こんにちは、ソニー銀行のよっしーです。
今回は、三井住友DSアセットマネジメント の宗正彰(むねまさあきら)さんより「話題のファンド徹底解剖」と題して、今注目のファンドをご紹介いただきます。
それでは宗さま、お願いします!
三井住友DSアセットマネジメント株式会社 オンラインマーケティング部長の宗正彰です。
世界的に新型コロナウイルスの感染拡大防止と経済活動の正常化に向けた取り組みが続く中、今回はウィズコロナ・アフターコロナ時代の注目テーマとして、「AI(人工知能)」をご紹介いたします。新型コロナウイルスの感染拡大は世界経済に深刻な影響を与えましたが、同時にデジタル化、オンライン化といった社会の変化をもたらすきっかけとなり、その変化は今後ますます加速することが予想されます。
以前ご紹介した「グローバルAIファンド」ですが、実はその後、コロナショックを経てますます大きく成長しています。そして、当ファンドは今後も社会の変化をチャンスと捉え、ウィズコロナ・アフターコロナの時代で更なる成長が期待できると考えます。
今回は、中長期的なテーマとしての「AI(人工知能)」の魅力と、「グローバルAIファンド」のこれからの成長期待について解説いたします。ぜひ、「グローバルAIファンド」を皆さまのポートフォリオの中のひとつとして、ご検討いただけますと幸いです。
プロフィール
宗正 彰(むねまさ あきら)
中央三井信託銀行(現在の三井住友信託銀行)にて、「運用企画/ファンドマネージャー/株式アナリスト」を歴任。上場企業の経営戦略担当取締役を経て2008年に当社入社。大手運用会社初の投信直販事業やブランドマーケティング戦略など、特にオンラインを駆使した「業界初」のビジネスモデルを次々と構築。現職ではIFA法人をはじめオンライン証券やネット銀行など、次世代の投信チャネルを統括。テレビやラジオなどのメディア出演および各種イベント登壇の際には『宗さま』の愛称で親しまれるなど、資産運用業界では異彩を放つ存在。最近は「ウィズコロナ/アフターコロナ」時代の新たなデジタル戦略を積極展開中。
「新しい⽣活様式」に対応するための商品やサービスに注目
新型コロナウイルスの感染拡⼤は、これまでの⽣活様式を⼤きく変えるきっかけとなりました。
社会が⼤きな変化を迎える局⾯では、新しい商品やサービスが多く⽣まれます。⾏動制限などによってデジタル化やオンライン化といった「社会全体のIT化」が加速しています。多くの⼈々がこの変化を受け⼊れ、生活様式が大きく変わりつつあることから、その勢いは継続するとみています。
社会の変化によりAIの活用が加速
ロボットや5Gなど、次世代のテクノロジーに注目したファンドは数多くありますが、「AI」という切り口は、そのすべての発展に必要不可欠なプラットフォームのような技術です。AIの進歩によってもたらされる大規模な変化の過程において、今現在は非常に初期の段階にあると考えています。つまり、AIはこれからも私たちの想定を超えて大きく進化していくのです。
また、新型コロナウイルスの影響によってテレワークや巣ごもり消費が一般的になりましたが、AIの活用が加速する分野は、テレワークの基盤となるクラウドを活用したプラットフォームビジネスやビデオストリーミング、Eコマースばかりでなく、医療分野での遠隔診療、サイバーセキュリティなど多岐にわたります。
そのような理由から、今後もAIを活用することができる企業には大きな成長が期待されており、その企業の製品やサービスは、私たちの生活に必要不可欠となっていくことが予想されます。
「グローバルAIファンド」は、今後10年、20年というイノベーション(技術革新)の大きな方向性を見据え、投資戦略を構築している点が大きな特徴です。
「グローバルAIファンド」組入銘柄のご紹介
それでは8月末現在、「グローバルAIファンド」で組み入れている銘柄をご紹介させていただきます。
※8月末現在の組入銘柄の例であり、当ファンドにおいて今後も当該銘柄の保有を継続するとは限りません。また、当該銘柄を推奨するものではありません。
「グローバルAIファンド」組入銘柄1 クラウドストライク・ホールディングス
クラウドを活用しているパソコンやサーバー、スマートフォンなど、ネットワークに接続された端末のセキュリティ・プラットフォームを提供しています。最先端の技術により、巧妙・複雑化するサイバー攻撃に対処しています。サイバー攻撃は世界経済の状況にかかわらず増加しており、また新型コロナウイルス感染拡⼤によるテレワークのリモートアクセスが増えるなか、同社の最先端のセキュリティ・プラットフォームへの需要は拡⼤し続けています。
「グローバルAIファンド」組入銘柄2 ガーダント・ヘルス
バイオテクノロジーの企業で、ビッグデータを⽤いることで早期のがん発⾒に向けた、⾎液検査の開発を⾏っています。AIと機械学習を使⽤して、患者の⾎液中に現れる可能性のある「癌マーカー」を特定し、分類する検査を開発しています。近年の「新たな⾎液検査」における主要企業の⼀社であり、中⻑期での⾼い成⻑が期待できると注⽬しています。
コロナショックでも良好なテクノロジー関連株のパフォーマンス
グローバルAIファンドの組み入れの中心となる米国の株式市場において、コロナショックを受けて情報技術やコミュニケーション・サービスといった業種のパフォーマンスが好調に推移しています。グローバルAIファンドの業種別の組み入れ比率では、現在情報技術セクターが約5割、コミュニケーション・サービスセクターが2割弱となっており、好調なパフォーマンスを支えています。
設定から約4年弱で基準価額は2.5倍に
グローバルAIファンドが設定された2016年9⽉以降、当ファンドは米中貿易戦争や3月の新型コロナウイルス感染拡⼤の影響など、株価の下落局面を乗り越えながら、2020年8月 末時点で分配金再投資基準価額は25,622円となりました。社会の変化に対応するイノベーションをけん引するAIの役割が改めて認識されたことで、グローバル株式を大きく上回る回復を見せています。
運用会社からのメッセージ
皆さまいかがでしたか?中長期的な成長テーマとしての「AI」と、「グローバルAIファンド」の魅力を感じていただけましたでしょうか。
当ファンドは新型コロナウイルス感染拡大による影響を一時的には受けたものの、新型コロナウイルスの出現による社会の変化が加速したことで、社会全体のAIの必要性が増し、大きく恩恵を受けることが出来ました。AIは「新しい生活様式」には欠かせない存在です。
さらに、AIの強みはなんといってもその活用範囲の広さです。AIはこれから多岐にわたる分野で進化しながら広く活用されていくことが予想されます。ウィズコロナだけでなく、いつか訪れるアフターコロナの時代にも、その可能性は大いに広がっています。ぜひ、皆さまには当ファンドへの投資を通じ、AIが創り出す未来の利益を享受していただけますと幸いです。
投資してみたいけどお悩みのかたは
宗さま、ありがとうございました!ソニー銀行のサービスサイトでは、「グローバルAIファンド」の詳細がご覧いただけます。気になるかたはぜひご覧ください。
▶ファンド詳細
※本記事で使用している資料は、過去の実績および将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。また、当ファンドの将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものでもありません。
※投資信託には元本保証はありません。ご購入の際には、必ず「目論見書」をご覧ください。