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宗さま解説!話題のファンド徹底解剖

こんにちは、ソニー銀行のよっしーです。
今回は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社 オンラインマーケティング部長の宗正彰(むねまさあきら)さんより「話題のファンド徹底解剖」と題して、今注目のファンドをご紹介いただきます。

それでは宗さま、お願いします!

三井住友DSアセットマネジメント株式会社 オンラインマーケティング部長の宗正彰です。
市場のテーマが新型コロナウイルスほぼ一色となる中、中長期的な「アフターコロナ」を見据えた投資行動の重要性がますます高まっていることを実感しています。

そこで今回ご紹介するファンドは、「アジア好利回りリート・ファンド」です。当ファンドを一言で表すと、日本を除くアジア・オセアニア地域のリート(不動産投資信託)に投資するファンドです。ではなぜこれらの地域リートに注目するのか、それはズバリ「高い配当利回り/力強い成長期待/市場の拡大」という3つの魅力があるからです。
今後も中長期的に力強い成長が期待できるアジア・オセアニア地域では、個人消費の拡大やオフィス需要の増加が見込まれます。また、今後も国際物流拠点として重要度が高まることが予想され、当該地域でのリートの収益獲得機会はさらに拡がると考えます。

これから投資を始めようと考えているかた、多数あるファンドの中から一体どのファンドに投資すればいいか迷っているかた、ぜひ当ファンドを通じて、アジア・オセアニア地域の不動産オーナー気分に浸ってみるのはいかがでしょうか!!

プロフィール

宗正 彰(むねまさ あきら)
中央三井信託銀行(現在の三井住友信託銀行)にて、「運用企画/ファンドマネージャー/株式アナリスト」を歴任。上場企業の経営戦略担当取締役を経て、2008年に三井住友アセットマネジメント(現在の三井住友DSアセットマネジメント)入社。大手運用会社「初」のインターネット投信直販や業界の先駆けとなるブランド・マーケティング戦略など、特にオンラインスキームを駆使した新たなビジネスモデルを次々と構築。数千人規模のイベントや全国セミナー、各種メディア出演の際には「宗さま」の愛称で呼ばれるなど、あらゆる方面で活躍中。

アジア好利回りリート・ファンド はじめに

足元のアジア・オセアニアのリート市場は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に対する懸念が強まり、下落しました。しばらくはリート市場も変動性の高い動きが続きそうです。ただし、大規模な財政・金融政策は下支えになると考えます。金融緩和に伴う低金利環境の長期化が予想されることも支援材料です。

ホテルや商業施設セクターが、旅客数の大幅な減少や消費活動の停滞により慎重な見方が広がる一方、物流施設やデータセンターなどの産業施設セクターは、世界的な高需要が見込まれ相対的に堅調でした。

次のパートでは、このような状況の中、今後のアジア・オセアニアリート市場が中長期的に注目すべきであるその魅力を3つご説明します。

アジア好利回りリート・ファンド 魅力その1:高い配当利回り

皆さまご存じでしたか?アジア・オセアニアリートの配当利回りは、世界的にみて相対的に魅⼒的な⽔準となっています。また、国債の利回りと⽐較しても、配当利回りは魅⼒的な⽔準にあります。以下はアジア・オセアニア各国の国債の利回りと、リートの利回りを比較したグラフです。その差は一目瞭然です。

①(4月末)アジアオセアニアリートの魅力的な利回り水準.png

(注1) データは2020年4月末現在。
(注2) 配当利回りはS&P REIT指数の各国・地域の配当利回り。
(出所)FactSetのデータを基に委託会社作成

以下のグラフをご覧ください。アジア・オセアニアリート市場は、2019年前半まで概ね堅調な推移でした。特に香港は2019年初頭まで大きく上昇してきたことが分かります。その後香港でのデモやコロナウイルス感染拡大の影響から、一時的に下落しました。しかし、中長期的にみれば個⼈消費の拡⼤やオフィス需要の増加、国際物流拠点としての存在感の⾼まりが期待されており、リートの収益獲得機会はさらに広がっていくと考えられます。

②(1703-2004)各国地域のリート市場の動向.png

(注) データは2017年3月末~2020年4月末。2017年3⽉末を100として指数化。リート指数はS&P REIT指数の各国・地域の指数(現地通貨ベース、トータルリターン)。
(出所)FactSetのデータを基に委託会社作成

アジア好利回りリート・ファンド 魅力その2:力強い成長期待

アジア・オセアニア地域では、⼒強い経済成⻑を背景に、「個⼈消費の拡⼤」や「都市化の進展」がみられています。
加えて、急速に発展する国同⼠が近接している地理的優位性などもあいまって、「世界貿易の中⼼地域」としての存在感も⾼まっています。
アジアの成⻑は地理的・経済的な結びつきが強いオセアニア地域にも恩恵をもたらすことから、アジアのリートとともにオセアニアのリートは、収益獲得機会を享受できると考えられています。それが以下の図です。

③アジア経済の成長とリート収益獲得機会の拡大イメージ.png

※上記はイメージです。

アジアでは、所得⽔準の向上などを背景に個⼈消費が拡⼤しています。
個⼈消費の拡⼤は、ショッピングセンターなどの商業施設への需要増加に寄与していくものと考えられます。アジアの中間所得層の割合を表す以下のグラフをご覧ください。今後も大きく増加していくことが予想されています。

④中間所得層の拡大による消費押上げ期待.png

(注)グラフの中間所得層は「購買力平価ベースの年間所得水準が5千米ドル超、3万米ドル以下の層」としています。予想はEuromonitor International。アジアは日本を含む。
(出所)世界銀⾏「WDI」、 Euromonitor Internationalのデータを基に委託会社作成

アジア好利回りリート・ファンド 魅力その3:市場の拡大

アジア・オセアニアリートの市場規模は、世界のリート市場の中ではまだ⼩さいものの、経済成⻑に伴う賃料の上昇期待や不動産開発の増加が⾒込まれることなどから、拡⼤余地が⼤きいと考えられます。
アジア・オセアニアのリート各社は⾃国の物件だけでなく、他のアジア・オセアニアの国・地域の物件にも投資を⾏っており、地域全体の成⻑を取り込んでいます。以下のグラフは世界のリート市場の割合を表したものです。今後の成長余地が大きいことがおわかりいただけます。

⑤拡大余地が大きいアジアオセアニアリート市場.png

(注1)上記はS&P REIT指数(円ベース)における時価総額。
(注2)円グラフは四捨五⼊の関係で合計が100%にならない場合があります。
(出所)FactSetのデータを基に委託会社作成

各国・地域毎に投資対象セクター(業種)別のウェイトはまちまちですが、各市場とも様々な投資対象セクターに分散されています。
市場環境の変化とともにリートの投資対象セクターは多様化が進んでおり、リートの収益機会は今後さらに広がっていくと考えられます。
以下のグラフをご覧いただくと、その国・地域によって強いセクター(業種)が異なることがおわかりいただけます。当ファンドではそれぞれの国・地域の強みをしっかりとリサーチして、各銘柄を組み入れています。

⑥各国地域のリートセクター別構成比率.png

(注1)各国・地域のリートのセクターは、S&P REIT指数(米ドルベース)におけるS&Pの分類を基に委託会社が分類。  
(注2)円グラフは四捨五入の関係で合計が100%にならない場合があります。
(出所)FactSetのデータを基に委託会社作成
※上記は過去の実績であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。また、当ファンドの将来の運⽤成果等を⽰唆あるいは保証するものでもありません。

(番外編)積立投資の活用はいかがですか

以下のグラフをご覧ください。こちらは当ファンド「アジア好利回りリート・ファンド」が設定された2011年9月より毎月月末に1万円を投資した場合のシミュレーションです。このように8年半もの間積立をしていると、今回のコロナショックのように価格が下落した期間があっても、最終的に収益が出ていることが分かります。これから投資を始めるかた、大きな金額を一度に投資するのは怖いというかた、まずはコツコツと積立投資から始めてみてはいかがでしょうか。

⑦(4月末)長期積立投資の効果.png

積⽴投資は「毎⽉1万円」、⽉末値で投資とした場合。分配金は再投資したものとします。(信託報酬控除後。その他経費等は考慮しません)
※税引前分配金再投資基準価額を元に三井住友DSアセットマネジメント作成
※上記は過去の実績および過去のデータを基に当社が⾏ったシミュレーションの結果であり、実際の投資成果ではありません。⼀定の前提条件に基づくものであり、経費等は考慮されていません。

運用会社からのメッセージ

皆さまいかがでしたか?「ウィズコロナ」の今こそ求められる「アフターコロナ」を見据えた投資の視点。
これからのアジア・オセアニア地域のリートの可能性を実感いただけましたでしょうか。中長期投資という観点でみれば「アジア・オセアニア地域のリート市場」は依然、確固たる成長ストーリーのもと、力強い市場であることに変わりありません。ぜひ弊社の「アジア好利回りリート・ファンド」を通じて、アジア・オセアニア地域の不動産オーナーの立場から、この地域の未来に投資してみませんか?

投資してみたいけどお悩みのかたは

宗さま、ありがとうございました!アジア・オセアニア地域のリートの魅力が伝わってきましたね。投資してみたいけど、変動が大きいから怖いというかたは1,000円から始められる積み立て投資でコツコツと投資してみましょう。
最新の運用成績やマンスリーレポートはファンド詳細画面からご確認ください。

※本記事で使用している資料は、過去の実績および将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。また、当ファンドの将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものでもありません。
※投資信託には元本保証はありません。ご購入の際には、必ず「目論見書」をご覧ください。

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