預金にもいろいろな種類があります。なかでも外貨預金について聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。ひとことでいうと円を外貨に両替しての預金です。いま、外貨を持っていなくても銀行口座内の円を外貨に替えることで外貨預金を始めることができます。
知っておきたい外貨預金のメリット
大切なお金をどう守ってどう増やすか。外貨預金のメリットはいくつかあります。ひとつは円普通預金より金利が高い(場合が多い)こと。為替レートの値動きによっては利益が生じること(逆に差損が生じる場合もあります)。さらに、日本国内の物価上昇による円資産の目減りリスク回避ができることです。つまり、外貨預金は積極的に金利や為替差益で利益を得ることができたり、自分のお金を守るためにある種の保険をかけることができるのです。
外貨預金は金利が高い
外貨預金の始めかたは簡単。どの国の通貨で預金をするか決めたら、その通貨を取り扱っている銀行で口座を開設するだけです。外貨預金初心者が取引する通貨は、情報量の多い米ドルが多いようです。ソニー銀行の場合、円普通預金金利は0.001%、米ドルの外貨普通預金金利は0.1%(2016年11月30日現在)で、米ドルの金利のほうが高いです。
外貨預金は為替による利益が出る場合がある
外貨預金を始めるにあたり抑えておきたいのが為替レートと円高、円安。念のためおさらいですが、1ドル=100円から、1ドル=90円のように円の数字が小さくなると円の価値が高くなることになるので円高。反対に1ドル=100円から、1ドル=110円のように円の数字が大きくなれば円の価値が下がることになるので円安です。外貨預金はこの為替レートの値動きによって得をしたり、損したりすることがあるのです。
例えば、
1ドル=100円のときに、100ドル=10,000円で購入して、
1ドル=110円のときに、100ドル=11,000円で売却すれば1,000円の為替差益がでます。
反対に、
1ドル=100円のときに、100ドル=10,000円で購入して、
1ドル=90円のときに、100ドル=9,000円で売却すれば、1,000円の為替差損がでてしまいます。
ここでは簡単に考えるために、いずれの場合も手数料、税金等は考慮していませんが、これが外貨預金の大きな特徴のひとつです。
外貨預金でリスク管理ができる
外貨預金をする人は、万が一のことがあって円の価値が暴落したときのことを考えている人もいます。円預金だけでは保有する資産の価値が大きく減じてしまうことに対抗する賢い資産運用手段のひとつといってもいいでしょう。ネットバンクはとりわけ金利が高めで、かつ為替の交換手数料が低めなので、もし興味があるという場合は各社のWEBサイトをチェックされることをお勧めします。
しっかりと考えてから始めよう
しかし、大事なのは焦って始めない、無条件に儲かるとは思わない、ということです。外貨預金は金利が高いですが、前述のとおり為替変動(円高や円安)による為替差損益が出ます。外貨を買ったときと売るときの為替相場によっては、最終的に円に戻す際に利益が大きくなるときとそうでないときがあります。それに加えて、円を外貨に替えるときに、為替コストがかかります。円から外貨を買うとき、外貨を売って円に買い戻すとき、それぞれ為替コストと呼ばれる所定の手数料がかかるのです。為替コストは金融機関ごと、通貨ごとに異なります。
円高の時に買って円安のときに売れればベストです。タイミングをみはからうように少々頭を使いながら外貨預金とつきあって資産運用をしてみてはいかがでしょうか。
外貨デビューするなら知っておきたいソニー銀行の外貨預金について
全12通貨のラインナップ
ソニー銀行の取り扱い通貨のラインナップは全部で12通貨。米ドル、ユーロ、豪ドルはもちろん新興国までカバーしています。
業界最低水準の為替コスト
ソニー銀行の為替コストは、米ドルの場合1ドル当たり15銭と、業界最低水準。外貨の売買による為替差益が得られやすいのも魅力です。
原則24時間いつでも取引可能
市場レートは24時間変動しています。ソニー銀行の外貨預金は、ネット銀行のメリットを活かして原則24時間いつでも取引可能。スマートフォンからもお取り引きができます。
500円から可能な外貨積立
初心者にも安心なワンコインで始められる外貨積立購入。通貨や金額、積み立て頻度は自在に設定できます。
貯めた外貨を海外でそのまま使える
ソニー銀行が発行している11通貨対応デビットカード「Sony Bank WALLET」を持っていれば、預けている外貨を海外旅行先のATMで出金して使うことも可能です。(対象通貨の場合)
初めての事は誰でも不安に思うものですが、ソニー銀行は、初心者にも安心な自由度の高い外貨預金サービスを提供しています。ソニー銀行の外貨預金で外貨デビューしてみてはいかがでしょう。