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24時間OK?振り込みは何時まで?

振り込みのため、平日15:00までに慌てて銀行窓口へ駆け込んでいたのは昔の話。
今やネット銀行などでは土日祝日も含め、システムメンテナンス時間を除き原則24時間いつでもパソコンやスマートフォンから振り込みができる、とても便利な時代となりました。

ところであなたが土曜の深夜にお友達へ振り込みをした場合、お友達がこのお金を実際に受け取ることができるのはいつでしょうか?

お友達の口座がある金融機関(振り込み先)により異なりますが、2018年の秋以降、多くの金融機関では原則24時間365日、土日祝日でも深夜でも、振り込みがあれば即座に入金が反映されるようになっています。

2018年秋にスタートした「モアタイム」とは?

2018年10月、銀行など全国の金融機関を結ぶ資金決済システムに「モアタイムシステム」が追加されました。

これは今までのコアタイム(平日8:30~15:30)以外の時間帯も銀行間の資金のやりとりを可能としたものです。それまでは他の金融機関宛ての振り込みが当日中に振り込み先の口座へ入金されるのは平日の15:00まで、以降の振り込みは翌営業日扱いとなっていました。しかし今は振り込み先口座のある金融機関がモアタイムに参加していれば、多くの場合夜間や休日でも即座に入金が反映されます。

これなら急な出費でピンチという一人暮らしの学生さんも、実家のご両親がSOSに応じてくれれば、翌朝を待たずに即座に仕送りを受け取れます。

ネットバンキングで原則24時間365日いつでも振り込みができ、振り込み先のお相手がそのお金を受け取れるのもリアルタイム。とても便利な時代となりましたが、いくつか注意も必要です。

モアタイム時代の注意点

モアタイムシステムの稼働後は振り込みする側、振り込みを受ける側、双方の勘違いによるトラブルも散見されているようです。ここで注意点などをしっかり確認しておきましょう。

・一部、モアタイムに参加していない金融機関も
2020年11月1日現在、モアタイムシステムに参加しているのは全国の銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫・農協・漁協など合わせて計1,168金融機関。預貯金を取り扱う多くの金融機関が参加していますが、モアタイムに非対応の金融機関も少数ながらある点に注意しましょう。

振り込み先口座がモアタイム非対応金融機関の場合、夜間や土日祝日の振り込みは翌営業日の入金となってしまいます。これから銀行口座を開設なさるかたは、モアタイムに参加している銀行を選ぶとよいでしょう。

・モアタイム参加銀行にも独自の取り扱い時間が
モアタイムに参加している金融機関が必ずしも24時間365日いつでも即時入金OKとは限りません。たとえば「毎日23:40~翌0:40は取り扱い時間外」、「毎日23:00~翌7:00は取り扱い時間外」、「土日は8:00~21:00のみの取り扱い」など、独自の取り扱い時間を定めている金融機関も少なくありません。また、ごく一部ですがモアタイムに参加していながら土日は終日取り扱い時間外としている金融機関もあるようです。取り扱い時間については各金融機関でご確認ください。

・窓口の取り扱い時間は従来どおり
モアタイムで便利になったのはネットバンキングやATMからの振り込み、受け取りのお話です。各金融機関の窓口は一部の例外を除き、引き続き平日15:00までの営業が主流です。

通常は店舗窓口で15:00にお振り込みをすると当日中に振り込み先へ入金が反映されますが、一部には14:00以降の振り込みは翌営業日扱いとする金融機関もあるようですので窓口振り込みの際は念のため事前に確認しておきましょう。

・個人売買などでトラブルも
近年はネットオークションやフリマアプリを通じた個人売買が盛んですが、出品者・落札者のいずれかがモアタイムについて勘違いしているとトラブルの元となります。

落札者から「すぐに入金します!」と連絡があったのに、出品者がいつまで待っても代金が入金されない...。こんな場合は落札者側がモアタイムについてまだ知らず、「きょうは土曜だし出品者さんにお金が届くのはどうせ月曜日になるから、月曜の朝イチに振り込みをすればいいや」と勘違いしているケースもあるようです。

ネット売買に限らず、振り込みや受け取りの約束をする際はあらかじめ期日を定めておくのがよいでしょう。

・振り込め詐欺に要注意!
なりすまし、架空請求など巧妙化の一途をたどる「振り込め詐欺」などの特殊詐欺。2018年秋のモアタイム導入時は、夜間や土日祝日などの時間帯を狙った金融犯罪が増えることを懸念する声がありました。

一晩冷静に考える暇もなく振り込みを要求され、その振り込みが即座に相手先の口座に入金されてしまうこの時代、これまで以上の注意・確認が必要です。

・ATMの取り扱い時間をチェック!
お急ぎの際に相手がせっかく夜間や休日に振り込みをしてくれて、お金がすぐに入金されたのに、ATMが取り扱い時間外のためお金を引き出せない...というケースも考えられます。

ATMを利用できる曜日・時間帯は金融機関により違いがあり、コンビニなどの提携ATMへの対応状況もさまざまです。現在はコンビニATMなどで土日祝日も含め原則24時間お引き出し、お預け入れができる銀行も増えていますので、金融機関を選ぶ際は時間外手数料なども考慮のうえATMの利便性の高い銀行を選ぶとよいでしょう。

預金残高でお買い物やお食事を楽しめる「デビットカード」を発行している銀行を選べば、わざわざATMで現金をおろす必要がなく、便利です。

ATM不要のデビットカードなら安心!

デビットカードは銀行の預金口座と連動し、ご利用のたび預金から「即時払い」が行われるカードです。コンビニや百貨店、レストランなどで利用できる点はクレジットカードと同様ですが、クレジットカードは後日請求がきて引き落としされるのに対し、デビットカードは使ったその場で支払いが完了するため、現金感覚で使用できるのが大きな違いです。

キャッシュレスでお買い物ができるためATMを探して行列に並ぶ手間や、ATMの取り扱い時間の心配はもう不要。たとえ夜間や休日でも振り込みが預金口座に反映されれば、即座にショッピングなどに利用できます。

デビットカードは夜間や休日でもすぐに振り込み入金が反映されるモアタイム時代と非常に相性のよいアイテムといえそうです。

デビットカードとは?メリット・デメリットからおすすめ活用法まで徹底解説!

モアタイム時代のおすすめはこの銀行!

ネット銀行のソニー銀行なら、メンテナンス時間などを除き原則24時間いつでもパソコンやスマートフォンから振り込みが可能です。もちろんモアタイムにも対応、振り込みを受けた場合の入金反映も原則24時間いつでもリアルタイムに反映されます。

ソニー銀行の魅力のひとつが、デビットカードの Sony Bank WALLET。
普通預金からの即時引き落としでコンビニやスーパー、百貨店など国内外のVisa加盟店でご利用できるので、24時間キャッシュレスでお買い物やお食事が楽しめます。

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Sony Bank WALLET

Sony Bank WALLET はVisaデビット付キャッシュカードです。ソニー銀行ならコンビニや都市銀行など提携ATMも充実しているため、現金派の皆さまも安心です。たとえばコンビニATMなら日曜21:00~月曜7:00を除き、24時間いつでも入出金が可能です。お引き出しの際は月4回までなら手数料が無料なのもうれしいポイントです。

ATM情報

振り込みも受け取りも、キャッシュレスでのお買い物も、ATMでの入出金も原則24時間いつでもOK!モアタイム時代の申し子、ソニー銀行での口座開設をぜひこの機会にご検討ください。

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