前回は5月にスイスとベルギーへ出張に行った際のショッピングの様子をお届けしました。スイスでは Sony Bank WALLET を使って現地通貨を引き出して、細かい支払いなどに利用できました。ショッピング編に続いて、今回は、海外ATMの利用方法をお届けします。
ヨーロッパで Sony Bank WALLET を使ってみました!ショッピング編
Sony Bank WALLET を利用して海外ATMで現地通貨を引き出してみました。
キャッシュレスが浸透しているヨーロッパでは、どの国でも基本的に現金は不要でした。スイスで飲料水など少額の物を購入するために、Sony Bank WALLET を使って現金を引き出してみました。
ATMを発見!「VISA」「PLUS」のマークがあるATMで使用できます。
1. カード挿入・使用言語の選択
Sony Bank WALLET をICチップの方向に挿入します。
使用言語を選択します。今回使用したATMは日本語には対応していなかったため、英語を選択しました。
2. 暗証番号の入力
数字4ケタの暗証番号を入力し、「Confirm」を押します。
3. 取り引き内容の選択
「Withdrawal」を選びます。
4. 引き出し額を入力
引き出したい金額を入力し、「Confirm」を押します。
最初に10CHFと入力したところ、引き出せる最低金額は20CHFと表示されました。最低金額や最高金額は使用するATMにより異なります。
5. 明細書の有無を選択
明細書の必要有無を選択し、最終承認をします。
6. 現金の受け取り
ATMから現金を受け取れました!
このATMでは表示されませんでしたが、引き出しをする口座を選択する場合があります。その場合、普通預金口座の「Savings」を選択してください。
最終画面で「取り引きを続けますか?」と表示される場合がありますが、その際は「NO」を選択して、操作を完全に終了させてください。
海外ATMでは手数料の上乗せに注意!
ATMによっては、「現地通貨(今回の場合はスイスフラン)にしますか、円にしますか」といった画面が表示されるものや、手数料を上乗せして表示するものがあるそうです。
現地通貨か円の選択肢が表示された場合に、円を選択してしまうと、ATM側が手数料を上乗せした為替レートで引き落とされてしまうので、現地通貨を選択してください。
また、「INCLUDES 〇% MARKUP」のように表示された場合は、手数料が上乗せされてしまうので、取り引きはキャンセルして、操作をやり直す、または、他のATMの使用をおすすめします。
対象通貨なら、引き出した金額が外貨普通預金口座から即時出金
Sony Bank WALLET で外貨のまま利用できる通貨は、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、南アランド、スウェーデンクローナの10通貨。外貨普通預金口座の残高が不足している場合は、円普通預金口座から自動的に不足分の外貨を購入し、瞬時に利用代金に充当します(「円からアシスト」)。 世界中の「VISA」「PLUS」マークのあるATMで現地通貨を引き出せます。
海外ATM手数料はいくら?
今回の場合、スイスフランを外貨普通預金口座にあらかじめ購入していたので、事務処理経費として引き出し額の1.79%(税込み)と現地ATM所定の手数料で引き出しができました。
外貨残高が足りなくても、円普通預金口座から自動的に不足分の外貨を購入する「円からアシスト」時にソニー銀行の為替コストが追加でかかるだけなので、無駄な手数料がかかりません。
なお、「円からアシスト」のご利用には、事前に該当する通貨の外貨普通預金口座の開設が必要になりますのでご注意ください。
番外編 ロンドンのATM
2月のロンドン出張でも、Sony Bank WALLET を使って、現地通貨を引き出しました。スイスで使用したATMは引き出し金額を入力するタイプでしたが、ロンドンで使用したATMは金額を選択するタイプでした。もちろん、選択肢以外の金額を引き出したい場合は、「OTHER」を選択して、直接入力することも可能です。
留学や海外旅行で便利な Sony Bank WALLET
Sony Bank WALLET は世界200以上の国と地域で使えるVisaデビットと、キャッシュカードが一体となった1枚です。預金残高からの即時払いで海外でも国内での利用と同じように買い物やATMからの現金引き出しに利用できます。
また、対象10通貨の利用であれば、外貨預金の残高から直接引き落としされるので、あらかじめ外貨を購入しておけば、ショッピング手数料などは不要で海外でもおトクに利用できるカードです。