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疾病保障付の住宅ローンについてのお話です

疾病保障付の住宅ローンについてのお話です。

疾病保障付の住宅ローンとは

マイホームの購入が決まり住宅ローンを借りる際、「もしこの先病気になったら、住宅ローンを返済していけるのだろうか・・・」という不安を持たれるかたが多いのではないでしょうか。

このような不安を解消するもの、それが疾病保障付の住宅ローンです。

一般的な住宅ローンには「団体信用生命保険」が最初からセットでつきます。 住宅ローンの申込者が死亡または高度障害状態になった場合、この団体信用生命保険の保険金で住宅ローンの残高が相殺されます。つまり、お申し込みされたお客さまに万が一のことがあった場合でも、住宅ローンは保険金ですべて返済され、ご家族に自宅を残せるということになります。

多くの金融機関では、団体信用生命保険の加入が住宅ローンの申し込み条件になっており、お客さまの保険料負担は無いのが一般的です。

疾病保障付の住宅ローンはこの団体信用生命保険のオプションのようなもので、保障の範囲が広いのが特徴です。がん保障や三大疾病保障、最近ではそれ以上の疾病保障付の住宅ローンもよく見かけます。

例えば、がんと診断されたら保障が受けられたり、特定の病気で入院した場合に保障が受けられたりと、幅広い保障内容でもしもの場合に備えることができます。 保障には残高が相殺される残高保障タイプと毎月の返済が免除される給付金保障タイプがありますので、どのような場合にどのような保障が受けられるのかをよく確認する必要があります。

保険料負担はどのくらい?

疾病保障特約をつける場合、住宅ローンの適用金利に加えて、保険料として金利が上乗せされるのが一般的です。

では金利の上乗せがどの程度ローンの返済に影響するのか、実際にみていきましょう。
例えば、【借入金額3000万円、35年返済、適用金利0.507%】の住宅ローンに0.1%金利上乗せの保障をつけた場合、0.2%金利上乗せの保障を場合の返済額は?
注)試算結果はソニー銀行計算による

前提)いずれも元利均等払いでボーナス払い無し
・借入金額3000万円、35年返済、金利0.507%(疾病保障なし) 
 月々の返済額77,968円  総支払額32,747,372円
・借入金額3000万、35年返済、金利0.607%(0.1%金利上乗せ)
 月々の返済額79,302円 総支払額33,307,852円
・借入金額3000万、35年返済、金利0.707%(0.2%金利上乗せ)
 月々の返済額80,651円 総支払額33,874,391円

このように、0.1%金利上乗せの場合には月々1,334円、総支払額560,480円が保険料負担となり、0.2%金利上乗せの場合には月々2,683円、総支払額1,127,019円が保険料負担となります。疾病保障特約はローン返済途中での解約ができないことが多いため、セットでつけるかどうかはご契約の際に慎重に考えるようにしましょう。
また、疾病保障特約は途中でつけることができないのが一般的です。

医療保険に加入しているから疾病保障特約はいらない?

よく「医療保険に加入しているので疾病保障特約は必要ない」というかたがいますが、医療保険と住宅ローンにおける疾病保障特約はそもそもの目的が異なります。 医療保険はあくまで治療費や生活費を確保するもので、疾病保障特約は住宅ローンの返済に対するもの、いわばマイホームを守るためのものです。

もしお客さまが病気になってしまった場合、治療費は医療保険でまかなえたとしても、住宅ローンは変わらず返済し続ける必要があります。しかし病気になったことで収入が減り、住宅ローンの返済が難しくなることも考えられます。 がん罹患に関する次の統計を見てください。

・がん罹患による収入への影響有無

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・がん罹患後の退職有無

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(東京都福祉保健局「がん患者の就労等に関する実態調査」平成26年5月より)

このように、病気になったことをきっかけに収入が減ってしまったり、今までのようには働けなくなるリスクが存在します。

万が一そんな状態になってしまった場合、住宅ローンに疾病保障特約がついていればどうでしょう。経済的な負担はもちろん、心の負担も随分と軽くなるはずです。 つまり疾病保障特約は、死亡だけではなく病気になっても自宅を手放さなくて済むという大きな安心感を得られるものといえます。

とはいえ、保障をつければ金利も上がります。返済を心配するあまり、上乗せされる金利の保険料が家計の負担にならないよう、ご自身に合った住宅ローンの返済プランを立てることが大切です。

ソニー銀行では、がん診断時に住宅ローンの残高の50%が保障される団体信用生命保険が無料でご利用いただけます。2018年10月1日より、0.1%金利上乗せをすれば、残高100%の保障を付保することもできるほか、三大疾病や生活習慣病に備えた疾病保障特約もご利用いただけるようになりました。

注)加入および保障内容には、加入時年齢(50歳未満)をはじめとした諸条件がございます。詳細は、団体信用生命保険(団信)の「被保険者のしおり」にてご確認ください。

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