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みんなどう使っている?為替リンク預金

目次

1.みんなどう使っている?為替リンク預金

こんにちは、ソニー銀行のつるりんです。

2021年4月に為替リンク預金の取り引き経験のあるお客さまにアンケートを実施しました。ご協力いただいた707名の皆さま、誠にありがとうございました!アンケートでいただいたご要望は、可能なものから順次対応し、より魅力ある商品となるよう改善の参考とさせていただきます。

まず第一弾として「みんなどうやっているか知りたい!」の声にお応えして、為替リンク預金のご利用状況をご紹介します。
外貨スタート型のデータは、特約レートで円換算して算出しています。

2.人気の通貨ペアは?

2021年1月~2021年3月の3ヶ月間に預け入れとなった、特約通貨毎の金額の比率です。

USD/JPY 67%
EUR/JPY 5%
AUD/JPY 19%
NZD/JPY 7%
ZAR/JPY 2%

やはりUSD/JPYが一番人気ですね。その次は高金利通貨として人気のAUD/JPYとなっています。この傾向は年間を通して大きく変わりません。

3.申し込み金額は?

では、皆さま気になるところの、「みんなどれくらい申し込みしているの?」にお答えいたします!集計期間は2021年1月~2021年3月の3ヶ月間です。

月間の申し込み金額 比率
30万円未満 32.0%
30万円以上100万円未満 30.9%
100万円以上500万円未満 28.8%
500万円以上1,000万円未満 4.6%
1,000万円以上 3.8%

近年あまり為替レートが動かないことも反映してか、預入額がより高額になる傾向があります。

4.円スタート型と外貨スタート型

では預入通貨毎の状況はいかがでしょうか。こちらは為替レートにより大きく変わってきます。昨年のUSD/JPYを例に、年間の申し込み状況をみてみましょう。

為替レート(月末) 円スタートの比率 外貨スタートの比率
2020年4 107.185 58.7% 41.3%
2020年6 107.935 46.0% 54.0%
2020年8 105.355 29.3% 70.7%
2020年10 104.655 29.7% 70.3%
2020年12 103.255 29.4% 70.6%
2021年2 106.595 70.0% 30.0%

2020年6月~2021年1月くらいまで円高トレンドでしたので、円スタート型の比率が低く、外貨スタート型優位となっています。円高に動けば、外貨スタート型は預入通貨のままでの満期受け取り、円スタート型は通貨変換し特約通貨での満期受け取りとなります。
逆に2021年1月~2021年3月は円安トレンドに転換していますので、一転、円スタート型優位、外貨スタート型の比率が低くなっています。

他通貨も同様で、例えばAUD/JPYの同期間においては、2020年9月~2020年11月だけ円高トレンドで外貨スタート型優位、その他はほぼ円安トレンド継続で円スタート型優位となっていました。

主なお申し込み動機について、円スタート型は円安予想、外貨スタート型は高金利運用とのご意見が多く聞かれました。外貨スタート型からの通貨転換は円転であり、リスクオフとなるからか、円スタート型の通貨転換より抵抗感が少ないようです。また、通貨転換を織り込んだ申し込みのご意見も聞かれました。

5.さいごに

皆さまのご利用状況をご紹介してきましたが、ご参考になりましたでしょうか。

その他、アンケート結果についてですが、申込通貨ペアに関する今後の参考情報を求める声も多く、情報提供を強化していく予定です。いつ募集しているかわからない、申し込み忘れた!との声もありました。為替リンク預金の募集は原則、火曜日に募集開始して同週の金曜日正午に募集終了しています。毎週の募集に合わせて毎回金利を見直ししていますので、ぜひご確認くださいね!

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