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【雑記帳】黒い白鳥、灰色のサイ、おトクなセット

これまで訪れた動物園やサファリパーク、観光牧場は全国130以上。ソニー銀行随一の動物マニア、ブッチーです。

そもそもサイは灰色です!

さて、金融・経済界ではちょっと過剰なほどに新語や造語が続々登場しますが、10年ほど前から使われるようになった言葉に「ブラックスワン(黒い白鳥)」、ここ最近よく聞く言葉に「灰色のサイ」なるものがあります。

「ブラックスワン」は大きめの動物園に行けば比較的かんたんに見ることができるコクチョウのことですが、かつては「白鳥=すべて白いもの」と信じられていたため、発見された当時は大変な騒ぎになったとか。

続いて「灰色のサイ」ですが動物おたくの立場からいわせてもらうと、わざわざ色指定をせずともサイの体色は灰色です!確かに名前のうえではシロサイやクロサイがいますが、あれはワイド(Wide)とホワイト(White)を聞き間違えてシロサイと命名、違う種類のものを便宜的にクロサイと呼ぶようになっただけのこと。大事なことなので繰り返しますがサイの体色はもともと灰色です!

そんなわけでこれらの言葉、金融市場では以下のようなニュアンスで使われます。

  • ブラックスワン=予測不能で、ありえないような事象。実際に起きてしまうと大打撃、深刻な危機を招く。
  • 灰色のサイ=いずれ危機を招くと予測されているにもかかわらず、今の時点では軽視されて放置されたままの事象。

おそらくはブラックスワン=信じられないほど珍しい、灰色のサイ=誰の目にも明らかでまったく珍しくない、という理由からこんな意味で使われているのでしょう。しかし現実世界のサイたちは角がガンの特効薬になるなどの迷信のせいで密猟されまくり、いまや絶滅が危惧されるレアな動物となってしまっているのはなんとも皮肉なお話です。

サイは投げられた?

今年2018年は世界中を震撼させた一大金融危機、リーマンショックからちょうど10年。

100年に一度ともいわれる未曾有の事態だったため、当時はさかんに「リーマンショック=ブラックスワン」といわれたものですが、いま振り返ってみると危機の予兆は事前に散見されており、あれはブラックスワンというより灰色のサイだったのでは?という声もあるようです。

私たちの身の回りにはどんな灰色のサイがいるでしょう?

ものすごくミクロな視点でいくと、まずはこれからの忘年会シーズンです。連日の深夜帰宅に奥さまはイライラMAX。今日こそ早く帰らなきゃとは思うものの、二次会三次会に誘われると今夜もついもう一軒。ついに堪忍袋の緒が切れた奥さまの怒り爆発!などというのは典型的な灰色のサイといえましょう。

もうすぐ待望の冬のボーナス。将来は年金も不安とかいわれているし、政府もさかんに「貯蓄から投資へ」といっている。未来に向けてそろそろ資産運用をはじめなくちゃいけないとは思っているけど、なかなか重い腰をあげられない・・・。これまた灰色のサイといえるのではありますまいか。

いつか、ではなく今のうち。この冬は忍び寄る灰色のサイと決別するチャンスです!

セットがおトク

そうはいっても今まで円預金以外は考えたことがないからなぁ、という皆さまにオススメなのがソニー銀行自慢の「セット定期プログラム」。

ハンバーガーショップなどでセットを頼むと単品を注文するよりおトクになるのが常ですが、ソニー銀行のセット定期もまた同様。

簡単にポイントを紹介しますと

  1. 円定期預金と外貨定期預金を同時に申し込みができる
  2. そうすると円定期の金利がアップ!
  3. 円定期と外貨定期の比率は選べる3段階
    (外貨定期の預入比率が高いほど、円定期の上乗せ金利もアップ!)

冬のボーナスの運用先をお探しのかた、外貨デビューをお考えのかた、できるだけ有利な金利で円定期を運用したいかた、すでに外貨を取り引き中のかたや、外貨定期が満期を迎えた後は海外旅行でそのままお買い物に使いたいかたなど、できるだけ多くのかたにご検討いただきたいサービスです。

動物のお話を語りだしたら止まらなくなる僕にとって、サイの話を書くのはお茶の子サイサイ。本当はもう少しマニアックな話もしたかったのですが、それはまた次の機会ということでごめんなサイ。

<追伸>
今回ご紹介したセット定期プログラム、受け取る利息は事前に「かんたんシミュレーション」できますので、まずはお気軽にお試しください。

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