
ソニー銀行が提供する投資型クラウドファンディング「Sony Bank GATE」は、「顔の見える新しい形の資産運用」×「挑戦企業への共感・応援」をコンセプトに2017年8月にサービスを開始し、5年目を迎えました。事業に出資してリターン(お金)を受け取る、Sony Bank GATE の実績を公開します。
Sony Bank GATE は、2017年8月8日にサービスリリース後、33ファンドの募集を行い、そのうち32ファンドが資金調達に成功しています。今回は2021年12月末までの募集実績と運用状況をご報告します。
ファンド募集実績
2017年1件、2018年8件、2019年9件、2020年5件、2021年10件のファンドを募集しました。2020年は新型コロナウイルスの影響もあり積極的な提案活動ができない状況にありましたが、徐々に募集件数も増加傾向です。
これまで会計期間が終了したファンド実績
2021年12月末までに17ファンド(契約期間満了前に契約が終了したファンド1件を除く)で会計期間が終了しました。残念ながら2つのファンドが出資回収売上高に達することができず元本未満の分配となってしまいましたが、15ファンドは元本以上の分配ができました。また、元本以上の分配となった15ファンドのうち、13ファンドは予定よりも早く事業計画売上高を達成し、早期償還しています(一部ファンドは、事業計画売上高を会計期間中早期に達成した場合でも、会計期間を繰り上げての終了は行わない条件です)。
元本以上の償還となったファンド | 15ファンド |
(元本以上の償還となったファンドのうち、早期償還となったファンド) | (13ファンド) |
元本未満の償還となったファンド | 2ファンド |
※各用語について
出資金回収売上高:支援者に支払う分配金が出資金と同じになる売上高のことです。支援者にとって出資に対して損益分岐の基準となります。
早期償還:事業計画売上高を会計期間中早期に達成した場合、会計期間を繰り上げて終了とし、分配金を当初の予定よりも早くお支払いすることです。
ファンド運用期間中の情報提供
Sony Bank GATE では、ファンドの進捗状況を概ね3ヶ月に1度活動レポートで報告しています。活動レポートはファンドページの「活動レポート」から確認できます。
また、投資家の皆さまには事業の進捗状況や分配金情報を記載した「匿名組合事業概況報告書」を年に1回電子交付しています。
最後に
2022年も引き続き魅力的な挑戦企業を Sony Bank GATE を通じてファンド組成していく予定ですのでよろしくお願いします。