5月27日(土)と28日(日)にさいたまスーパーアリーナで開催された「MUSIC THEATER 2017」。ソニー銀行も協賛し、3月にご招待キャンペーンも実施しました。幸運にも当選されたソニー銀行のお客さまもお楽しみいただけたようです。
アニソンファンにはたまらないこのイベントの模様を実際のライブと同様、出演者多数のため前編と後編の2回にわたる大ボリュームでお届けします!
出演したのは、ソニーミュージックグループに所属する
綾野ましろ/Aimer/ELISA/Kalafina/GARNiDELiA/ClariS/さユり/SawanoHiroyuki[nZk]/三月のパンタシア/シド/高垣彩陽/CHiCO with HoneyWorks/戸松遥/TrySail/春奈るな/FLOW/LiSAと豪華な面々。
この日披露した楽曲はすべてアニメのテーマ曲。ステージ背景にはアニメ映像も映し出されており、終始アニメ作品とアニメソングのコラボレートを行っていたのも、このイベントの大きな特徴だ。
さらにシークレットゲストとして、雨宮天/EGOIST/T.M.Revolutionも登場。各日5時間強に渡る豪華なイベントになった2日間の中から、28日の模様をレポートする。
前編 ライブ前半戦の模様を公開
MUSIC THEATERは、休ませません!
LiSA
イベントのトップを飾り登場したのが、LiSA。幕開けから熱い声援が飛び交う場内。LiSAも挑発的な歌声で、「魔法科高校の劣等生」のOP『Rising Hope』を力強く歌いだした。彼女の熱く攻める姿勢に刺激され、場内に沸き起こった凄まじい絶叫。その声とシンクロするように、場内中を埋めつくした真っ赤なサイリウムが大きく揺れていた。
もっと勢いと熱狂を高めようと、LiSAは感情の内側から沸き上がる想いを高ぶらせるように「ソードアート・オンライン」のOP『crossing field』を歌いだした。彼女の背景には、つねにアニメ作品の名場面も歌とリンクするように映し出されている。LiSAは花道最前まで走り出し、満員の観客たちの熱気を少しでも身近に感じようとしていた。
疾走する「ニセコイ!」のOP『Rally Go Round』へ飛び乗り、パワフルな歌声を次々と放つLiSA。彼女の心拍数が上がるのとリンクするように、いや、それ以上に観客たちは最初から全力疾走で熱い声援をぶつけていた。熱気と熱狂のぶつけあい。最高に気分の上がるバトルじゃないか!!
「この日の全部をちゃんと目を見開いて心でキャッチしていけよ、いいかー!!」。 最後にLiSAは、「劇場版ソードアート・オンライン・オーディナル・スケール」の主題歌『Catch the Moment』をプレゼント。満員の観客たちの火照った気持ちを一つに束ね、次のアーティストへ熱したバトンを手渡した。
雨宮天
二番手を彩ったのは、シークレットゲストで登場した雨宮天。彼女は花道中央ステージから姿を現した。何もかもが嬉しい意外性だ。雨宮天が歌ったのは、「アカメが斬る』」のOP『Skyreach』。彼女は気持ちを熱く高ぶらせる楽曲を、凛々しく力強い歌声で届けてきた。一面蒼の光に染まる場内。まるで一瞬の隙に吹き荒れたハリケーンのように、雨宮天は魂を震わせる高揚を会場の中へ作り上げていった。
GARNiDELiA
凛々しくもシンフォニックな調べが場内を包みだした。GARNiDELiAの登場と同時に流れたのが「キルラキル」のOP『ambiguous』だ。ふたたび真っ赤なサイリウムが支配した場内。GARNiDELiAは雄々しきドラマ抱いた楽曲を、高揚した感情を染み渡らせながら朗々と歌い奏でてゆく。
「熱くイケますね」「いい声聞かせてくれますかー」と煽るメイリア。「手を伸ばして君に届くように」というメイリアの歌声と映像がシンクロ。「みんなの声を聞かせてー」の声を合図に、会場中の人たちが一斉に気持ちのリミッターを外した。GARNiDELiAが届けた「魔法科高生の劣等生」のOPであり、ドラマチックでハードシンフォニックな『grilletto』に合わせ、何より、気持ちを撃ち抜く熱い歌に触発され、満員の観客たちが舞台上へ熱狂をぶつけていた。
切なさを抱きながらも、沸き上がる気持ちを放たずにいれなかった。演奏が進むごとに歌声や演奏の熱が大きく膨れ上がってゆく。「クオリディア・コード」のED『約束-promise code-』に触れ、一緒に叫びを上げ続けたかった。大きく右手を振り上げ、GARNiDELiAの伝えた未来へ向かう強い意志をしっかり抱きしめていたかった。
ELISA
これまでの熱に満たされたステージングから趣を変えるように、白いドレスに身を包み、中央ステージからELISAが姿を現した。美しく、でも雄々しさを讃えた歌声を場内中へ染み渡らせるよう、彼女は「革命機ヴァルヴレイブ」のED『REALISM』を歌いだした。オペラヴォイスも巧みに駆使し、ELISAは会場を幻想浪漫な世界へ塗り変えてゆく。何時しか場内には宇宙のように蒼いサイリウムの海が広がっていた。なんて心を釘付けにする美しい光景だ。
幻想的な?!...麗しい微睡みの世界で漂うように、「楽園追放-Expelled from Paradise~」の主題歌『EONIAN-イオニアン-』が流れだした。優しい音色が折り重なる五線譜の上で、ELISAは言葉を一つ一つ噛みしめつつ歌いかけてゆく。サビで広がった美しい高揚。彼女の歌声は癒すだけではない。触れた人たちの心に暖かな光を注ぎ、前へ進む小さな勇気をチャージしてくれた。
高垣彩陽
爽やかな歌声を伸びやかに響かせ舞台に姿を現したのが、声優アーティストの高垣彩陽。彼女は、「世紀末オカルト学院」のED『君がいる場所』を、一つ一つ想いを歌声に乗せ、みずから心で噛みしめながら届けてくれた。その歌声には、側で寄り添うような温かさが滲み出ていた。
「アニメのシーンを背負って大画面の前で歌えることに感謝の気持ちでいっぱいです」。続いて、「戦姫絶唱シンフォギアGX」のED『Rebirth-day』を歌唱。冒頭から力強い歌声を持って、彼女は沸き上がる気持ちのままに想いをぶつけてきた。その歌声や演奏に触発され、感情が一気に熱を持って膨らみだした。この興奮を高垣彩陽と共に共有し、ともに絶唱しないことには、火照った感情を抑えるなんて不可能だ。何時しか誰もが、絶叫と熱狂の交響曲の中へ嬉しく溺れていた。
さユり
印象深いアニメの映像が次々と映し出されてゆく。禁断の世界へ何処までも堕ちていきそうだ。一転、アコギを爪弾きながらさユりが歌いだしたのが、「ゲスの本懐」のED『平行線』。揺れ動く感情、痛いほど剥きだしの裸の気持ちのままに彼女は歌いかけた。いや、想いを吐き出していたと言ったほうが正しいか。ここにいるよとみずからの存在を主張するように、さユりの歌は生を謳歌していた。
「上手くいかない日々でも、それでも前に進みたいと思えるように。あなたへ祈りを込めて歌います」。さユりが歌ったのは、「乱歩奇譚 Gsmr of Laplace」のED『ミカヅキ』。けっして派手な楽曲ではない。彼女は気持ちの断片を、歌声を介して次々切り取っては会場中へ投げ入れてきた。誰もがさユりの歌う姿を凝視し、その姿から目を、心を離せずにいた。
三月のパンタシア
キラキラと眩しい青春の輝きを放つ「キズナイーバー」の映像を受け、三月のパンタシアのライブは幕を開けた。シルエット姿のままに歌う、みあ。爽やかな、いや、どこか切なさを漂わせながらも弾む気持ちを抑えられないように、「キズナイーバー」のED『はじまりの速度』を彼女は歌いかけてきた。大勢の人たちがこの歌を介し、甘酸っぱくも眩しい青春の風景を味わっていた気がする。
胸をキュンとくすぐるように、どこかロマンチックな香りも漂わせ三月のパンタシアが歌いだしたのが、「亜人ちゃんは語りたい」のED『フェアリーテイル』。未来を照らす小さな光が、歌が進むにつれどんどんキラキラと輝きを増してゆき、会場はほんのりとした温かい空気に包まれた。
SawanoHiroyuki[nZk]
場内の空気はふたたび色を変えてゆく。「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」を彩った場面の数々が流れる中、切々とピアノの音色が響き渡る。一瞬のブレイク。重厚な音が轟くと同時に、演奏は「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」のOP『Into the Sky』へ。SawanoHiroyuki[nZk]はヴォーカリトにTielleを引き連れ、荘厳な音と麗美な歌声を絡め、重厚な歌絵巻を会場の中に描き出していった。
荘厳かつ幻想浪漫な世界は、「アルドノア・ゼロ」のOP『aLIEz』へ受け繋がれてゆく。mizukiのヴォーカルを先導に、果てのない壮大な物語を一篇一篇読み進めるようにSawanoHiroyuki[nZk]が音を紡いでゆく。満員の観客たちは、彼らの描く物語に共に寄り添いながら尽きない旅を続けていた。
ヴォーカリストにGemieとTielleを迎え、SawanoHiroyuki[nZk]は最後に「Re:CREATORS」のOP『gravityWall』を届けてくれた。まるで異世界へ導くように、2人の歌い手が荘厳シンフォニックな音の上で、観客を桃源郷へ誘いだした。2人の歌姫が誘う道へ共に歩を進めながら、しばし現実を忘れた世界で、誰もが物語を彩るキャストの一員となり楽しんでいた。
戸松遥
「ソードアート・オンラインⅡ」の映像とシンクロする形で、声優アーティストの戸松遥が届けたのが『courage』だ。秘めた力を、沸き上がる想いを、少しずつ放熱するように、彼女は爆発寸前の気持ちのストッパーを一緒に壊そうと歌いかけてきた。次第に高まる熱。何時しか大勢の人たちの気持ちの留め金が壊れ、場内はオレンジの海に染め上げられていた。その歌声は、確かに熱と光を放っていた。
「熱い空気が伝わってきています。今日だからこそできる映像と音楽の楽しさを、みなさんと共有できたらなと思っています」。場内に一気に眩しい輝きと爽快な風が吹き出した。戸松遥は「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」のED『Girls,Be Ambitious.』を、軽快にステップを踏みながら力強く歌いだした。爽やかさ満載の歌声に刺激され、彼女と一緒に軽やかに舞い踊る気持ちで、誰もが熱した想いを舞台上へぶつけていた。
最後は「となりの怪物くん」のOP『Q&Aリサイタル!』。彼女の純度100%にキラキラ輝く姿に想いを寄り添え、会場中の人たちが絶叫にも似た声で戸松遥に歌のエールを贈ってゆく。場内中の人たちが心を一つに、一緒に楽しく熱狂のデートをしているようだった。
FLOW
演奏が流れたとたん、何かが始まるワクワクとした予感がした。その期待に応えるように、FLOWは「交響詩篇エウレカセブン」のOP『DAYS』を歌いだした。爽やかな風を受け、KOHSHIとKEIGOの歌声が場内を駆け巡ってゆく。歌の風をつかむように、満員の観客たちも2人へ歌声を寄り添わせていた。どんどん身体中の熱が膨れ上がってゆく、そんな感覚だ。
「MUSIC THEATERは休ませません、それがソニーのやりかたなんです。全員でイクとこまでイッちゃおうぜ」。熱した勢いを加速させるように飛び出したのが、「コードギアス 反逆のルルーシュ R2」のOP『WORLD END』。立て続けの神ナンバーの攻撃に、高ぶる興奮を舞台上へぶつけずにいれなかった。FLOWと一緒に魂を震わせるアニソンを絶唱しなきゃ、ここに居る意味がない。何時しか場内は真っ赤なサイリウムで埋め尽くされていた。それが今の自分たちの魂の色なんだと叫ぶように...。
「まだまだ飛べるかー!!」、巨大な会場が振動で大きく揺れだした。その理由も納得だ、飛び出したのが「NARUTO-ナルト-」のOP『GO!!!』。FLOW流のシンガロングナンバーに合わせ、誰もが共に「FIGHTING DREAMER」と雄叫びを上げ、その場で跳ね続けていた。間奏では、場内中の人たちと一緒に大きなウェーブを作り出す場面も。何度も何度も繰り返される「FIGHTING DREAMER」の掛け合い。まるでライブのクライマックスにも似た風景が、そこには描き出されていた。
「ここにいる全員で一つになろうぜ」、一体化した熱気を受け継ぎながら、FLOWは最後に「テイルズ・オブ・ゼスティリア・ザ・クロス」のOP『風ノ唄』を演奏。とても凛々しく勇壮な楽曲だ。「オーオーオー」と高ぶる声が会場中から沸き上がる。これまでの熱狂を抱きしめながら、その熱を一緒に場内中へ吹かせようと、魂を震わせる勇壮な『風ノ唄』をFLOWは突き付けた。アニソンが持つ魂と魂を瞬時に繋ぎ、理性も感情も国境も性別も超えてゆく楽しさを、彼らのライブを通し改めて感じた。それをFLOWが、このイベントが教えてくれた。
前半部は終了。わずかの休憩を挟み、熱狂のバトンは後半へ受け継がれていった。
いかがでしたでしょうか?
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