※CONSULTING PLAZAは2023年10月31日(火)をもって対面相談を終了しました。
人生で一番大きな買い物のひとつである「家」。みなさんは何を基準に家を選びますか?
今回は、都心か郊外かという場所選びのポイントをまとめてみましたので家を買うときの参考にしていただければと思います。
(1)都心に住む
便利であること、それが都心に住む最大の利点ではないでしょうか。どこへ行くにも交通手段はたくさんあり、車がなくても困ることはほとんどありません。また、買い物をするにも食事をするにも、おしゃれなお店や最新のスポットもたくさんあります。都心にお勤めならオフィスへの通勤も楽々です。
都心暮らしがおすすめの人
- 便利であればあるほどいい
- 最先端の物がそろう場所で暮らしたい
- 通勤時間はできるだけ短くしたい
都心で家を買いたい場合、どうしても価格の高さは気になるところですね。特に東京23区の新築マンションの購入価格は平均6,000万円を超え、ここ数年で最も高い水準となっているようです。
年 | 平均価格 |
2015年 | 5,644 |
2016年 | 5,781 |
2017年 | 6,242 |
2018年 | 6,158 |
2019年 | 6,395 |
2020年 | 6,554 |
参考:リクルート住まいカンパニー 2020年首都圏新築マンション契約者動向調査 (リクルート住まいカンパニーのページへリンクします)
価格を抑えて都心に住みたいというかたは、「リノベーション物件」という選択もあります。リノベーション物件とは、築年数の経過した建物を、比較的大規模な工事で付加価値を高めたり、耐震性を向上させたり、今の時代のライフスタイルに合わせた間取りに変更した物件のことです。
建物の基礎部分や外観はあまり変更できませんが、内装は新築時と同様に見える物件も多くあります。新築物件と比較し一般的には価格も抑えられるため、住宅ローンの借入金額を減らすことに繋がります。住宅ローンの借入額が減ると家計のやりくりもしやすくなります。
リノベーション物件などを専門に扱っている不動産業者や、インターネットでの情報も踏まえ、理想の都心に住むことを実現してみてはいかがでしょうか。
(2)郊外に住む
郊外に住む場合はどうでしょうか。やはり交通の便は都心には負けてしまいますし、都心までの通勤だと移動時間は長くなります。近所にちょっと買い物をするときでも車が必要だったりもします。
しかし、郊外には緑の多い広い公園や、大型商業施設なども近年増えつつあり、一昔前より不便を感じることは減っているのではないでしょうか。なんといっても、ありのままの自然が豊富にあること、小さなお子さまがいる家庭においては、子育て環境が良いこともメリットのひとつですね。また、東京23区居住者が、東京23区以外などの郊外に家を購入する割合も年々増加しているようです。
郊外暮らしがおすすめの人
- ゆったりとした広い家でのびのび暮らしたい
- 緑の多い場所で子育てをしたい
- 通勤時間は、長くてもそんなに苦ではない
郊外は、都心ほど土地の価格が高くない分、建物の建築費用にお金をかけられます。庭付き一戸建ても夢ではありません。中でも「注文住宅」は、自由に間取り設計を考えることができ、好きな壁紙を組み合わせたり、追加のオプションで家具などをアレンジしたり、ライフスタイルに合わせた自分たちだけの家の建築が可能です。
また、注文住宅などの一戸建ては、マンションのように階下や隣接する住戸への騒音も気にせず、小さなお子さまがいる場合でも、余裕を持った子育てができることも魅力のひとつです。自分や家族にあった理想の家を、郊外に住むことで実現してみてはいかがでしょうか。
まとめ
都心か郊外かなどは、判断基準のひとつです。在宅勤務などのテレワークや、子どもたちのリモート授業などさまざまな密にならない工夫がされている今、私たちの生活スタイルも変わりつつあります。そういった時代の変化も含め、自分たちにあったライフスタイルを模索しながら家選びも楽しんでいただければと思います。
ある程度自分たちのライフスタイルが決まったら、家を買うための資金計画をよく話し合うことが大切です。住宅ローンを利用する場合は、借り入れ後の返済計画までしっかりと立てることもおすすめします。ソニー銀行の住宅ローンシミュレーションは、お借り入れ希望金額やお借り入れ期間などを入力すると、月々やボーナス月の返済金額や、団体信用生命保険のタイプも選択でき、簡単でわかりやすいシミュレーションとなっています。住宅ローンをご検討されているかたはぜひご活用ください。
また、ソニー銀行のCONSULTING PLAZAでは、住宅ローンのご相談を随時受け付けています。対面でもオンラインでも個別相談が可能ですのでぜひご利用ください。