方が安心だといえます。しかし、以下のような場面では、他の支払い方法がない場合があるので、少額の現金を持っておくと便利でしょう。

  • 公共交通機関の利用
  • 小さな町での買い物
  • 青空市場などのイベント
  • 飲食店・宿泊施設等のチップ
  • クレジットカードが普及していない国および地域

b. クレジットカード
今や海外旅行の必需品とも言われるクレジットカードは、世界中で使える便利な支払い方法です。クレジットカードの利点として以下が挙げられます。

  • 世界中で使える

世界中で加盟店の多い国際ブランドのクレジットカード。その中でも特に取引件数が多いのが、「2大国際ブランド」と呼ばれるVISA(ビザ)と MasterCard(マスターカード)です。

  • ホテルやレンタカーの予約

クレジットカードがないとホテルやレンタカーの予約ができない場合があります。これはクレジットカードでデポジットと呼ばれる保証金を予約時に支払うシステムです。

  • 手数料

主要クレジットカード決済の為替レートは、基本レート+1.6〜2.0%で、他のサービスと比べても低いのが魅力です。

しかし、いくつか注意しなければならない点もあります。

  • カード会社の種類

国内で使い慣れているカードだけを持参して、海外では使えるところが少なかった・・なんてこともあるかもしれません。クレジットカードの「2大国際ブランド」と呼ばれるビザとマスターカードのどちらかを持っていると安心です。

  • 1枚では不安

何かあった場合を考えると、クレジットカードは2枚持っていると安心です。盗難や紛失以外にも、限度額に達してしまったり、カードの破損や磁気の異常が発生してしまったり。旅行先では何が起こるかわかりません。

  • 使い過ぎに注意

旅行中には、開放的な気分になってついついお財布の紐が緩んでしまうこともあるかもしれません。クレジットカードは限度額に達するまで使えてしまうので、使いすぎに注意が必要です。クレジットカードを使うということは、借金をすることと同じです。計画的に利用しましょう。また、旅行前にカードの利用限度額の確認や設定の見直しを検討するとよいでしょう。

  • 有効期限や暗証番号の確認

普段あまり気にしない、クレジットカードの有効期限や暗証番号。旅行中に期限が切れてしまって使えない!暗証番号を忘れていた!なんてことにならないように、出発前に確認が必要です。

c. キャッシング
海外旅行で現金を持ち歩くのは不安。でも、急に必要になることがあるかもしれません。そんな時に便利なのが「海外キャッシングサービス」。クレジットカードを利用して海外のATMで現地通貨を引き出せます。必要な時に必要な額だけ引き出せるのが最大のメリットです。

ただし、金利や手数料には注意が必要です。
主要クレジットカードの金利は年率18%前後、手数料は200〜500円が多いようです。カードによって異なるので、事前に調べておきましょう。
しかし、通貨によっては両替手数料の方が高く、キャッシングの方が割安な場合もあります。キャッシングは、利率や両替手数料に関する情報を事前に調べたうえで、利用額を把握しながら計画的に利用しましょう。

d. デビットカード
デビットカードは、銀行口座に直結しているので、ショッピングなどの支払い時にカードを使ったその場で使った金額が口座から引き落とされ、即時決済できます。

その利点は、

  • 使いすぎの心配が減る

銀行口座の残高が限度額になるので、クレジットカードのようにお金がないのに限度額まで使ってしまう心配がありません。

  • 即時決済で審査なし

クレジットカードのように、お金を借りて後払いするのではなく、自分の銀行口座にあるお金で支払いをするため、決済に時間がかかることがありません。

  • 世界中で使える

ビザやマスターカードといった国際ブランドとの提携があるカードであれば、世界中で使えます。海外でのデビットカードの普及率は高く、クレジットカードは使えなくてもデビットカードは使えるというお店もあるくらいです。

  • ATMで現地通貨を引き出せる

いざという時にATMで現地通貨を引き出せます。ただし、海外ATM利用料がかかる場合があります。

また、デビットカードの注意点としてあげられるのは、

  • 海外での利用にかかる手数料

2.5〜3.0%程度でクレジットカードよりは割高になりますが、外貨預金口座から引き落とせば、手数料が無料になることもあります。

  • デポジットの支払いには利用できない場合がある

クレジットカードのように現地でのホテルやレストランの予約などの際に必要なデポジットの支払いには利用できない場合があるので注意しましょう。

  • 残高不足になると使えなくなる

デビットカードは直結した銀行口座にお金がなくなると使えなくなります。残高の確認を忘れずに。

e. プリペイドカード
プリペイドカードは、日本で事前にお金をチャージしておくと、海外旅行先で利用できるカードです。ただし、海外で利用する際には為替手数料が必要になります。そのメリットは、以下の通りです。

  • 使いすぎの心配がない

チャージした金額だけしか使えないため、クレジットカードのように限度額まで使ってしまったらどうしようという心配がありません。

  • 不正使用を防げる
  • 現金とは異なり、盗難に遭った際カード会社に連絡すれば、カードの使用を止めることができるので、不正使用を未然に防ぐことが可能です。

また、注意しなければいけない点は以下の通りです。

  • 手数料

クレジットカードの為替手数料(1.6〜2.0%程度)やデビットカードの為替手数料(2.5〜3.0%程度)に比べると4%程度と割高なことが多いようです。外貨預金口座と連動したカードは、為替手数料が割安になるケースがあります。

  • 有効期限

プリペイドカードには有効期限が設けられており、それを過ぎると利用できなくなるため、旅行中に期限が切れることがないように注意しましょう。

  • チャージ
  • 日本でお金をチャージしていないと海外で利用できません。残高を確認してから旅行にお出かけください。

f. 国際キャッシュカード(海外ATM)
銀行のキャッシュカードには、海外でも使えるカードがあります。"Cirrus"や"PLUS"のマークが付いているカードは、海外の提携ATMで利用が可能です。キャッシュカードの魅力は以下の通りです。

  • 海外で使うためにカードを新たに作らなくてもよい
  • 日本の銀行口座だけでお金の管理ができる

ただし、提携ATMがない場合や、現金を持ち歩かなくてはいけない点を考えると、キャッシュカードだけではなく、他の支払い方法と組み合わせるのがよいかもしれません。

【海外ATMの利用法】

海外で使えるATMを探すには、以下の写真のように、ATMの上部にあるマークを確認します。そこに自分のカードのマークと同じものがあれば利用できます。

IMG_0409.jpg

ここでは、一般的な海外でのATMの使い方をご紹介します。

  1. まずカードを挿入すると [LANGUAGE] のように言語選択をする画面が表示されます。日本語はない場合も多いので、"ENGLISH"を選びましょう。
  2. 次に、暗証番号を聞かれる [PIN] のような画面が出てきます。ここでは、数字で4桁の暗証番号を入力します。
  3. 次に、取引内容を選ぶ [TRANSACTION] のような画面が出てきます。ここでは、 [WITHDRAW(引き出し)]を選びます。
  4. 次に、口座を選択する [ACCOUNT] の画面が出てきます。ここでは、[CHECKING(当座預金)] [SAVING(預金)] [CREDIT(クレジットカード)]のような選択肢が出てくるので、
  • キャッシュカードでお金を引き出す場合は、[SAVING(預金)]
  • デビットカードでお金を引き出す場合は、[SAVING(預金)]
  • クレジットカードでキャッシングする場合は、[CREDIT(クレジットカード)]

を選びましょう。

  1. 次に金額を選択する [AMOUNT]の画面が出てきます。ここでは、選択肢にある金額、または[OTHER]を選んで好きな金額を入力します。
  2. 最後に、[RECIPT(レシート)]の有無を聞かれるので、[YES(必要)] [NO(不要)]を選択して、レシートとカードを受け取れば完了です。

※機械によっては、[CONTINUE TRANSACTION]のような 引き続きの取引を聞かれる画面が出てくることがあるので、その場合は [NO]を選択して取引を終了してください。

▼海外ATMの使い方を写真付きで詳しく解説しています!

「海外ATMでの引き出し方」

海外ATMでの引き出し方

海外ATMで現金を引き出すなら、外貨預金口座を作ろう!
海外旅行に行く前に、外貨預金口座をつくるのもオススメです。

①海外でも利用できる銀行の外貨預金口座を開設すれば、旅行先に現金をもっていかなくても、預金した外貨を旅行先で引き出しそのまま利用することができます。

②為替レートが有利な時に預金をしておけば、旅行時のレートに影響されることがありません。

③さらに、外貨預金口座をデビットカードやプリペイドカードと連動すると、為替手数料が通常より割安、または無料になる場合があります。

2. 海外旅行での両替について

a. 外貨両替
メジャーな通貨なら、日本円から外貨への両替は、日本国内でも現地に到着してからでも、どちらでも行うことができます。しかし、為替レートはどちらが有利なのでしょうか?

まず、覚えておかないといけないのは、「米ドル」と「ユーロ」は日本国内で両替をした方が有利であることが多いということ。世界中どこでも不動の強さを持つ2大通貨は、どこの国でも高く買われるからです。
次に、通貨の強さ順に日本円、英ポンド、スイスフランと続きます。この力関係により、「米ドル」と「ユーロ」の2大通貨以外は、現地で両替をした方が有利になることが多いようです。

b. 手数料を安くする方法
銀行や両替所で提示されているレートには、比較的高い手数料が含まれています。一般的に、日本円から米ドルへの両替でおよそ2.5%、これがユーロでは、およそ4.5%です。

手数料を安くするには、以下の方法があります。

  • 手数料の低いクレジットカードの利用
  • クレジットカードの為替手数料は、1.6〜2.0%程度と比較的低く、両替するよりも有利な場合があります。

  • 外貨預金の活用
  • 外貨預金口座を持っていると、デビットカードやプリペイドカードとの連動で、為替手数料が割安、場合によっては無料になることがあります。

3. 国地域別の海外旅行とお金の注意点

国によって、お金にまつわる事情は異なります。渡航先の情報を事前に調べておきましょう。

a. アメリカ

  • キャッシュレス社会
  • キャシュレスの進んだアメリカでは、ホテルやレストランの予約、レンタカーの利用時にクレジットカードかデビットカードが必要になる場合があります。アメリカ旅行にはカードを持っておいた方が良いでしょう。

  • チップ
  • 日本ではサービス料は代金に含まれているので、チップを渡す機会が少なく、戸惑うことも多いと思います。観光客のチップに関するトラブルも耳にするので、マナーを事前に調べておくとよいでしょう。

  • 地域により異なる治安
  • 治安の良くない地域もあり、大都市においても観光客を狙ったスリや盗難などは多く見られます。現金・カードの管理には十分注意しましょう。

b. アジア

  • クレジットカード
  • クレジットカードによる支払い方法が浸透していない国では、カードが使えない店舗等が多くあります。使えなかった場合も想定し、現金やカード(現地ATMから引き出しまたはキャッシングのできるデビットカードやクレジットカード)などの備えが必要です。

  • 為替手数料
  • アジア諸国にはマイナーな通貨も多く、両替の際にかかる為替手数料が高くなる可能性があります。前述したクレジットカード、デビッドカード、プリペイドカードなどの手数料情報などと合わせ、現地の通貨や両替情報を調べて、より良い方法を検討してみましょう。

c. オーストラリア

  • キャッシュレス社会
  • オーストラリアもキャッシュレス先進国であり、クレジットカードかデビットカードを持っていないとレンタカーを借りられないこともあります。オーストラリア旅行にはカードを持っていくことをオススメします。

d. 中南米

  • クレジットカード
  • 地方にいくとクレジットカードが使えないことがあるので、別の支払い方法を準備しておきましょう。

  • 現金
  • 高額紙幣ではお釣りが無いと言われることもあるので、細かいお金を準備しておきましょう。

  • 両替
  • 中南米で日本円から現地通貨への両替ができるところは限られています。両替できても手数料が高いことが多いため、出発前に米ドルのキャッシュを準備するか、キャッシング可能なカードを準備する必要がありそうです。

e. ヨーロッパ

  • キャッシュレス社会
  • ヨーロッパでは、カード払い率がとても高く「現金が使えない」というお店や券売機まであります。クレジットカードの保有で社会的信用がはかられるほどです。ヨーロッパ旅行ではクレジットカードは必需品といえるでしょう。

  • デビットカード
  • ヨーロッパでは、クレジットカードよりもデビットカードの普及率の方が高く、現地の人はコーヒ−1杯を買うのにもデビットカードを利用しています。現地の店員さんもデビットカードへの対応に慣れているので、持っていると便利です。

  • チップ
  • ヨーロッパには、北米ほどではありませんが、チップの習慣があります。特にイタリア、フランス、スペインなどではチップが必要になります。旅行先の情報を前もって調べておきましょう。

  • スリ・置き引き
  • 観光客をターゲットにしたスリや置き引きに気をつけましょう。現金やカードの管理には十分注意し、事前に情報を集め対策を立てましょう。

f.旅行期間によるお金の持参方法

  • 比較的短い旅の場合
  • 短期の旅行では、現金だけで済む場合もあるかもしれませんが、多額の現金を持っていくのはオススメしません。備えあれば憂いなし、複数の支払い方法を準備しておけば安心です。

  • 長期で旅をする場合
  • 旅が長期になればなるほど、現金を持ち歩く危険性が高まります。クレジットカードやデビットカード、国際キャッシュカードなど、現金を持ち歩かなくてもよい方法を準備するのが賢明でしょう。訪れる国や地域が多くなるほど支払い方法の種類の分散をしておいた方がどんな場面にも対応しやすいでしょう。現金以外の方法を必ず用意しましょう。

4. オススメのお金の持ち方

前述のように、海外旅行でのお金の持ち方(支払い方法)はいろいろな選択肢がありますが、オススメのお金の持ち方(支払い方法)をまとめると以下のようになります。

  • 手持ちの現金は少額に
  • 手持ちの現金は必要最小限にします。その他に、いざという時に現金を引き出せるカードがあると便利です。マイナーな通貨が流通している地域へ訪れる時には、現地通貨以外に2大通貨と呼ばれる米ドルとユーロを持っていると便利です。

  • クレジットカードは2枚
  • キャッシングにも使えるクレジットカード。何か起きた時に対応できるよう複数のカード、とくに、世界2大ブランドのビザかマスターカードを持っていると安心です。

  • 外貨預金と連動したデビットカード
  • 即時決済のできるデビットカードはキャッシュカードとしても使えます。旅行先の通貨の外貨預金と連携すれば、為替手数料も割安(または無料)で利用できます。

  • 種類も保管も分散してリスク回避
  • 現金だけ、クレジットカードだけと、一つの支払い方法に頼っていると何か起こった時に対応ができません。複数のお金の持ち方(支払い方法)を準備しましょう。また、現金、各種カード類を一つのカバンに入れておいて、カバンごと盗まれるようなことがあったら大惨事。保管も分散するのがオススメです。

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