ホーム ナレッジ 住宅ローンにボーナス返済は必要?

ナレッジ

公開:

住宅ローンにボーナス返済は必要?

住宅ローン担当、ヨーコです。

今回は住宅ローンのボーナス返済についてのお話です。
住宅ローンの返済方法には、ボーナス返済(増額返済)を使う方法と、使わない方法があります。
ボーナス返済は使わない方が良いのか?使った方が良いのか?一体どんな違いがあるのでしょうか。

ソニー銀行で住宅ローンをご利用いただいたかたのうち、ボーナス返済をご利用いただいたかたの割合がこちらです。

ボーナス返済のご利用状況割合

sec3_img01.png

ボーナス返済のご利用状況をみると、ボーナス返済を使わないかたが多数派のようです。
最近はボーナスが年に 2回の支給ではなかったり、ボーナスがない代わりに給与を上げたりする企業が増えていますので、この傾向が続いていくものと考えられます。

年収のうち、ボーナスの割合が多いかたは、ボーナス返済を利用する傾向があります。ボーナス返済を利用することで月々の返済額をおさえ、ボーナス時に多く支払うことができるため、家計の管理がしやすくなるからです。ちなみに、借り入れ金額のうちボーナス返済にできる割合はどんなに多くても借り入れ金額全体の50%とする金融機関がほとんどです。

ボーナス返済を利用した場合の返済額シミュレーションをみてみましょう。
注)試算結果はソニー銀行計算による。

【前提条件】

当初借入金額 3,000万円
当初返済期間 35年
金利(固定) 1.00%
返済方法 元利均等返済
ボーナス返済無し ボーナス返済20% ボーナス返済50%
月々の返済額 84,685円 67,748円 42,342円
ボーナス時の増額返済額 0円 101,715円 254,287円
年間返済額 1,016,220円 1,016,406円 1,016,678
総返済額 35,565,817円 35,572,213円 35,581,918円

ボーナス返済を利用しても、年間の支払額はそう大きくは変わりません。とはいえ、元金の減りが遅くなってしまうため、利息の支払額は増えてしまいます。

人によっては家計の管理がしやすくなるボーナス返済ですが、ボーナスの支給額が予想外に減ってしまった場合には住宅ローンの返済が苦しくなってしまうため注意が必要です。

住宅ローンの返済は長期間にわたります。
その間に、お勤め先の状況に変化があるかもしれません。
また、転職・結婚・出産などご自身のライフプランに変化が生じれば、当然ボーナスの使い道も変わってきますよね。

ボーナス返済を利用しなくても無理なく返済していける返済プランで、余裕があるときに繰り上げ返済をするくらいのゆとりが理想です。

ソニー銀行では、お借り入れ後の一部繰り上げ返済の際に、ボーナス返済をあり(5%~50%)からなし(0%)へ、またボーナス返済の割合を変更することが可能です。
サービスサイトから簡単にお手続きいただけます。
https://moneykit.net/visitor/hl/

コンサルティングプラザでは、住宅ローンの個別相談を承っています。
ご予約はこちらから!

ソニー銀行で口座開設

関連タグ

コンサルティングプラザソニー銀行ボーナス払いボーナス返済住宅ローン

おすすめ記事

ナレッジ

最新記事