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ATM手数料はなぜかかる?

みなさん、こんにちは。
決済事業部です。

今年も残すところ、あとわずかとなってきました。
冬のボーナスも増加が予測され、年の瀬に一息ついたかたも多いと思います。
一方で、みなさんが銀行と最も多くお付き合いする場面であろうATM利用の手数料については、コンビニ利用分の有料化、また消費税対応による値上げ発表の話題が相次ぎ、みなさんのお財布に木枯らしを吹きかけています。

銀行のお客さまが抱く疑問のなかでも多いのが、「そもそも、なんでATM手数料なんか払わなきゃいけないの?」ではないでしょうか。
お客さまからすれば、それは一番気になるところだと思います。

でも、答えはとてもシンプルなものです。

たとえばATMは大きな機械です。ですから機械本体の費用に加え、機械を設置するための設置費、設置する店舗においては賃料などの不動産費、電気代、警備員の巡回費用、現金の補充にかかる人件費など、いろいろ費用がかかります。
そういうさまざまなプロセスを経て、「お客さまに対して必要なときに現金を供給できる」という状態を作り出していること、その状態こそが銀行が提供させていただいている付加価値と考えています。
そして、そのサービスを維持するための対価として手数料を頂戴しているのです。

もっとも、それでも「そうは言ったって、銀行は金利も低いし、かかった費用は銀行側の事情じゃないか。」と思うお客さまはいらっしゃるでしょう。

ただ、お金を銀行に預けずに自宅に保管していた場合、空き巣に盗られる可能性も否定できません。けれども、銀行に預けておけば盗られることはありません。つまり防犯機能もあるわけです。
とはいえおっしゃる通り、おそらく多くのかたはATMの手数料にストレスを感じているはず。「自分のお金を引き出すのに、手数料を取るなんて!」という気持ちがあるのは、むしろ普通だと思います。

そこでソニー銀行は、ATM出金手数料を月4回までは無料(さらに、セブン銀行ATMを利用した出金手数料、およびすべての提携コンビニATM・銀行ATMを利用したソニー銀行宛ATM入金手数料は何度でも無料)にしています。

たとえば、ATM手数料が1回105円(税込)だとして、月4回利用されるのであれば、年間では、105円×4回×12回 = 5,040円。
消費税値上げ後では108円×4回×12回 = 5,184円となります。
この状態がずっと続くとして、10年間で51,840円です。
決して小さい金額ではありません。

この機会に、ATM利用手数料を見直して、すっきりとした気持ちでお正月を迎えるのもありかもしれませんね。

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