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【雑記帳】消費増税、合成の誤謬、ポイント制度

スーパーでお刺身を買うのは閉店間際、3割引のシールが貼られてから。ソニー銀行屈指の節約上手、ブッチーです。

消費増税が来る!

さて、節約に励む全国の皆さまにとって頭の痛い問題が来年2019年10月に予定されている消費増税。

すべての税率が10%に引き上げられるのではなく、飲食料品(酒類や外食、ケータリングなどは除く)はこれまで通りの8%に据え置かれるとはいうものの、その他の品物は1万円のお買い物につき200円の負担増に。これは大きい!

増税するのはもっと景気が良くなってからでもいいんじゃないの?と恨み言のひとつもいいたくなりますが、日本政府は世界最悪ともいわれる財政状況ゆえに立て直しが急務。

本来は消費税率10%への引き上げはもっと前に行われるはずでしたが、増税による景気後退を懸念して2015年10月、2017年4月と二度にわたって延期してきた経緯もあり、「三度目の正直」の今回はやはり増税やむなしといったところでしょうか?

合成の誤謬

消費税率がアップするぶん、月々の収入もアップするなら問題ありませんが、そうもいかない世知辛いご時世。仕事帰りにちょっと一杯の回数を減らす、食後のデザートをガマンする、車の買い替えをあきらめるなど、節約に励むのは極めて合理的な行動です。

しかし、ここで日本国民全員がせっせと節約に励んで消費を控えると、どんなこと事が起こるでしょうか?最悪のケースを想定すると、

モノが売れない → 物価が下がる → 企業の売上が減る → 給料が減る、失業者が増える → さらにモノが売れなくなる

という悪循環、これまで政府や日銀が必死になって退治してきたデフレ(物価の継続的な下落)に逆戻り!こうなってくるとサラリーマンはボーナス大幅カットやリストラの恐怖に悩まされる毎日に!

このようにミクロ(国民1人1人)ではそれぞれ合理的な行動をとったのに、マクロ(国全体)でみると好まざる結果となってしまうことを「合成の誤謬(ごびゅう)」といいます。

将来に備えて節約していたはずなのに、それが間接的に所得減少やリストラの恐怖につながるなど、自らの首を絞めかねない結果を招くとは何たる皮肉!

橋本内閣時代の1997年に消費税率は3%から5%に引き上げられましたが、この年の日本はオイルショック以来23年ぶりのマイナス成長を記録。この時の税率アップが消費不況を深刻化させ、日本のデフレ突入を決定づけた、という識者の声は結構あります。

また、2013年から異次元の金融緩和でインフレ率2%達成を目指したものの、志半ばで退いた岩田規久男・日銀前副総裁は辞任直後のインタビューで「2%未達の最大の理由は2014年4月の消費増税(5%→8%)」と明言。

消費増税はしたいけど、買い控えによる消費低迷は避けたい!
そんな与党が検討中の苦肉の策(?)が、キャッシュレス決済によるお買い物について、ポイントを還元する案です。

ポイント還元案は課題山積み

このポイント還元案、これまでにも二転三転ありましたし、まだハッキリと決まったものではありませんが、これを書いている2018年11月22日時点で報道されている内容を簡単にまとめてみました。

  • 「中小小売店」でカード払いなど、「キャッシュレス決済」をした買い物が対象
  • ポイント還元率は5%
  • 期間は2019年10月の消費増税時から9ヶ月間
  • 費用は国が補助

(このポイント還元制度とはまた別に、マイナンバーカード所有者に買い物で使えるポイントを加算する案、支払額を上回る買い物ができる「プレミアム商品券」発行案がありますが、ここでの説明は割愛します)
お買い物額の5%も還元されるとなると消費者にとっては確かにありがたいお話ですが、この制度を実際にスタートするには色々と課題が山積みです。まだ現金払いオンリーの小売店は大急ぎでキャッシュレス決済に対応しなくてはいけませんし、カード会社側もシステム改修に時間や費用がかかります。

その他まだまだ色々と不透明な部分も多く、「本当に来年10月に間に合うの?」とポイント還元そのものに半信半疑のかたも多いのではないでしょうか。

上手に節約しながら不況を回避!

さてさて、ここからは本当に実施されるかどうかまだ分からない政府のポイント還元案ではなく、今現在すでに実施されている恒久的なキャッシュバック制度についてのお話です。

個人としては上手に節約したい。されど国全体の消費低迷、不況突入は回避したい。

そこで検討したいのがソニー銀行が誇るVisaデビット付きキャッシュカード、
Sony Bank WALLET(ソニーバンクウォレット)」。

使い方はクレジットカードとほぼ同じ。コンビニからスーパー、飲食店、百貨店までVISAマークのあるお店なら国内外を問わず使えますが(※)、クレジットカードは利用代金が後日引き落としされるのに対し、デビットカードの Sony Bank WALLET はソニー銀行の普通預金口座から即時引き落としされる点が特徴です。

※ガソリンスタンドや高速道路など、一部ご利用になれない加盟店がございます

この Sony Bank WALLET を国内ショッピングにご利用の場合、優遇プログラム Club S
のステージに応じて、ご利用額の0.5%~2.0%をキャッシュバック(上限20万円/月)!

気になるキャッシュバック率は以下のとおり

ステージなし シルバー ゴールド プラチナ
Sony Bank WALLET
キャッシュバック率(*1)
0.5% 1.0%
(0.5%上乗せ)
1.5%
(1.0%上乗せ)
2.0%
(1.5%上乗せ)

(*1)前月の1日~末日までの国内での Sony Bank WALLET のご利用金額に対し、該当ステージのキャッシュバック率にて割り戻した金額を毎月20日前後にお客さまの口座に入金いたします。

月間で合計10万円のお買い物をした場合、ステージなしのかたでも500円が還元されますし、プラチナのかたはなんと2,000円ものキャッシュバックが!

プラチナのかたのキャッシュバック率は2%。つまりあらゆるお買い物を Sony Bank WALLET で済ますことができれば 、消費税率が2%引き上げられる影響を完全に相殺できることにもなりますね。

うれしいキャッシュバックがあるので、現金でお買い物をするより断然おトク、税率アップによる負担を軽減。これなら過度の節約はもう不要、日本経済も消費の落ち込みによる景気減速を上手に回避!?

僕も賢い消費で、節約はほどほどにしておきます。

<追伸>
Sony Bank WALLET は入会金・年会費ともに無料ですので、ぜひご活用ください。

▼Sony Bank WALLET の詳細はこちら
https://moneykit.net/visitor/sbw/

外貨預金の重要事項
https://moneykit.net/visitor/fx/fx_notice01.html

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