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そろそろ新年度 心機一転英語を始めてみませんか

そろそろ4月。新たな生活が始まる季節です。新年度を迎える会社も多いですね。

新年度を迎えるにあたり、新たなスキルアップの目標を立ててみてはいかがでしょうか?具体的な目標を立てて、努力し、達成感を味わう。脳を活性化するにもいい方法だそうです。

スキルアップと言えば、英語は社会人が身に付けたいスキルのひとつですよね。もしも、英語で思っている事を話せたら、英字新聞や雑誌をスラスラと読みこなすことができたら、英語で自由にメールを書くことができればと思う人も多いでしょう。そうすれば仕事の幅がグンと広がるし、海外旅行だってもっと楽しめる。日本に住みながらも外国人の友人ができるかもしれませんね。

必要だけど足りないのが英語スキル

オンライン辞書サービスを展開しているウェブリオ株式会社の調査によると、実に約9割の社会人が「英語スキルはビジネスにおいて必要」と答えたそうです。調査サンプルは「東京23区内に勤務する20~40代の男女ビジネスパーソン 合計390名」。外資系企業やグローバル展開している大企業の本社が多い東京での調査なので、全国平均よりも高い結果となっていると考えられますが、それでも約9割といったらかなり高い割合ですね。

最近では、海外を活動拠点にして英語を話す芸能人やスポーツ選手も増えました。また、外資系企業で働くひとや、グローバル展開する企業に勤めていて英語が上手な人が多くなったせいか、街を歩いていて英語を話す日本人を見かける機会が増えた気がします。しかし、ウェブリオ株式会社の調査によれば「ビジネスに英語スキルは必要」と答えたひとのうち約7割が「自分の英語スキルに満足していない」と回答しています。全体的にみれば日本の社会人の英語スキルはまだまだ低いのかもしれません。

始められない理由は「時間がない」「お金がかかる」

海外帰国子女のように、子どもの頃に英語に触れる機会が多く自然に身に付いてしまったひととは違い、大人になってから英語を習得しようと思うと、長い時間がかかります。TOEICで800点、900点台を狙おうと思えば、それこそ数年かけてコツコツと学習を積み重ねるしかありません。

そのため英語を始めるのに尻込みしてしまうひともいるのではないでしょうか。先ほどご紹介した調査によると、「自分の英語スキルに満足していない人」が学習を始めない理由として、「時間がない」60.0%、「費用がかかる」59.2%という結果となりました。

「時間がない」については、早朝や通勤時間を利用することで解決できます。「費用がかかる」については、最近流行っているオンライン英会話などはリーズナブルな価格設定ですし、動画サイトで無料のリスニング教材を見つけることもできます。こんな工夫次第で英語を始めるハードルをクリアできそうです。なので、あとはやる気次第ということでしょうか。

参考:東京23区内勤務の20~40代ビジネスパーソン390名に聞いた「英語スキル実態調査」(ウェブリオのページに移動します。)

英語上達の三大要素「インプット」「アウトプット」「モチベーション」

いくらやる気があっても、どうやって英語を勉強すればいいのか分からないという意見もあります。英語の勉強方法は色々な方法があって、様々な教材が売られています。それらをみてみると英語上達の三大要素は「英語のインプット」「英語のアウトプット」そして「モチベーション」にまとめられるのではないかと思います。

インプット

いわゆる語彙力や文法力です。これがないと英語を勉強するのにかなり苦労します。英文を読もうとしても単語の意味が分からず、つっかえつっかえ辞書を使って読み進めることになります。これはかなりの忍耐力が必要です。中学校で習う疑問形が自由に使えれば、英会話の幅がかなり広がります。聞きたい事が聞ければ日常会話のほとんどが成り立ちます。しかし、疑問形がどのようなものか分かってないとしたら、そこから始めなくてはなりません。

その点、学生時代に英語が苦手だった人には高いハードルになります。しかし、このインプットは英語学習の初期の段階では重要ですが、だんだんやらなくてもよくなります。まずは中学レベルの文法知識、高校レベルの語彙力を付けることが目標です。

日本の英語教育は批判されることが多くあります。その理由は、6年間勉強しても英語を話せるようにならないということです。日本の英語教育はインプットが多く、アウトプットが少ないから。インプットだけではなかなか使えるようになりません。しかし、英語の基礎体力をつけるという意味では、十分役に立つと思います。

アウトプット

コミュニケーションツールとして実際に英語を使えるようにするためにアウトプットは重要です。インプットを繰り返すよりも、アウトプットを繰り返す方が記憶の定着がよいという研究結果もあります。

具体的には、勉強する際に、実際に英語を使ってみることが大事です。教材を音読したり、ネイティブの会話をリピーティングすることで英語を口にするのです。この時、発音にもこだわるとリスニングがよくなります。自分が発音できる単語は不思議と聞き取りやすくなります。英語を口にするだけでなく、機会があればネイティブとチャットを楽しむのもいいと思います。チャットはスピードが必要ですから、瞬間に英作文して英語でやり取りするのです。

最近では、ネイティブスピーカーに直接質問できるアプリもあります。ちょっとした英文やスマートフォンのマイクで録音した発音を投稿することで、簡単にネイティブスピーカーにチェックしてもらうことができます。

中には、日本語の添削を希望している海外のかたもいるので、英語で添削をすればこちらも勉強になるでしょう。

モチベーション

長い道のりの途中では、思うように上達せずやる気がなくなってしまうこともあります。TOEICの勉強をしても思うように点数が上がらず落ち込んだり、英単語を覚えたそばから忘れてしまい嫌になってしまうこともあります。このような時、モチベーションを保つには、小さな目標を決めて達成を繰り返す事です。達成するごとに達成感に浸って自分を褒めてみることがモチベーションにつながります。

続けることで、ふと、自分でも知らないうちに上達していたことに気付く時があります。例えば、英語の学習を続けていてしばらくたつと、今まで全く聞き取れなかった映画のセリフが「あれ? なんか聞き取れてる。」とクリアに聞こえ始めることがあります。このような時にはひときわ大きな喜びを感じます。

こんな達成感を繰り返して、モチベーションを保って英語学習を続けてみてはいかがでしょうか?異なる文化を持つひとと会話をするのはとても楽しいことです。

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