「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサー詩歩旅 オーロラ(カナダ)編
こんにちは!
「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサーの詩歩です。
今日から全部で4回、絶景にまつわるコラムを書かせていただきます。よろしくお願いします!
誰もが一生に一度は見たいと思うであろう絶景。そのひとつはオーロラではないでしょうか。
自然が好きだった私も、幼いころからずっとオーロラを見たいと思っていました。
しかし、以前北欧のアイスランドを訪問した際は、10日間もあったのに一度もオーロラを見ることができませんでした。そう、オーロラ鑑賞は難易度が高いのです!
2016年末、私はカナダに英語留学をしていました。カナダのイエローナイフという地は、オーロラ鑑賞のメッカで、3日滞在すればオーロラを見られる確率がなんと95%と言われています。留学中に、このイエローナイフに休日を利用して行ってやる!と心に決めていました。
オーロラを見るためのポイントは大きく2つ。
1つ目は、オーロラが発生していること。そして2つ目は、晴れていること。オーロラは雲の上に発生するため、悪天候だとオーロラが出ていても見ることができないのです。
この2つの条件は、オーロラ予報と天気予報として両方ともネットで確認をすることができます。留学中、毎日のように予報をチェックして(もちろん勉強もやりながらね!)、ここだ!という11月の2週目に訪問することにしました。
カナダの国内移動は、面積が広大すぎて大変!私が留学していたトロントからイエローナイフへは乗り継ぎが必要。さらに直前に購入したためチケットは往復で1,295CAD(当時1CAD=約80円だったため、日本円換算で約103,600円)!日本からパックツアーで行ったほうが確実に安いです。(汗)
しかし、いくらお金がかかろうとも、絶景ハンティングをするためにはTime is money. オーロラを見られる確率が高いなら、行くっきゃない!
イエローナイフは北部に位置する街。建物は少なく、雪と氷に覆われた殺風景な光景で、さすが北極圏に近いだけあるなぁ〜という感じ。
オーロラ以外の観光地がほとんどないため、昼間は寝て体力を温存し、深夜のオーロラ鑑賞に備える3泊4日のスケジュールにしました。
宿は、ネットでのレビューが良くて選んだB&B。
しかし、オーナーである韓国人夫妻や、生まれたばかりの赤ちゃん、そしてネコと遊べたのはとっても楽しかった!
昼食と夕食は各自のため、街中へ出ます。
ランチのため訪れたのは、お寿司屋さん!北米はサーモンが美味しく、さらに北極魚である「北極イワナ」のお寿司があるというので、いただきました。
サーモン(9CAD)、北極イワナ(12CAD)、味噌汁(2CAD)
ここもイエローナイフ価格ですが、サーモンは脂が乗っていて、甘くて美味しい!北極イワナはさっぱりと淡白な味わいでした。久しぶりに飲むお味噌汁が一番心にしみました(笑)
そして夜が訪れます。
夜は氷点下20度まで冷え込むため、全身防寒具を着用してスタンバイ。深夜22時にオーロラ鑑賞ツアーが始まります。
街から離れた真っ暗な鑑賞ポイントに向かうのですが、その車内から、なんとオーロラが発生!!!
窓側に座っていたのに気づかないほど、緑色に輝くオーロラが、あたかもいつもそこにあるかのように自然に存在していました。
「出たー!!!!!」と車内は大興奮!なんと前日はオーロラが見られなかったそうです。
しかし、到着した頃にはオーロラはほとんど消えかかっていました。運が悪くこの日はなんとこのオーロラが最初で最後!納得のいく写真を撮ることができませんでした。
でも、この目で見られただけ大満足!!
翌日も同じツアーに参加しました。
ツアーは22〜2時までの4時間なのですが、極寒の中待機しても、ひたすら真っ暗な夜空。晴天なのに、肝心のオーロラが出てくれない!
「あと10分で帰りまーす...。」と、その時!オーロラが大爆発し始めたのです!
かじかむ手を必死に動かして、急いで三脚と一眼カメラをセットして撮影。
そのときに撮影した写真がこちらです!
なんと、この日はスーパームーン。
ちょっとぶれてはいますが、明るい月とオーロラという素晴らしいコンビネーションを撮影することができました。
「オーロラは実物よりも写真のほうがキレイ」と言う声をよく聞きますが、そんなことありません!まるで光のカーテンのようにひらひらと舞う光景は、音が聞こえてきそうな程はっきりと見ることができました。その色合いも、緑がベースだけれど時折赤や白に変化しながら動き回ります。
はじめ低緯度に発生したオーロラは、高度をあげて頭上を超え、反対側の空へと消えていきます。その間10分ほどでしょうか。真冬の天空ショーはあっという間に終わってしまいました。
足の指先が千切れそうなくらい凍えていたものの、想像以上の光景をこの目で見て、そしてカメラで捉えることができて大満足!
翌日3日目のツアーは残念ながら曇天のため不発に終わりましたが、思い出をいっぱいためてトロントに帰ることができました。
ぜひお楽しみに♪
※2016年11月時点での情報を記載しています。実際に訪問される際は最新情報をご確認ください。
詩歩さんのお話、いかがでしたか?絶景を見に行きたくなってきました...。
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