ソニー銀行のCONSULTING PLAZAで、今話題の「クラウドファンディング」をテーマにしたセミナーを開催しました。
今回はクラウドクレジット株式会社の代表取締役 杉山智行氏を講師に招き、投資型クラウドファンディングについて解説。またクラウドクレジットとソニー銀行の投資型クラウドファンディングの事業運営のしくみ、そして事例をそれぞれご紹介しました。
そもそもクラウドファンディングって?
ここ数年、ニュースなどでよく聞く単語ですよね。クラウドファンディングとは、クラウド(群衆)が個人・事業者や特定のプロジェクトを資金の面から応援するしくみのこと。つまり「それ応援したい!」という事業やプロジェクトに出資者が資金を提供することで、その事業を「やってみることができる」ようにするのです。新しい事業やプロジェクトに挑戦する個人・事業者の船出を応援するために、船を購入する資金を提供するようなものでしょうか。
このクラウドファンディングには色々な手法があります。
Sony Bank GATE
ソニー銀行では、ファンド型クラウドファンディングを取り扱っています!その名も「Sony Bank GATE」。
挑戦企業(事業者)が対象となる事業を行い、会計期間中の事業に関する売上高の一定割り合いに応じてリターン(分配金)を支払うしくみです。
投資家は応援・共感する事業に出資することで、リターン(分配金)を受け取ることができます。Sony Bank GATE で対象としている事業のカテゴリーは以下の通り。
- 市場をあらたに創りだす先進性に富む事業であること
- 世の中のさまざまな課題に対し解決可能な事業
- 世の中に対し新しいライフスタイルを提案する事業
投資家にとって、応援・共感・課題意識にマッチする事業に投資できる、それが Sony Bank GATE です!
Sony Bank GATE では今までさまざまな事業やプロジェクトの投資を募ってきました。過去の募集ファンドはこちらでご覧いただけます。
クラウドクレジット社のミッション
今回講師をお願いしたクラウドクレジットでは、本当にお金を必要としているさまざまな国の人や事業者へのローンを取り扱っています。ミッションとしているのは『金融で世界を繋ぐ』ことだそう。
これまで、伝統的資本市場と銀行融資が、経済の血液であるお金を社会でまわす役割を果たしてきました。しかし21世紀に入り、新興国の人口増加、経済成長によって、社会的にも経済的にも新興国のプレゼンスが高まっており、クラウドクレジットはこのセグメントに投資としてのお金を届けることをミッションとしているのです。
投資プロセス
新興国の事業へ投資するのはリスクが高いのでは...と思うかたも多いのではないでしょうか。
クラウドクレジットでは投資プロセスとして第3段階までの調査を行い、投資することが適格であるかを確認しています。直接新興国に赴く現地調査も行っているそうです。
二人の起業家インタビュー
今回講師をお願いした杉山氏と、ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社 代表取締役社長・石井茂氏の対談も、先日発表されました。世界的な経済危機を体験しつつ金融企業を立ち上げ、経営を行っているお二人の興味深いお話は、こちらで読むことができます。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/crowdcredit_jp_5caf640ee4b0ffefe3ad328d
宮下マキ/HUFFPOST
イベントを終えて
投資を通じて事業を応援、ひいては社会貢献へ。スケールの大きな話ですよね。
セミナー終了後はお客さまから講師にご質問の列が。クラウドファンディングへの関心の高さがうかがえました。
Sony Bank GATE ではお客さまが支援者として応援・共感できる事業を随時ご紹介しておりますので、チェックしてみてくださいね。