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Sony Bank GATE、50ファンド達成&募集総額10億円を突破!

挑戦企業と支援者のハブとなる

おかげさまで、2017年8月にスタートしたソニー銀行の投資型クラウドファンディング Sony Bank GATE は、このたび50ファンドを達成し、累計募集総額は10億円を突破しました。これまで Sony Bank GATE のプロジェクトに参画された挑戦企業と、ファンドを応援いただいた支援者の皆さまに改めてお礼申し上げます。

あらたな市場創造や社会課題に取り組む挑戦企業への支援を行うことで、社会に貢献すると同時に「挑戦者を応援する文化を創りだす」、そんな想いで Sony Bank GATE は始まりました。

投資型クラウドファンディングのしくみ。ステップ1、挑戦企業のビジョンに共感・応援したい支援者は事業に出資。ステップ2、市場創造・社会課題に挑戦する企業は事業を実施。ステップ3、挑戦企業は支援者にリターンを分配。

Sony Bank GATE は、プラットフォームを提供しているソニー銀行と挑戦企業だけでは成り立たず、事業に共感した支援者の応援を募り、初めて投資型クラウドファンディングとして成立します。

50ファンドという節目で、事業開始からこれまでのヒストリーを振り返ってみます。

これまでの歴史

2017年8月 Sony Bank GATE 事業開始
2017年8月 第一号ファンド株式会社リンクジャパンを募集開始
2021年3月 第25号ファンド株式会社要を募集開始
2022年4月 株式会社常陽銀行と連携協定を締結
2022年8月 事業開始、5周年
2023年2月 寄付型クラウドファンディングGIVING for SDGs協賛
2023年4月 募集総額が累計10億円に到達
2023年5月 ちばぎん商店株式会社と連携協定を締結
2023年11月 第50号ファンド株式会社山翠舎を募集開始

2017年8月に Sony Bank GATE の事業を開始すると同時に、第1号ファンド株式会社リンクジャパンの募集を開始しました。2022年からはソニー銀行のネットワークだけではなく、「常陽銀行」や千葉銀行のグループ会社である「ちばぎん商店株式会社」との間で事業者支援に係る連携協定を締結しています。また、2023年には寄付型クラウドファンディング「GIVING for SDGs」に協賛、より良い社会の実現を目指すかたがたの応援を支援しております。Sony Bank GATE では50ファンドに至るまでに数々の企業と出会い、ファンド募集とともにたくさんの支援者からの応援をいただいてきました。

これまでの実績

募集総額、10.1億円。累積投資家数、7,747名。※2023年10月18日時点(第45号ファンドまで)

これまでの各ファンドの募集額を合計すると、総額10.1億円となりました。累積投資家数も7,747名となり、たくさんのかたがたから多くの出資をいただいてきました。挑戦企業のビジョンが支援者の心に響き、共感と応援を呼んだ結果だと思います。

SDGs関連ファンド数、全50ファンド中32。目標ごとのファンド該当数、ファンドが複数目標に該当している場合、目標ごとに計測。
12:つくる責任、つかう責任19ファンド。
8:働きがいも経済成長も5ファンド。
9:産業と技術革新の基盤をつくろう5ファンド。
以下、省略。
投資型クラウドファンディング事業自体が目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」に該当しています。
※2023年11月24日時点(第50号ファンドまで)

SDGs目標ごとのファンド該当数

1:貧困をなくそう2ファンド。
2:飢餓をゼロに3ファンド。
3:すべての人に健康と福祉を0ファンド。
4:質の高い教育をみんなに2ファンド。
5:ジェンダー平等を実現しよう0ファンド。
6:安全な水とトイレを世界中に1ファンド。
7:エネルギーをみんなに、そしてクリーンに0ファンド。
8:働きがいも経済成長も5ファンド。
9:産業と技術革新の基盤をつくろう5ファンド。
10:人や国の不平等をなくそう2ファンド。
11:住み続けられるまちづくりを3ファンド。
12:つくる責任、つかう責任19ファンド。
13:気候変動に具体的な対策を1ファンド。
14:海の豊かさを守ろう2ファンド。
15:陸の豊かさも守ろう3ファンド。
16:平和と公正をすべての人に0ファンド。
17:パートナーシップで目標を達成しよう1ファンド。
※ファンドが複数目標に該当している場合、目標ごとに計測
※2023年11月24日時点(第50号ファンドまで)

ソニーグループではSDGsの考え方に強く共感し、活動を推進しています。 Sony Bank GATE でも投資型クラウドファンディングサービス自体が目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」に該当しています。事業を開始した2017年は今ほどSDGsの考え方が世の中に浸透していませんでしたが、前述の通り社会貢献への思いからスタートしました。各挑戦企業も、50ファンド中32ファンドがSDGsに関連した活動を実施しています。これからも持続可能な社会を目指して、社会課題に挑む企業の支援を進めてまいります。

支援者からの応援コメント数、1,757コメント。※2023年10月18日時点(第48号ファンドまで)

第1号から第48号までのファンドにおいて、合計1,757の応援コメントが寄せられました。

  • 「社会的意義のある事業や経営理念を真に実践している企業を厳選した上で個人投資家に開かれているこの「ゲート」は素晴らしいと思います。ささやかながら応援しております!」
  • 「可能であれば自分も直接農業に携わりたいところですが、叶わないためこのような形で応援させていただきます。どうか頑張ってください!!!」※一部抜粋
  • 「廃棄されるものを、使いたい!買いたい!に変身させる取り組み、応援します!また障碍があるかたがたに所得を得る機会をつくることも、どんどん増やして欲しいと思います。頑張ってください!」

各コメントから挑戦企業へのエールが伝わってきます。ご出資だけではなく、一人ひとりの支援者さまの気持ちも伝え、挑戦企業のエネルギーにしていただく、そのような場であり続けたいと思っています。

続いて、これまでの挑戦企業から3社ピックアップしてご紹介します。

挑戦企業ピックアップ01株式会社能作。募集時期、2022年3月。業種、錫や真鍮製品製造など。目標リターン、1.04倍。

伝統を革新で紡ぐ 能作ファンド

伝統工芸からあらたなものづくりに挑む

高岡銅器や鋳物製造の伝統で知られる富山県高岡市に本社を置く株式会社 能作は、100年以上の歴史に裏打ちされた高い技術と、伝統工芸の常識を覆す革新的なチャレンジで広く知られた鋳物メーカーです。金属や食器は曲がらないという既成概念を打破した、錫(すず)100%の食器「曲がるKAGO」シリーズや、美術品のように美しくしかも機能的な酒器をご存じのかたも多いのではないでしょうか。能作の商品は、MoMA(ニューヨーク近代美術館)デザインストアの販売品にも認定されており、今も世界に誇れるものづくりを続けています。

産業観光にも注力し、地域創生へ

歴史のある能作の事業は鋳物製造に留まることはありません。30年以上前から積極的に工場見学を受け入れ、2017年に新社屋が完成してからは、カフェやショップも併設し観光事業を本格化。今や年間13万人以上が訪れる富山県屈指の観光名所となりました。能作のブライダル事業「錫婚式」の提案や製作体験と旅をセットプランにしたトラベル事業も話題となり、多彩な事業展開を行っています。

営業者からのメッセージ

株式会社 能作  代表取締役会長 能作克治さま
「このたびはおめでとうございます。クラウドファンディングの経験がない弊社でしたが、ソニー銀行さんの『Sony Bank GATE』は他社にはない面白い取り組みであると考え、投資家の皆様の反応を見たいという思いと好奇心もありチャレンジさせていただきました。その結果、投資家の皆様のレスポンスは非常に良くこれだけの資金がすぐに集まることに驚き、また新しいことに進んでチャレンジする弊社の精神が応援・共感を呼んだことに大変感激しました。ありがたい機会を頂戴したと思います。今後も新しいことを体感し、失敗を恐れず何も挑戦しないことを最大の悪として、活動していきたいと思います。」



挑戦企業ピックアップ02株式会社shoichi。募集時期、2018年12月。業種、在庫処分サービス業。目標リターン、1.02倍。

TASUKEAI 0 PROJECT アパレル廃棄0を目指すshoichi応援ファンド

アパレル廃棄問題、「衣服ロス」に挑む

株式会社shoichiの事業内容は、市場で販売できなかった衣服の買い取りと在庫処分を代行すること。2005年より事業を開始し、現在では年間500万点を超える衣服がshoichiの元へ届けられています。近年の大量生産に伴って売れ残る衣服はますます増加しており、その一部は新品のまま廃棄処分されています。「衣服ロス」ともいうべきこのような衣服の廃棄問題に対し、shoichiはアパレルショップやメーカーから買い取った衣服を再販売することで、衣服の廃棄削減に貢献しています。

アパレルブランドを巻き込んで、発展途上国を支援

shoichiが Sony Bank GATE でPRを実施した「TASUKEAI 0 PROJECT(助け合い 0 プロジェクト)」。現在では、この理念に賛同するさまざまなアパレル企業や団体とのコラボレーションが生まれています。日本国内の余剰在庫をASEAN諸国で販売し、その売上の一部をNPOに寄付するこの活動はメディアでも多く取り上げられ、サスティナブルな社会を目指すためにも、必要かつ大切な取り組みとして広く認知されております。

営業者からのメッセージ

株式会社shoichi 代表取締役CEO 山本昌一さま
「このたびはおめでとうございます。ソニー銀行さんから声をかけてもらった時は『さすがソニーの銀行は面白いことやるなあ』と思い、クラウドファンディングに挑戦しました。結果、多くの支援者から応援をいただき、弊社が中心となって推進しているTASKEAI 0 PROJECT も多くのかたに知ってもらうことができました。 Sony Bank GATE は素晴らしいプラットフォームであり貴重な機会をいただいたと感じています。弊社は事業そのものがSDGsに沿ったものなので、これからもより良い社会のため事業に邁進していきたいと思います。」



挑戦企業ピックアップ03株式会社シーライフ。募集時期、2023年4月。業種、水産加工業。目標リターン、1.02倍。※二回目ファンド

時代の先を行くカッコいい水産業への挑戦 シーライフ応援ファンド(一回目)
カッコいい水産業でSDGsへの貢献を目指す シーライフ応援2号ファンド(二回目)

島根から世界の食卓へ挑む

「島根から世界の食卓へ」をコンセプトに、2006年に創業した株式会社シーライフは、新しい水産加工業を目指しています。目の前の海で水揚げされた上質な魚を使った干物や缶詰、浜田市の特選水産ブランド「どんちっち(ノドグロ)」の干物は、国内のみならず海外でも高い評価を得ている人気商品です。

クラウドファンディング後に掴んだ、採用の追い風

すでに Sony Bank GATE で2回の募集実績がある株式会社シーライフは、そのPR効果として知名度も向上。ECサイトへの流入増加だけではなく採用活動でも追い風となり、クラウドファンディング実施後の1年間で社員数が倍以上に増加。女性の割合も増え、社員の年齢層も多様に広がりました。
シーライフのコンセプトに共感する多くの仲間を得たことが、シーライフへ更なる活力をもたらしました。日本の水産加工業の新しいスタイルをつくり上げ、カッコいい水産業でSDGsへの貢献を目指す、これからのシーライフの活動へ期待が高まっています。

営業者からのメッセージ

株式会社シーライフ 専務取締役 河上清貴さま
「50ファンドの達成おめでとうございます。弊社は2度にわたりファンドに挑戦し、各回とも公開後すぐに支援者のみなさまから良い反応を頂戴し社員一同大変うれしく感じております。常々、私共は仲間を巻き込んで地域や水産業界を良くしていこうと考えており、ソニー銀行さんの Sony Bank GATE を通じて弊社の活動を世の中に発信できたことを誇りに思っています。これからもみなさまの声援を励みに、今まで以上にアクティブな活動を続けていきます。」

最新ファンドのご紹介

第1号ファンドから今日まで、途切れることなくバトンが続いていき、ついに50ファンドを迎えています。記念すべき第50号ファンドは「歴史を紡ぎ賑わいを創る山翠舎 古民家再生ファンド」です。

株式会社山翠舎では、古民家や古木を活用し、木造建築に精通した職人たちの技でさまざまな施行を手がけています。独自の技術と風合いに富んだ伝統建材を用い、今の時代に馴染む居心地の良い空間づくりをしています。

ぜひ最新ファンドを覗いてみてください。

最新ファンドを応援

最後に

50ファンドに到達するまで、数々の挑戦と共感が生まれてきました。ソニー銀行は、これからも市場創造と社会課題に向けてチャレンジをする挑戦企業、そして、そのビジョンに共感し応援する支援者のみなさまのために、投資型クラウドファンディング「Sony Bank GATE」を運営してまいります。どうぞご期待ください。

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