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ファンドマネージャーインタビュー「eMAXISシリーズ」【前編】

【はじめに】

こんにちは。ソニー銀行の工藤です。
今や自宅のPCやスマホで簡単・便利に投資信託を購入できる時代。「新しい生活様式」への変化が求められる中、その流れは一層加速するのではないでしょうか。そして、自分自身で自分に合った投資信託を選ぶための情報収集力がより大切になってくると感じています。

一方で、投資信託のパフォーマンスや純資産額などの数字には目を通したが他にどのような情報を参考にすればよいのだろうか?と疑問を持っているかたは多いのではないでしょうか。

だからこそ、投資信託の裏側に存在する「人」に着目!
ファンドマネージャーの「人柄」や「ファンドへの想い」をお伝えすることで、「共感できる」「自分に合っている」と少しでも感じていただくことができる投資信託と出会っていただきたい。そんな想いでお届けさせていただきます。

【三菱UFJ国際投信株式会社 村松さんにインタビュー】

今回は、三菱UFJ国際投信株式会社の村松祐介さんにお話をうかがいました。

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村松 祐介氏
三菱UFJ国際投信株式会社
シニア・ファンド・マネージャー
運用ファンド 「eMAXIS」シリーズをはじめとした株式系インデックス・ファンド

バイブルは『敗者のゲーム』

工藤:
今までのご経歴をご説明いただけますでしょうか。

村松さん:
2016年から現在のインデックス運用のファンドマネージャーを担当しています。
その以前にはセミナー講師や商品投入など、金融法人向けのクライアント・サービスを広く経験しました。
当社入社前はメーカー系の金融機関で主にファイナンシャル・プランナーとして、個人投資家向けのセミナーや営業を担当していました。その当時に先輩から渡されたのがチャールズ・エリス著の『敗者のゲーム』したが、同書で語られている運用哲学が、私のバイブルとして現在までのキャリアのモチベーションになっています。

工藤:
インデックス・ファンドの重要性を説いている本ですよね。

村松さん:
はい。『敗者のゲーム」はタイトルの割には非常に読みやすい本ですので、投資信託だけでなく資産運用の入門書としてオススメです。

工藤:
趣味は何ですか。

村松さん:
ダイビング、ゴルフ、料理、旅行、ガーデニング...多趣味だとよく言われますが、20年以上続けている、一番長い趣味はベースですね。ジャズボーカルのグループでベースパートを担当したり、楽器もベースを演奏します。ハーモニーやリズムの「主軸」として、曲全体を包み込むような温かさがベースの魅力だと思っています。

工藤:
ジャズボーカル!?素敵な趣味ですね。

村松さん:
ジャズボーカルでは4和音以上の和音、例えばド・ミ・ソ・シつまりドとシが共存するハーモニーを多用するのですが、ボーカルだからこその難解さと緊張感、そしてその後の展開による開放感から得られる心地よさは、さまざまな演奏形式がある中でも、ジャズボーカルが格別です。

工藤:
ジャズとなるとアドリブが大切になると思いますが、そういった即興性を養うために日頃から取り組んでいることなどありますか。

村松さん:
友人とWEB上で作曲・編曲したりもしています。いい時代になったもので、遠隔の友人とでも、スマートフォンさえあれば各人の自宅で録音・編集して、簡単に曲にすることができる。曲の世界を理解しつつ、行間を埋めるようなフレーズを考えたりしていると、気がつけば深夜...ということもあります。

工藤:
なるほど。本当に多趣味ですね。それだけ趣味が多いと休日もお忙しいのではないですか。

村松さん:
確かに以前は趣味100%でしたが、半年前に結婚しましたので、自分だけでなく妻も幸せに過ごせるように、が最近の休日過ごし方です。

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友人と訪れたバーの外で出会った花売りの少女

工藤:
今までで最も感動したことはなんでしょうか。

村松さん:
難しい質問ですね。生き方を変えるほどに感動した、という意味で学生時代の中国でのゼミ合宿ですね。環境汚染がまだ理解されがたい当時の中国の人民大学で公害と環境政策についてのプレゼンを行い、多くの中国の学生から理解を得られたことも感動しましたが、それに加えて、友人と訪れたバーの外で出会った花売りの少女には考えさせられました。話を聞くと、「夜は花を売っている、昼は寝ているしお金もないので学校には行けない。学校には行きたい」と。その言葉を聞いて、圧倒的な無力感を感じました。「今この場で花を買ってあげても、この少女の幸せには結びつかない。でも、今の自分には花を買ってあげることくらいしかできない」と。自分以外の誰かのために、「利他で考えること」を身をもって経験したゼミ合宿は、現在までのキャリアを志すに向かった最初のターニングポイントだったのかなと思います。

工藤:
考えさせられる話ですね。でも、そういう想いを持つかたがたくさん集まれば、その少女にとっても大きな影響を与えることができるのではないでしょうか。そんな熱い思いの村松さんの座右の銘を教えてください。

村松さん:
特にないです(笑)。でも、好きな言葉はあります。手塚治虫さんの「夢は2つ以上持ってください」です。

工藤:
手塚治虫さんが母校の子供たちに語った言葉のようですね。夢が1つしかないと、その夢が破れたときに挫折してしまう、でも2つ以上夢があればそうならない。多趣味の村松さんにはピッタリの言葉のように感じます。

インタビュー後編では、「ファンドに対する想い」などを語っていただきます!

後編へ続く

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