一度は聞いたことがあっても、どんな時に、何に対して払うコストなのか、いまいちピンと来ないかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はこの為替コストについて、ご案内いたします。
為替コストってなに?
為替コストは、銀行と外貨を売買する時にかかる費用のことをいいます。
では、どうして外貨預金の取り引きには為替コストがかかるのでしょうか?
一般的に、円預金は手数料がかかりません。一方で、円預金から外貨預金に預け入れをする場合、お客さまは円を売って外貨を買うという手続きをすることになります。よって銀行側はリアルタイムで変動する為替相場から外貨を調達したり、専用のシステムや人員を配置したりという背景があり、それらが為替コストとして上乗せされるのです。
ここで、知っていただきたいのは、為替コストは金融機関によってマチマチだということ!
一般的にネット銀行は為替コストが比較的低く設定されていることが多いです。
ちなみに、銀行でお客さまが外貨を購入する時の為替レートをTTS、外貨を売却する時の為替レートをTTBと呼んでいて、このTTS・TTBの中に為替コストが含まれています。
ぱっと見では少額のように感じる為替コストですが、外貨を「買う時」「売る時」のそれぞれでかかるため、預金利息以上に為替コストがかかり、結果として想像以上に円ベースの受け取り額が少なかったということもありますので、注意してくださいね!
為替コストによる手取り金額の違い
次に、実際に数字を使って為替コストによる手取り金額の違いを見ていきましょう。
1米ドル100円のとき、100万円を元手に、米ドル定期(金利 年1%)で1年間預けた場合を例に挙げてみます。それぞれの為替コストに応じたお金の流れは下図のようになります。
※わかりやすくするため、税金は考慮していません
上図の通り、為替コストは「買う時」と「売る時」の2回かかるため、少しの為替コストの差が、最終的な手取り金額に大きな違いを生むことになります。
為替コストが0円!!?
ソニー銀行では、ソニー銀行の口座を新規に開設いただいたかたを対象に、開設日から翌々月末日までの期間、外貨購入時の為替コストが無料(0円)となるお得な特典をご用意しています!
為替コストが0円であれば、今まで踏み出せなかったかたも気軽に始められますね!!
この機会に外貨預金始めてみませんか??