ソニー銀行で唯一直接アドバイザーに資産運用相談ができるCONSULTING PLAZA(コンサルティングプラザ)。今回は相談事例として「退職金」をご紹介します!
実際の相談事例
Cさん(60代前半男性)
この3月に定年退職。延長雇用でまだ働く予定ですが、一旦大きな金額を受け取ったので、その運用方法についてご夫婦でご相談に来られました。資産運用のご経験は証券会社で少し株をやっているのと、確定拠出年金で投資信託を運用していたとのこと。
1. まずはライフプランニングから
退職後のお金の流れを把握するために、キャッシュフロー表を作成。Cさんの場合、シミュレーション上資産が枯渇することはありませんでした。ですが懸念事項は物価の上昇や予期せぬ出費など。
ライフプランニングの流れは過去のブログから確認できます!
2.「退職金を預けるのにいい商品はありませんか?」
具体的な商品のご紹介の前に、投資に対するご意向を確認します。まずはアドバイザーがどういう商品をご紹介して良いかおうかがいしました。Cさんは、外貨預金と仕組み預金と投資信託のご紹介をご希望とのことでした。
セット定期をご紹介
外貨預金の魅力として、資産の通貨分散ができる点があります。
「円と外貨で通貨分散もできますし、円定期の金利に上乗せ金利がつくのはいいですね」とのことでした。
仕組み預金から為替リンク預金をご紹介
「なるほど、外貨になってもいいと思える資金を一部使って買ってもいいですね。短期間でも金利が魅力的ですし、外貨は持っていてもいいと思っているので興味あります」とのこと。
投資信託のご紹介
投資信託の魅力は、資産をさまざまな国や投資対象に分散できる点です。
リスク商品である投資信託での資産運用の考え方や取り組み方などをご説明し、資産分散をしたうえでの積み立て購入がおすすめですとご案内しました。「会社の年金運用説明会で同じような説明を聞いたことがあります」と仰っていました。
3.「積み立てている期間、他の資金はどうしたらいいですか?」
商品をご紹介したところ、「投資信託はリスクを減らすために一括で買うのではなく、積み立てをするのが良いのはわかりました。でも積み立てをするまでの資金はどうすれば良いですか?運用しないともったいないですよね」とご質問いただきました。
元本割れをしない円定期預金などの安定した商品に置いておくのがおすすめですが、運用しても良いと思える範囲内なら、一括で投資信託を買うのも良いかもしれません。その場合、一気にまとめて投資するのではなく、相場が下がった場合に追加で買えるくらいの余裕をもって、金額を分散して購入することをおすすめしました。
一括で購入をすると「売買のタイミング」が将来のリターンに大きく影響するため、購入タイミングを小分けすることによって、リスクを分散することができます。
※ブログ記事用に内容は若干の編集を加えています。
その後
ご相談後、早速為替リンク預金をご購入。投資信託は具体的な商品をご検討中です。積み立て方法やまとまったご資金の購入タイミングを改めてご相談いただく予定です。
ご相談予約
老後のための資金として大事な退職金。豊かな生活をするために、なるべくリスクをとらずにできるだけ増やしたいものですよね。
ソニー銀行の資産運用相談のコンセプトは「長期分散投資」です。短期間で高い利益を追求する商品はご提案していません。コア(核)となる資産をきちんと作っていくことを目的に、リスクを抑えつつ、長期でじっくりと資産を形成・運用していくのに最適な商品をご提案します。サービスサイトからご予約いただけますので、ぜひお気軽にご予約ください。
※操作方法などのお手続きに関するのお問い合わせはカスタマーセンターへご連絡ください。