こんにちは。今回は、ファイナンシャルプランナーの徳田陽太さんに、海外旅行のお金の使い方について解説していただきます。
海外旅行時のお金の使い方といえば、現金かクレジットカード。そのようにお考えのかたも多いのではないのでしょうか。実は、この他にも外貨決済が便利になる方法があるのです。ここからは、海外における代表的な資金の利用方法のメリットとデメリット、また、今おすすめの新たな外貨利用法について情報をシェアできればと思います。
現金とクレジットカードはもう時代遅れ?
海外旅行時には、基本的に現金かクレジットカードが使われることが一般的です。読者の皆さまのほとんどがこの両者に頼っているのではないでしょうか。従来の外貨利用方法では、少なからずデメリットも存在します。まずは、現金とクレジットカードのメリットとデメリットを詳しく確認してみましょう。
現金利用におけるメリット・デメリット
現金利用における最大のメリットは、どんなお店でも使えることです。デリのような地元の飲食店から高級ホテルのラウンジまで、至るところで利用することができます。
また、海外はチップの文化を持つ国が非常に多いと言えます。クレジットカードでチップの支払いができますが、現金での支払いの方がスムーズなケースもあります。このように、現金の利便性は使い勝手の良さにありました。
しかし、そのトレンドも時代とともに変わりつつあります。今や先進国における現金文化は日本のみ。海外では積極的に電子決済が利用されています。Apple PayやAlipay、WeChat Pay等、アメリカ、中国のみならず全世界でキャッシュレス化の動きが進んでいます。最近ではキャッシュレス化の動きが進んでいることこそが、現金利用における最大のデメリットと言えるのです。
クレジットカード利用におけるメリット・デメリット
クレジットカードにおけるメリットは、何と言ってもその利便性にあります。特に、VISA、MasterCardの2大国際ブランドを持ち歩いておけば、ほとんどの店舗で決済が可能になります。また、海外ではクレジットカードを保有していなければ、ホテルやレンタカーの利用ができないケースがあります。予約時にデポジット制を採用している企業が多く、クレジットカードで保証金を支払わなければならないのです。海外旅行時には、VISAかMasterCardのどちらか1枚は持ち歩いていた方が安心できるでしょう。
一方で、デメリットは使いすぎてしまう可能性があることです。特に、外貨決済ともなると、為替レートの影響で正確な出費を把握できないことがよくあります。さらに、為替交換時の手数料もかかってくるため、想定以上にお金を使いすぎてしまうケースがよくみられます。また、カード会社のブランドにも注意が必要です。使い慣れた国内ブランドのカードを海外に持って行ってしまうと、利用できる店舗が制限されてしまいます。この点もデメリットのひとつと言えるでしょう。
外貨預金口座とデビットカードの連動がおすすめの組み合わせ
国内でも徐々に浸透しつつあるデビットカード。商品購入時に利用すると、即時に預金口座から利用額が引き落とされるしくみです。クレジットカードと異なり、使いすぎの心配もありません。いまやコンビニ等の身近な店舗でも利用することができます。海外旅行時には、外貨預金口座とデビットカードを連動させたカードが最強の組み合わせと言えるのです。
旅先に現金を持っていく必要がなくなる
デビットカードさえあれば、預金口座の範囲内で資金利用できますから、持ち運ぶ現金は必要最低限でもよくなります。また、デビットカードはVISAやMasterCardとの提携があるカードがほとんどです。上述したように、国際ブランドのカードは多くの店舗で利用可能ですから、使い勝手に困ることもありません。
為替レートに左右されない
デビットカード海外利用時の大きなメリットのひとつに、為替レートに左右されない点があげられます。旅行前に、あらかじめ円高のタイミングで外貨を購入しておけば、旅行期間中の為替変動リスクを回避できます。外貨預金口座とデビットカードを連動させておけば、コスト面でも優遇される可能性が高いのです。
「Sony Bank WALLET」は旅の強い味方
外貨預金口座連動のデビットカードなら Sony Bank WALLET がおすすめです。資産形成における外貨預金のみならず、海外旅行時にもたくさんのメリットが存在します。資産形成から海外ショッピングまで、投資初心者にも旅行好きにも使いやすいSony Bank WALLET の魅力を確認してみましょう。
ソニー銀行ならではのコスト優遇
Sony Bank WALLET はソニー銀行の外貨預金口座と連動します。ソニー銀行の外貨預金における大きなメリットのひとつに、通貨交換時の手数料が安いことがあげられます。国内や海外で日本円から外貨に両替すると、場所によっては高い両替手数料がかかります。また、クレジットカードを海外で利用した際にも、1.6%から2.0%程度の手数料がかかります。あらかじめ、ソニー銀行で通貨の交換をしておけば、支払い手数料が大幅に軽減されるわけです。例えば、米ドルの為替手数料は15銭です。これは業界でも最安水準です。旅行前に外貨を預金し、その外貨を旅行時にSony Bank WALLET で使うことで、為替手数料、為替変動リスク、二重にメリットを受けられるのです。
円からアシスト機能
Sony Bank WALLET が外貨預金口座と結びつくことは上述した通りです。Sony Bank WALLET を利用すると、ソニー銀行の口座から外貨が引き落とされるわけです。では、仮に、外貨の残高が足りなくなってしまったらどうなるのでしょう。その際に、活躍するのが「円からアシスト」機能です。Sony Bank WALLET であれば、外貨預金残高が不足しても、円預金の残高があれば自動的に外貨に両替され支払うことができます。よって、支払い時の不安要素も解消できます。また、その際の為替交換レートも取引所レートより優遇されているので、安心です。旅のお供にSony Bank WALLET は非常に便利なカードと言えるのです。
まとめ
海外旅行時に Sony Bank WALLET を保有しておけば、コストの節約につながります。通貨交換時の手数料のみならず、デビットカードの特性上、使いすぎのリスクも自動的に軽減できます。入会年齢も原則15歳からで、与信審査もありません。海外旅行のみならず、留学や海外出張でも非常に使い勝手のよい一枚と言えるでしょう。