こんにちは。ソニー銀行のモトヤスです。
前回の鳥取・妖怪神社編に続き、今回は秋田・男鹿半島をご紹介いたします。
バイクをトコトコ走らせて、北へ北へ。
秋田市から日本海に沿って男鹿へ向かっていると、近未来的デザインながらどことなくレトロチック、スチームパンク的な建物が見えてきます。銀色に輝くこのドームが、秋田市立体育館(愛称:CANアリーナ★あきた)。
カッコええ~!
さて、いよいよ目的地の男鹿半島入り。
男鹿半島といえば、なんと言っても「なまはげ」です。
「泣ぐ子はいねがー!?悪い子はいねがー!?」
...こんなのが唐突に家に現われようものなら、チビッ子は号泣必至!
そしてなまはげに叱られることのないよう、良い子に育つこと必至です。
僕も子供の頃は随分と母親に叱られたものですが、我が母親の叱り方は重箱の隅をつつくような小言をネチネチネチネチ伝統芸能のようにエンドレスで繰り返す、緩急のない単調な攻めが主体。
僕もなまはげに「ギャー!!!」と大号泣させられるなどパンチの効いた体験をしていれば、もう少し真面目な人間に育っていたかもしれません。
さて、男鹿半島はライダー垂涎のツーリングスポットとしても人気ですが、実際に走ってみると至極納得。
まず複雑な海岸線ゆえの曲がりくねったコーナーあり、適度なアップダウンありで、爽快感満点です。
そして、なんと言っても景観の素晴らしさ。
スマートフォンで撮影した写真ばかりなので実際の美しさをお伝えできなくて残念ですが、とにかくどこを走っても絶景・絶景・また絶景!この時ほど本格的高級カメラを持っていないことを後悔したことはありません!
温泉郷や水族館などお楽しみスポットの多い男鹿ですが、僕が一番楽しみにしていたのはここ。
ズバリ、入道埼灯台(にゅうどうさきとうだい)です。
たかが灯台と侮るなかれ。
日本に灯台は数あれど、その内部が一般公開されていて、誰でも登って良い「参観灯台」は全国にたった16個しかありません。
今回訪れた入道埼灯台はそれら16個の灯台のうち、もっとも北にある灯台。
現在建っているのは終戦後に改築された2代目ですが、初代灯台が初点灯したのはなんと1898(明治31)年!
19世紀の昔からこの地で海の安全を守り続けてきたことを思うと、歴史ロマンを感じずにはいられません。
内部は螺旋状の階段となっており、登りきると約30メートルの高さから外を見下ろせます。
これまた絶景!
見て良し、走って良し、そのうえ海の幸が美味な男鹿半島。
僕の強力おすすめスポットですが、お出かけの際はどうぞカメラをお忘れなく!