住宅ローン担当、ヨーコです。
住宅ローンの返済方法には「元利均等返済」と「元金均等返済」があります。 元金均等返済は、元金の返済が元利均等返済より早く進むため、総支払額が少なくなりお得だという話をよく耳にします。支払いを安くできるのであれば、それに越したことはありません。では、住宅ローンを返済するときに本当にベストなのは元金均等返済なのでしょうか?
住宅ローンの返済は元金均等返済がベストなのか?
実はそうとは言い切れません!
確かに元金均等返済は元金の返済は早く進むのですが、当初の返済額が多くなるというデメリットがあります。毎月の返済で元金が減っていくにつれ毎月の返済額も少なくなっていく仕組みです。いっぽう、20~40代の給所得者であれば、将来に向かって収入が増えていくのが一般的です。つまり、給与収入が増えていくのとは逆に、返済による支出が減っていくのが、「元金均等返済」という返済方法です。
ちなみに、ソニー銀行の住宅ローンでご選択いただけるのは元利均等返済のみです。
元利均等返済は、毎月の返済額が変わらないため家計の管理がしやすくなります。家計の支出の柱である住宅ローンの返済が変わらないというのは、大きなメリットです。
返済額はどれくらいの差が出るの?
では、元金均等返済と元利均等返済では実際どのように返済が進んでいくのか例を見てみましょう。
前提条件)借入金額3,000万円、返済期間35年、金利0.457%
注)試算結果はソニー銀行計算による。
元金均等返済 | 元利均等返済 | |
初回返済額 | 82,853円 | 77,306円 |
---|---|---|
5年後返済額 | 81,248円 | 77,306円 |
10年後返済額 | 79,615円 | 77,306円 |
15年後返済額 | 77,983円 | 77,306円 |
20年後返済額 | 76,351円 | 77,306円 |
総返済額 | 32,404,770円 | 32,468,684円 |
35年かけて返済額の差額は
63,914円!
このように、現在のような低金利では総返済額に大きな差は生まれません。
また、利息の軽減効果を得るのであれば繰り上げ返済という方法もあります。元金均等返済であえて当初の返済負担を大きくするのではなく、元利均等返済で返済額を一定にし、ゆとりがあるときに自分のタイミングで繰り上げ返済を実施するのはいかがでしょうか。
ソニー銀行の住宅ローン
ソニー銀行の住宅ローンは、一部繰り上げ返済も一括繰り上げ返済も手数料はいつも0円で、WEBから簡単にお手続きいただけます。
また、ソニー銀行ではお客さまの返済プランに合わせて、変動金利が低い商品、固定金利が低い商品、手数料が安い商品の3つの商品をご用意しています。
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