４月から人生の新しいステージに立つ新入社員の皆さん、新生活でのお金の使い方や貯め方に不安を持っていませんか？お金の管理がしっかりできてこそ本物の社会人。ここではこれからの人生が変わる効果的なお金の貯め方を紹介します。しっかり読んで実行すれば同期の仲間とスタートから大きな差がつきますよ。
今、貯金を始めることでこれからの人生が変わる
入社してからの10年、実はこの10年が「人生のベースになるお金」を貯めるいちばん大切な時期だと言われています。10年コツコツと貯金したあなたと自由気ままにお金を使った同期、10年経てば驚くほど差がついてしまいます。それだけではありません、この20代の貯金はあなたのその後の人生も大きく左右することになるのです。
お金はある程度貯まってくるとそれを「どう活用するか」を自然と考えるようになります。独立したい、親の店を継いで新しいことを始めたいなど最初から夢がある人はその実現のために使えばいいのですが、特に大きな夢がない人もその使いみちを考えることで新たな夢が生まれ、未来への設計図を描けるようになります。
ではどのくらいの額を目標にすればいいのでしょう？初任給をもらったらやって欲しいことがあります。
給与明細をチェックする
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税金などどんな項目が引かれているかを確認する
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手取りの金額を知る
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その中から家賃、食費など生活費を引く
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残ったお金から交遊費などのめやすを決める
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貯金に回せる額を決定する
さて、肝心の貯金額ですが、まずは手取りの10％を目標にしましょう。実家暮らしの人とアパートなどで暮らす人ではそれだけで使える額に大きな差が出てきますが、まずは10％。いや、まだまだ大丈夫、という人はもちろん上乗せ可能です。
貯金の額を決めたなら、毎月一定の金額を普通預金から預け入れる「積み立て定期預金」を活用するのがいいと思います。ボーナス時の増額も可能ですから、１年間でどれぐらい貯まるのか予想が立てやすくなります。
さらに、投資などを考える人もいると思いますが、そんなあなたには「メンター」を見つけるといいかもしれません。メンターというのは、あなたにとっての良き指導者、助言者のことです。例えば会社の上司や先輩、趣味の仲間など、信頼できる人を見つけておくと今後何か起こった時も安心できます。そういう人の中には人生のプランをしっかり立てて、投資などお金について一家言ある人が必ずいるので、ぜひ相談してみてください。自分の考えにはないものを教えてくれ、視野が広がるきっかけになるかもしれません。
ムダ使いを減らすためにぜひチェックしたいこと
これからはたくさん貯金をしたい、と考えているならばまずはムダをなくすことを考えましょう。小さなムダも年単位で考えると大きな「損失」になってしまいます。ご紹介する５つのポイント、あなたなりのチェックをしてみてください。
手数料や年会費は要チェック！
銀行などのATM手数料や振込手数料、クレジットカードの年会費、当たり前のように払っていませんか？銀行やカードを変えたり、条件を満たすようにすれば手数料ゼロも可能ですよ。
キケンです！「ついついコンビニ」
帰宅の途中についついコンビニに寄ってしまう。そして、買わなくてもいいお菓子や雑貨をついつい買ってしまう。この「ついつい」、年間を通せばけっこうな額になるはず。要注意です！
意外と大きいポイントの力
最近では公共料金や税金の支払いにもポイントが付くようになりました。自分のライフスタイルを考えて、一番貯まりやすいものを選びましょう。ポイントの力、あなどるなかれ！
デジタル関係はぜひ見直しを
スマホや携帯の利用料、プロバイダー料金、アプリやゲームの費用など、最近ではデジタル関連の出費がばかになりませんね。生活が変わる今、しっかりと見直しましょう。
図書館も上手に利用
仕事のための勉強の本は経費で落とせる場合もあります。それ以外の本は図書館の活用も考えましょう。読んでみてぜひ手元に置いておきたいものだけを買うようにするといいですね。
その他、オークションやチケットショップを使うことで、得することはいろいろ。積極的に活用しましょう。
自己投資と貯金は車の両輪
今まで貯金、貯金といってきましたが20代は自分に投資することも忘れはいけません。そのためのお金はあらかじめ別にしておきましょう。
さて、自己投資といっても様々です。
◯ジム通い ◯ファッション ◯読書 ◯映画 ◯音楽 ◯美術館
◯演劇 ◯語学 ◯資格習得 ◯講演会 ◯サプリメントetc.
大切なのは「あなたの将来に役立ち、その価値を高めるために使うのが自己投資」だということです。いくらお金が貯まってもあなた自身に魅力がなければ、次のステップに進むことはできません。つまり貯金と自己投資は車の両輪みたいなものなのです。そのバランスを上手にとること、それが社会人になるあなたにとっていちばん大切なことなのかもしれません。
