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ファンドマネージャーインタビュー「iFreeNEXT FANG+インデックス」(大和アセットマネジメント)

目次

1.はじめに

こんにちは。ソニー銀行の澁谷です。
今や自宅のPCやスマホで簡単・便利に投資信託を購入できる時代。自分自身で最適な投資信託を選ぶための情報収集力がより大切になってくると感じています。

でも、投資信託のパフォーマンスや純資産額などの数字には目を通したが他にどのような情報を参考にすればよいのだろうか?と疑問を持っているかたは多いのではないでしょうか。

だからこそ、投資信託の裏側に存在する「人」に着目!
ファンドマネージャーをはじめ運用に携わる人の「人柄」や「ファンドへの想い」をお伝えすることで、「共感できる」「自分に合っている」と少しでも感じていただくことができる投資信託と出会っていただきたい。そんな想いでお届けさせていただきます。

2.大和アセットマネジメント 寺島さんにインタビュー

今回は、大和アセットマネジメントの寺島和仁さんにお話をうかがいました。

寺島和仁さん

寺島 和仁 氏
大和アセットマネジメント
ベータ・ソリューション運用部
シニア・ファンド・マネージャー
2008年に大和投資信託(現大和アセットマネジメント)に入社。2010年から運用業務を担当。パッシブ運用からはじまり、テーマ型ファンドや中小型ファンドを中心に日本株のアクティブ運用を歴任。
2020年からベータ・ソリューション運用部にて、国内外のパッシブ運用や新たなインデックスの調査・組成などの業務に従事。

3.ファンドマネージャーの1日。ファンドマネージャーであることが喜び

澁谷:
1日の業務の流れを教えてください

寺島さん:
朝には為替や外国株式、国内のザラ場引け前後には国内株式、夕方には外国株式のオペレーション業務を行っています。
オペレーションが落ち着いているときは、市況やニュースのチェック、新商品開発の情報収集やミーティング、レターなどのレポーティング業務など、その時々に必要な業務を行っています。

澁谷:
ファンドマネージャーとして働くことで得られる喜びや成長などはありますか?

寺島さん:
ご質問の趣旨とは少し異なりますが、そもそも株や市況が好きでしたのでファンドマネージャーという仕事ができること自体が喜びです。
株は学生の頃に出会いましたが、当時は知識もほとんどなく稚拙な運用ばかりしていたと思います。2000年代中盤の暴落時には、学生時代の私の心と口座に大きな傷を残しました。
もちろんファンドマネージャーは株が好きというだけで務まるものではありませんので、日々の研鑽と成長は不可欠です。そして何より、お客さまの資産を運用するということに対し覚悟と責任を持ち、常に誠実であり続ける意識が必要だと考えています。その結果、お客さまに満足いただけるような運用や商品設計ができたときにさらなる喜びを感じ、成長を実感できると思います。

澁谷:
ファンドマネージャーというお仕事の魅力が伝わってきますが、今までのお仕事の中でつらかったことなどはありますか?

寺島さん:
アクティブファンドを担当していたときは、自身の想定とは裏腹にパフォーマンスが伸び悩むとやはりつらかったです。パッシブ運用ではインデックスに連動することを目的としている商品が多いため、最適なコスト管理などより効率的な運用を粛々とこなしますが、お客さまから資産をお預かりしている以上、やはりパフォーマンスが軟調なときはつらいです。ただ、アクティブ運用のようにファンドマネージャーがパフォーマンスに介在できる余地がほとんどありません。なので、今の状況や今後の見通しなどをしっかり発信し、少しでも不安を解消できるように努めています。

澁谷:
今までの経験を通じて、ここは負けないというアピールポイントはありますか?

寺島さん:
チームメンバーの見識の広さとフロンティア精神です。
パッシブ運用というと、メジャー指数を対象とし機械的な運用をしている保守的なイメージがあるかもしれません。当チームでは、メジャー指数に限らずさまざまなカスタムインデックスも組成、運用しています。資産についても、国内外の株式やリート、先物や仕組債を用いたレバレッジファンドなど多岐にわたります。
時代によってお客さまの求めるニーズはさまざまなので、既存ファンドだけでは需要をカバーしきれなくなります。そのため、みんなで知恵を出し合い少しでも需要に答えられるような商品を日々考えています。投資アイディアが指数として存在しないときは、指数の組成から行うなどの積極性と貪欲さは、当チームならではの強みだと思います。

4.休日はおうち時間を満喫、お酒のお供は自作のおつまみ。

澁谷:
今のお仕事がとても好きなことが伝わります。では、もっと子どもの頃の夢はありましたか?

寺島さん:
あまり覚えていませんが、パイロットが何となくカッコいいという理由で憧れていました。ただ、当時パイロットは視力が必要というのをどこかで聞いて、視力があまり良くなく、乗り物酔いも酷く、高所恐怖症だったので早々に諦めました(笑)

澁谷:
お休みの日の過ごし方を教えてください。

寺島さん:
お酒が好きなので、休日には目的地もなくお散歩しながら適当に飲み歩くのが楽しみでした。しかし最近は飲み歩くことができないので、おうち時間を楽しんでます。TwitterやYouTubeのお料理アカウントを参考におつまみを作ってます。好みのおつまみはいぶりがっことクリームチーズを和えたものでとても簡単です。
未だに「適量」と「少々」の違いがよくわかりませんが(笑)
自作のおつまみとともに、Netflixでドラマやアニメを見ています。小さいころから「グーニーズ」が好きで、「ストレンジャー・シングス」を見ると何となく懐かしさを感じました。アニメは「攻殻機動隊」「夏目友人帳」が好きです。また、Google Earthで旅行気分に浸りながら飲んでいると、自宅ということもありついつい飲みすぎてしまうので、外で飲むよりも気を引き締めています。
ただ、この生活はあまり身体に良くなさそうなので、運動不足解消にリングフィットも頑張っていますが、ついついどうぶつの森の方へ逃げてしまいます。改めて考えると、必要なものは家に居ながらAmazonで揃えられてしまうので、人と全く接していないです。休日明けは声の出し方を忘れてるのか、うまく声が出ません。

寺島和仁さん

5.FANG+インデックスとは

澁谷:
では、最後になりますが、運用をされているファンドの紹介をお願いします。

寺島さん:
では、私の休日には欠かせない銘柄の詰まった「iFreeNEXT FANG+インデックス」のご紹介をさせていただきます。
FANGとはFacebook、Amazon、Netflix、Googleの頭文字をとったものです。FANG+インデックスは、大きな影響力や高い知名度があり高成長が期待できる米国上場のハイテク銘柄を対象とした株価指数で、FANGの4銘柄に加え、Apple、Twitter、ニンテンドースイッチの基幹部品も作っているNVIDIAなど現在10銘柄で構成されています。
「iFreeNEXT FANG+インデックス」はこの指数に連動することを目的としたインデックスファンドです。
ファンドの構成銘柄の多くは、新しい分野を切り開いてきたリーディングカンパニーであり、そうして築いた強い顧客基盤を武器に次々と新しい分野を開拓しているプラットフォーマーでもあります。プラットフォーマーとして高い成長率を背景に設定来パフォーマンスは良好で、また、馴染みのある銘柄のみで構成されたわかりやすい商品性となっています。
一方で、10銘柄の集中投資であることから、TOPIXやS&P500といった指数をベンチマークとしたインデックスファンドに比べ分散効果が薄く、業種にも偏りがあることから相対的に値動きは大きなものとなりやすいと言えます。
インデックスファンドはアクティブファンドのように運用に対する柔軟性はありません。それは、ファンドマネージャーの運用の巧拙を受けにくいとも言えます。素晴らしいアクティブファンドは世にたくさんありますが、優秀なアクティブファンドを事後的ではなく事前に見極めるというのは中々大変だと思います。また、とりあえず多種多様なインデックスファンドに投資した結果、資産内容が重複しうまく分散効果が得られてないというケースもあると思います。
そのようなニーズに応えるため、「iFreeNEXT FANG+インデックス」という少しとがったインデックスファンドを設定し運用しております。

澁谷:
ありがとうございました。

寺島さん:
ファンドマネージャーという仕事、資産運用、「iFreeNEXT FANG+インデックス」に皆さまが興味をもっていただけると嬉しいです。

6.終わりに

「iFreeNEXT FANG+インデックス」は、ソニー銀行でも販売額、積み立て件数、1年リターンといろいろなランキングの上位にくる人気ファンドです。お話の中にもでましたが、とても有名な企業が構成銘柄となっています。この機会に投資を検討してみませんか?

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