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宗さま解説!話題のファンド徹底解剖「世界インパクト投資ファンド」編

こんにちは、ソニー銀行のよっしーです。
今回は、三井住友DSアセットマネジメントの宗正彰 さんより「話題のファンド徹底解剖」と題して、今注目のファンドをご紹介いただきます。

それでは宗さま、お願いします!

三井住友DSアセットマネジメント株式会社 オンラインマーケティング部長の宗正彰です。
世の中では新型コロナウイルスの感染拡大防止と経済活動の正常化に向けた取り組みが続く一方で、「ウィズコロナ」「アフターコロナ」を見据えた社会の変化が加速しています。このような状況の中、我々の投資行動についても中長期的な視点がより重要になると思われます。
さて、今回ご紹介するファンドは、「世界インパクト投資ファンド<愛称:Better World> 」です。
当ファンドは、世界的に広がりを見せるESG投資の中でも、革新的な製品やサービスによってSDGsという世界の課題を解決すると共に、高いリターンを実現する企業に投資します。それはつまり、「社会的課題の解決」と「投資リターン」のWin-Winの関係を実現する新たな投資手法です。当ファンドが、投資家の皆さまの有力な選択肢のひとつとしてご検討いただけましたら幸いです。

プロフィール

宗正 彰(むねまさ あきら)
中央三井信託銀行(現在の三井住友信託銀行)にて、「運用企画/ファンドマネージャー/株式アナリスト」を歴任。上場企業の経営戦略担当取締役を経て、2008年に三井住友アセットマネジメント(現在の三井住友DSアセットマネジメント)入社。大手運用会社「初」の投信直販事業や業界の先駆けとなるブランドマーケティング戦略など、特にオンラインを駆使した新たなビジネスモデルを次々と構築。テレビやラジオなどのメディア出演および各種イベントやセミナー登壇の際には『宗さま』の愛称で親しまれるなど、投資運用業界では異彩を放つ存在。最近は「ウィズコロナ/アフターコロナ」時代の新たなデジタル戦略を展開中。

世界インパクト投資ファンド はじめに ―世界が取り組む17の目標(SDGs)―

SDGsという言葉は耳にされたこともあると思います。SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年に国連が採択した「誰一人取り残さない世界」の実現を2030年までに目指す17の目標と169のターゲットをまとめたものです。日本を含む世界中の国・地域が取り組まなければならない目標です。
目標を達成するために、我々は何ができるでしょうか。一人ひとりができることでは、この目標を達成する資金やマンパワーは到底賄えません。なぜならこれらの目標は地球規模の大きな課題だからです。では一体誰が課題を解決するのか。我々が注目しているのが、世界中の民間企業の力です。
次のパートでは、なぜ我々が民間企業の力に注目しているのか、また、なぜ民間企業が社会的課題に取り組むのかを考えてみます。

世界が取り組む17の目標(SDGs)

1貧困をなくそう 2飢餓をゼロに 3すべての人に健康と福祉を 4質の高い教育をみんなに 5ジェンダー平等を実現しよう
6安全な水とトイレを世界中に 7エネルギーをみんなにそしてクリーンに 8働きがいも経済成長も 9産業と技術革新の基盤をつくろう
10人や国の不平等をなくそう 11住み続けられるまちづくりを 12つくる責任つかう責任 13気候変動に具体的な対策を
14海の豊かさを守ろう 15陸の豊かさも守ろう 16平和と公正をすべての人に 17パートナーシップで目標を達成しよう

世界インパクト投資ファンド  ―課題解決への取り組みは世界のメガトレンドに―

SDGs達成のため、2030年に向けた世界的な取り組みによる市場機会は、年間最大12兆米ドル(日本円で年間約1,284兆円 1ドル=107円換算)が期待されています。 つまり、企業にとってSDGsへの取り組みは巨大なマーケットとなり得るのです。すでに世界中の革新的な技術やサービスを持つ民間企業がこのマーケットに参入し、「メガトレンド」になりつつあります。
例えば、世界の医薬品メーカーが総力をあげて開発する新型コロナウイルスのワクチンや治療薬がこれにあてはまります。新型コロナウイルスは世界中の人々にとって重大な社会的課題ですが、仮にワクチンや治療薬の開発に成功した企業は、「新型コロナウイルス」という課題を解決すると共に、非常に大きな利益を手にすることができます。このように、課題のあるところには「ビジネスチャンス」が眠っているのです。

SDGs達成によってもたらされる市場機会
年間最大12兆米ドルの市場機会 2030年までに3.8憶人の雇用を創出
約12兆米ドル 食糧と農業1.7 エネルギー・原材料3.6 健康及び福祉2.5 都市3.8 その他0.7
世界8億人が十分な食事をとれない 地球温暖化によって異常気象が増加
治療法が確立されない難病が存在 世界の成人17億人が銀行口座を持てない

(注)市場機会および雇用創出は、BETTER BUSINESS BETTER WORLD,January 2017によるデータです。
(出所)Business & Sustainable Development Commission、国連等のデータを基に三井住友DSアセットマネジメントが作成

世界インパクト投資ファンド インパクト投資とは?

「インパクト投資」とは、社会的課題の解決と経済的利益(投資のリターン)獲得の両立を目指す投資手法であり、社会にプラスの影響(インパクト)をもたらす新しい投資の考え方として注目されています。
「世界インパクト投資ファンド<愛称:Better World>」は、まさにSDGsに関連した社会的課題をニーズとしてとらえ、革新的な製品やサービスでそれらの課題を解決し、利益を得る企業(=インパクト企業)を世界中から選別し、投資を行っています。

社会的課題の解決 経済的利益

運用会社からのメッセージ

皆さまいかがでしたか?当ブログを通じて、「世界インパクト投資ファンド」の魅力を実感いただけましたら幸いです。
最近ではさまざまなシーンで、SDGsという言葉を目にする機会が増えてきました。SDGsへの取り組みは世界的なメガトレンドとなっており、三井住友DSアセットマネジメントも運用会社の立場から、インパクト企業への株式投資を実践することでSDGsの達成を目指しています。
社会的課題の解決と経済的利益(投資のリターン)の両立を目指すインパクト投資は、中長期的にも魅力ある投資手法であると考えています。私達の未来をより良いものにしていくためにも、インパクト投資を始めてみてはいかがでしょうか。

投資してみたいけどお悩みのかたは

宗さま、ありがとうございました!ソニー銀行のサービスサイトでは、「世界インパクト投資ファンド<愛称:Better World> 」の詳細がご覧いただけます。ぜひご覧ください。

本記事で使用している資料は、過去の実績および将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。また、当ファンドの将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものでもありません。
投資信託には元本保証はありません。ご購入の際には、必ず「目論見書」をご覧ください。

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