こんにちは、サオリンです。投資型クラウドファンディング「Sony Bank GATE（ソニーバンク・ゲート）」をリリースした2017年8月８日（火）、「ソニー銀行 CONSULTING PLAZA」（GINZA PLACE 8階）にて記者発表会を開催しました。
Sony Bank GATEのサービス紹介、第1号案件の紹介がありました。当日はたくさんのメディア関係の方々に出席いただき、取材や動画撮影もありました。当日発表した内容を抜粋してレポートします！
※上の写真は、ソニー銀行の登壇メンバー。左から、執行役員 新規事業企画部長 田中浩司、代表取締役社長 住本雄一郎、新規事業企画部 副部長 中路宏志。
挑戦企業の「金融面で事業をサポートして欲しい」、投資家の「自分が共感できるベンチャー企業向け投資をしてみたい」という二つの想いを結びつけたいと考えたのが『Sony Bank GATE』構想の始まりでした。
挑戦企業の成長を通して「日本経済の活性化と発展に貢献する」という想いで、『Sony Bank GATE』をはじめます。
「Sony Bank GATE」は、「顔の見える新しい形の資産運用 × 挑戦企業への共感・応援」というコンセプトに基づき、挑戦企業を応援する投資型クラウドファンディングを個人のお客さまの新たな資産運用の選択肢として提供してまいります。
（登壇：ソニー銀行 代表取締役社長 住本雄一郎）
Sony Bank GATE に込めた意味
"GATE"に込められた意味は、新しいプロジェクトへの挑戦に必要な「資金調達ニーズ」とプロジェクトを応援・共感する支援者の「資産運用ニーズ」をつなぐ登竜門です。
新しい挑戦であるプロジェクトの出発点であり、挑戦企業の成長を支援するサービスを通して、"挑戦者を応援する文化を創り出す"事に貢献し、世の中を変える企業を社会に送り出します。
投資家から見た Sony Bank GATE
通常の銀行への預金預け入れにおいては、その資金が向かう先を目にすることはできませんが、投資型クラウドファンディングでは、挑戦企業の経営者の想いを聴いたり応援コメントを発信したりできるので「顔の見える」資産運用ができることが最大の特徴です。
（登壇：ソニー銀行 執行役員 新規事業企画部長 田中浩司）
挑戦企業から見た Sony Bank GATE
Sony Bank GATE の挑戦企業第1号である、リンクジャパン 代表取締役 河千泰進一さんに登壇いただきました。
第1号ファンド「進化したスマートホームIoTデバイスeRemote pro事業化ファンド」は、募集初日に目標募集金額を達成しました。2017年8月14日（月）現在、お申し込みはキャンセル待ち（一時停止）のステータスです。
Sony Bank GATE で資金調達しようとした理由
融資、ベンチャーキャピタルではなく、投資型クラウドファンディングにした理由は、上場ありきでなく利用できるため、スムーズな資金調達が可能なことです。また、Sony Bank GATE 上で事業内容を知っていただくことで、マーケティング効果があることや、銀行が運営するプラットフォームへの信頼の高さもポイントになりました。
（登壇：株式会社リンクジャパン 代表取締役 河千泰進一さん）
挑戦企業から見た Sony Bank GATE の課題
まず一つ目が思っていたよりも手続きが多いことです。二つ目は、資金調達までの時間がかかることです。財務状況を見直すよい機会にもなりましたが、これらの課題が改善されると、挑戦企業は助かると思いました。
（登壇：株式会社リンクジャパン 代表取締役 河千泰進一さん）
こちらのご意見に関して、ソニー銀行としては、購入型クラウドファンディングと違い、金融商品として投資家保護の観点から必要である手続きを実施していることですが、第１号で不慣れだったこともあり、今後改善していきたいと考えています。
（登壇：ソニー銀行 新規事業企画部 副部長 中路宏志）
展示で見る Sony Bank GATE
挑戦企業 株式会社リンクジャパン 代表取締役 河千泰進一さん
「進化したスマートホームIoTデバイスeRemote pro」エアコンでのデモンストレーション
Sony Bank GATE をイメージして描いていただいたイラスト
Paint Creator minami 画家/創作活動家 柴田みなみさん
さて、Sony Bank GATE は、記者発表会を終え、第1号ファンドは申し込み開始日に即日で目標金額を達成しました。今後の応援もよろしくお願いいたします！
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