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海外旅行の外貨両替は怖くない!安全でおトクな両替方法をご紹介

海外旅行に慣れていないと、外国の通貨やお金の事情など知らないことが多くて少し心配になることもありますよね。
外貨への両替はどうすればいいの?とか、日本と現地で両替手数料が安いのはどっちなのか?など、悩む人もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、海外旅行時の両替の基礎知識から、事前に知って得する両替方法までお伝えします。いざという時に現地で困らないために、外貨両替について一緒に確認していきましょう。

目次

  1. 海外旅行で両替をする前に知っておきたい基礎知識
  2. 外貨両替はどこでできる?
  3. オススメの現金入手方法はコレ!

1. 海外旅行で両替をする前に知っておきたい基礎知識


1.1. 外貨両替には2種類のレートがある
両替所で見かける表示"TTB"や"TTS"は、Telegraphic Transfer Buying rate(電信為替買相場)、Telegraphic Transfer Selling rate(電信為替売相場)の略で、いわゆる「購入レート」と「売却レート」と呼ばれるものです。円から現地通貨に両替する場合はTTSのレートが適用されます。

  • 購入レート(TTB)とは

    海外旅行で使ったドルを余らせてしまったので、日本円に換えたい場合に、このレートが適用されます。両替所が顧客から外貨を買い取る際のレートを指し、両替所へ外貨を売る際のレートを言います。

  • 売却レート(TTS)とは

    海外旅行へ行くので、日本円を外貨に換えたい場合に、このレートが適用されます。両替所が顧客へ外貨を売る際のレートを指し、両替所から外貨を買う際のレートを言います。

1.2. 両替にかかる「手数料」の違い

為替レートの確認も大切ですが、外貨を両替する際は、両替手数料がかかります。この手数料は、両替をする場所によって課金方法が異なるので、手数料を確認しておトクに両替をしましょう。

  • 従量方式(定額制)

    「1回の両替当たりの手数料」が決まっている定額制です。この額は、国や両替所によりさまざまですが、両替する金額が大きいほど手数料はおトクになります。

  • 従価方式

    「両替金額の何%」と全体に対する割合で手数料が計算される方式です。両替金額が大きくなると比率に応じて手数料が高くなるため、少額の両替におトクな手数料です。

2. 外貨両替はどこでできる?

2.1. 国内の両替所
日本国内で外貨両替ができる場所には、銀行、郵便局、空港、金券ショップ、旅行代理店などがあります。国内の両替所の場合、レートや手数料の差は大きくないため、利便性や好みで決めても良いでしょう。しかし、少しでもおトクに両替をするために、いくつかの両替所を比較してみても良いかもしれません。

2.2. 国内両替がおすすめの通貨
世界的に見て、日本円よりもよく買われている米ドルやユーロは、日本国内で両替をする方が為替レートは有利になります。一方、それ以外の外貨は現地で両替をした方が、有利であるというのが一般的です。行先によって両替する場所を上手に使い分けましょう。

2.3. 海外の両替所と注意点
旅行先で両替ができる場所には、日本と同様に、銀行、空港、ホテル、旅行代理店などがありますが、東南アジアや南米のように街の両替所が多く存在する地域もあります。海外で両替する際に共通して注意しなければならない点があります。

  • 空港、銀行、ホテルは安心だけど手数料が高い

    各国で共通しているのは、空港や銀行、大手のホテルは、安心して両替が出来ます。ただし手数料はやや高めの傾向なので注意しましょう。

  • 街の両替所は信用できるか要確認

    海外では、日本に比べ両替所をよく見かけます。「手数料無料」というサインが出ている両替所につられないようにしましょう。いざ両替をしてみたら、手数料は無料でも、レートが極端に悪くて損をしてしまうこともあるので、注意が必要です。

2.4. 両替以外の現金入手方法
海外旅行では、両替以外に現地通貨を手に入れる方法があります。例えばクレジットカードのキャッシングや国際キャッシュカードを利用して、現地のATMで現金を引き出すことができます。

銀行が発行するデビットカードを外貨預金口座と連動すると、海外で利用する場合、為替手数料が通常より割安、または無料になる場合があります。 カードの特徴を事前に調べて賢く利用すれば、海外でおトクにお金を使うことができそうです。
外貨預金口座と連動したデビットカードはこちら

3. オススメの現金入手方法はコレ!

両替に関するさまざまな要因を考慮すると、海外旅行には、以下のような対策をお勧めします。

3.1. 必要最低限の現金を両替する
海外旅行で両替した外貨を現金で余らせてしまい、再度日本円へ換金する場合、両替手数料が2回になります。手数料を多く払わないためにも、両替は控えめにして、最低限の現金を準備しておくようにしましょう。
また、海外では、日本の治安と異なる地域もあります。特に観光客を狙ったトラブルを避けるためにも、多額の現金を持ち歩くことはオススメしません。

3.2. クレジットカードやデビットカードを上手に利用しよう!
クレジットカードを利用した現地ATMでのキャッシングや、銀行が発行するデビットカードを利用した外貨預金口座からの引き出しの方が、両替よりもお得に現金化できる場合が多いので、事前に現地ATMの利用方法や手数料などを調べておくとよいでしょう。

3.3. 日本の銀行で外貨預金口座を持てば両替いらずでおトク!
海外旅行で両替の時間や手数料を節約したい時には、外貨預金口座を作るのもオススメの方法です。

  • 外貨預金口座と連動したデビットカードや国際キャッシュカードを作っておくと、旅行先で利用する際に、為替手数料が通常より割安、または無料になる場合もあるのでおすすめです。

  • 銀行の外貨預金口座に預金した外貨を、旅行先で引き出してそのまま利用できれば、両替の必要がありません。

  • 為替レートが有利な時に口座への預金をしておけば、旅行時のレートに影響されることなくおトクにショッピングが楽しめます。

その他にも、海外旅行と外貨預金口座のおトクな関係はまだあります。
日本の銀行で外貨預金口座をつくるには?
外貨預金口座と連動したデビットカードで、海外旅行をおトクに楽しむには?
気になるかたは、こちらの情報もチェックしてみてください。

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