為替リンク預金ってどんな商品?
為替リンク預金の一番大きな特徴は、預け入れ後の為替がどう動くかによって受け取り通貨が決まることです。円から申し込む場合は、申し込み時に選択する特約通貨(外貨)に交換されて受け取りとなる可能性があります。この特約がついているため、通常の定期預金よりも高金利です。
受け取り通貨は、次のレートを比較して判定します。まずはこのふたつのレートを覚えてください。
(1)募集期間最終日13:00のソニー銀行の基準レート(以降、特約レート)
(2)満期日の前営業日15:00のソニー銀行の基準レート(以降、参照レート)
申し込みから満期までの流れ
STEP1 申し込み
為替リンク預金は募集型商品なので、募集期間内に申し込む必要があります。通常、募集期間最終日の正午に申し込みを締め切ります。
STEP2 預け入れ・特約レート確定
募集期間最終日の13:00のソニー銀行レート(TTM)が特約レートとなります。
STEP3 参照レート確定・受け取り通貨の判定
満期日の前営業日15:00のソニー銀行レート(TTM)が参照レートとなり、元本と利息の受け取り通貨を判定します。
STEP4 満期
満期日に、判定された受け取り通貨の普通預金口座にて元本と利息を受け取ります。
受け取り通貨の判定
・円高に進む場合
元本と利息を特約レートで外貨に交換して受け取ることになります。
満期日の方が円高に進んでいるときに円安な特約レートで外貨を購入するので、結果的に不利なレートで外貨を購入することになります。
外貨は円に売却した際に損益が確定します。満期後に受け取った外貨をすぐに円転する場合は、高い金利を受け取っていても元本割れの可能性があることに注意が必要です。
・円安に進む場合、あるいは特約レートと参照レートが同じ場合
元本と利息を円のままで受け取ることができます。結果として一番わかりやすいパターンですね。
おすすめの活用術
外貨の購入レートを平準化したいかた
いろいろなタイミングで外貨を購入して外貨の購入レートを平準化したいなら、ただ外貨を購入するだけでなく高金利もついてくる為替リンク預金がおすすめ!
もし外貨を購入できなくても円で高金利と元本を受け取ることができるので、また別のタイミングで外貨購入に充当できます!
海外旅行に行くかもしれないかた
Sony Bank WALLET を持って海外旅行に行くかもしれないなら、もし外貨を受け取っても外貨普通預金の残高としてそのまま現地でのショッピングに使ったり、海外ATMから引き出したりできます!
円を短期運用したいかた
円スタート型は最短2週間から申し込みができます!募集最終日付近のレートで円ではなく外貨で受け取る可能性がありますが、円を短期運用したいかた、高金利を受け取りたいかたにおすすめです。
外貨預金に興味のあるかた
募集最終日付近のレートで外貨を購入してもいいなら、円からはじめる限定金利など、外貨預金を始めることに興味のあるかたにもおすすめです。もし外貨で受け取りとなった場合は、円安に進むまで待ってから円に売却して為替差益を狙うことも、外貨定期預金に預け入れることもできます。
今後の為替動向がどうなるのか予想し、募集最終日付近のレートで外貨を購入してもいいなら、高金利な為替リンク預金をお客さまの選択肢のひとつとしてぜひご検討ください!