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スプリング・クリーニング 欧米では一般的な春の大掃除

スプリング・クリーニングという言葉をご存知でしょうか?日本では大掃除といえば年末ですが、欧米ではこんな言葉があるように春にまとめて掃除をするのが一般的だそうです。私たち日本人には新しい年を迎えるにあたってすべてをリフレッシュしたい、という気持ちが強いのですが、年末の大掃除っていろいろと大変ですよね。

見直してみたい年末の大掃除

いうまでもないことですが、年末はとにかく忙しいですよね。

クリスマスが終わったらすぐにお正月の準備が始まりますが、年末は仕事がバタバタするし、仕事納めをしたら帰省して実家に戻る人もいるでしょう。それに年賀状を書くのも大変ですね。

そんな忙しい時期の大掃除です。

本当ならじっくりと取り組んで、すみずみまできれいにしたい、そんな思いを持ちながらも毎年適当に終わらせてしまっている皆さんもいるのではないでしょうか?

寒い時期の掃除というのもツライですね。窓を開けての掃除は寒いし、水も冷たい。様々な用事と重なってなかなか集中できないことも多いでしょう。

というわけで、ぜひおすすめしたいのがスプリング・クリーニングです。ぽかぽかとした春の日にやる大掃除。なんだかいいイメージが浮かんできませんか?

スプリング・クリーニングでスタートの春を気持ちよく!

日本でも春に大掃除をする家は、徐々にではありますが増えてきているようです。断捨離を筆頭に、掃除をテーマにしたいろいろなハウツー本が出されて、ネットなどでもお掃除改革が話題になっています。そんな中でデメリットがいくつか指摘されている年末の大掃除。理由は先に述べたとおりです。

大掃除を年末から春先に変えるにはちょっとだけ意識ややり方を変えてみることが必要です。まず、年末の大掃除は最低限のことだけする、と決めて本当に気になるところだけをお掃除しましょう。

あとは、春こそ1年の始まりだと意識することです。実際、日本では進学や進級、そして就職も4月からです。習いごとも4月開始の講座が目立ちます。いろいろなことを春から気持ちよくスタートさせるための気分一新の大掃除、それがスプリング・クリーニングだと考えればやる気も違ってくるはずです。

春の大掃除、3つのメリット

さて、このスプリング・クリーニングですが、いろいろなメリットがあります。

気候がいいので気持ちよくできる。

これから日本でも気温が上がってきて気持ちのいい季節を迎えます。その中でも特に暖かな日を選んでお掃除をしましょう。急ぐ必要は少しもありません。のんびりしっかり、春の旅行プランでも練りながら楽しみながらやれるといいですね。

春の方が汚れが落ちやすく効率がいい。

気温が低い真冬は汚れも落ちにくい季節です。特にキッチンの油汚れにとって寒さは大敵。時間が経つにつれて酸化し固まっていく汚れは、気温が下がるとさらに固まり、落ちにくくなってしまいます。これは浴室の水あか、石けんのカスなども同じこと。暖かくなればなるほど、汚れがゆるんでくるので、簡単にきれいにすることができるのです。

部屋の整理や模様替えと一緒にできる。

新生活が始まる春は、押入れやクローゼットの中の整理や模様替えの季節でもあります。そのタイミングに合わせて大掃除をすればまさに一石二鳥。押し入れなどをすみずみまできれいにしておけば、梅雨時の湿気対策としても効果的です。

春だから特に力を入れたい窓と水回り

さて、春の大掃除で特に力を入れたい場所が2ヵ所あります。まずは、窓ガラスとサッシです。春先には黄砂、そして花粉が飛んでくるので、どうしてもホコリっぽくなりがち。これを放っておくのは気持ちが悪いですね。窓ガラスの掃除は春でも曇りの日がおすすめです。窓や網戸などの汚れが見えやすく、しかも湿気を含むことで汚れが落としやすくなるからです。こまかいブラシなどでしっかりホコリを除いたあとで拭き掃除をしましょう。

もう1ヵ所は水回りです。キッチンシンクや洗面、浴室の汚れを落とすにはこれからのあたたかくなる時期が一番。すみずみまでていねいに時間をかけてきれいにしてください。あとは、ひと冬使ったエアコンの掃除をするのもこの時期が一番のタイミングです。

春のやさしい光の中でこそ家は光り輝きます。新しい生活のスタートに合わせてのスプリング・クリーニング。家も心もリフレッシュして次のステージへ。あなたの家でも早速採り入れてみてはいかがでしょうか。

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