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【雑記帳】トランプ、鬼平、龍太郎

こんにちは。ソニー銀行社員、ブッチーです。

「MONEYKit NEWS」というソニー銀行のメールマガジンで「きょうの雑学」というコーナーを担当していることから、今後【雑記帳】という名の駄文を連載させていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、注目の米中間選挙は想定された範囲内の結果となりましたが、対照的に予想が困難、最後まで手に汗握る攻防を堪能させてくれたのがプロ野球の日本シリーズ。ソフトバンク、広島の両チームとも本当に素晴らしい試合で魅了してくれました!

2年連続の日本一で今や強豪中の強豪球団となったソフトバンクですが、その強さの秘密について、天下のご意見番・ノムさんこと野村克也氏は「大功労者は、金は出すけど口は出さない孫正義オーナー」と明言。

立役者ともいうべき選手はいっぱいいるでしょーに、真っ先に出てくるのがオーナーの名前とはちょっと寂しいというか身もフタもない気もしますが、なんせ南海・ヤクルト・阪神・楽天で監督を務め、球界の酸いも甘いも知り尽くしたノムさんのお言葉です。現場の最高責任者たる監督でも、野球素人のはずのオーナーに横から色々口を出されてやりづらいケースもあるのでしょう。

そういえば最高責任者のはずなのに、横からオーナー的な素人(?)にガミガミ言われてやりづらそうにしているのはFRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長もまた同じ。

2008年のリーマンショック以降、FRBは政策金利を史上最低の0.25%に長らく据え置いてきましたが、2015年末からは利上げに転じ、直近の今年9月の利上げでは2.25%まで引き上げました。

利上げはインフレの抑制や、バブルの予防に欠かせないものですが、一時的には株安・ドル高の材料となる側面もあり、それを許せないのが他ならぬトランプ大統領。

「利上げが早すぎる、FRBは常軌を逸した!」
「FRBは私にとって最大の脅威だ」
「FRBは狂ってしまった」
「株安は制御不能に陥っているFRBの責任」
「我々が素晴らしいことをするたびに彼(パウエル議長)は金利を上げる」
「まるで喜んで利上げしているようだ」

等、等、等。最近はトランプ大統領のFRB叩き、パウエル議長批判が止まりません!
こりゃあFRB職員はよほどメンタル強くないと涙目必至!

さてさて、ここまでは海の向こうアメリカのお話でしたが、その昔は日本でも似たようなことがありました。

時はバブル崩壊寸前の1989年12月。就任したばかりの三重野康・日銀総裁(別名:平成の鬼平)が過熱しすぎた景気を懸念、利上げに踏み切ろうとするも、新聞報道でこれを知った橋本龍太郎・大蔵大臣(後の首相)は「白紙撤回させる!」と大激怒。

結局日銀の利上げは予定どおり実施されましたが、このとき繰り広げられたドタバタ劇は「白紙撤回事件」として長らく語り継がれることになりました。

今回はこのへんで締めさせていただきますが、どうか今回の原稿がボツ(白紙撤回)となりませんように。

<追伸>
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