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投資信託の基礎! 第2回:投資信託のリスクとリターン

投資信託の基礎!第2回は投資信託のリスクとリターンについて解説します。
第1回はこちらから

投資信託には、リスクとリターンがあります。リスクとリターンは表裏一体の関係で、高いリターンを得ようとすれば、その分リスクが伴います。
投資をする際に自分はどのくらいのリターンを狙っているのか、そのためにどのようなリスクを取っているのかを把握しておくことは非常に重要です。

リスク・リターンとは?

投資した金額に対して得ることができた収益をリターンといいます。
一般的にリスクとは「危険」という意味で使われますが、資産運用の世界ではプラスもマイナスも含め、「収益(リターン)の振れ幅」のことを指します。価格の振れ幅が大きい=リスクが大きい、価格の振れ幅が小さい=リスクが小さい、ということになります。

投資信託の主なリスク

投資信託は値動きのある有価証券などに投資しますので、さまざまなリスクにより損失を被り投資元本を割り込むおそれがあります。どういったリスクがあるのかをあらかじめ確認しておくことが大切です。まずは代表的なリスクをご紹介します。

(1)価格変動リスク
株式や債券などの価格は、一般的に国内外の政治・経済情勢、企業の業績などの影響を受けます。ニュースなどで本日の日経平均は〇〇円値上がり(値下がり)など耳にする機会も多いと思いますが、価格変動リスクの代表例です。

(2)金利変動リスク
金利の状況は絶えず変動し、債券はもとより株式の価格も、金利動向の影響を受けます。新聞を読まれるかたは10年国債の金利が掲載されているのを見たかたもいらっしゃるのではないでしょうか、その金利の上下で国債の価格も上下しています。

(3)為替変動リスク
円と外国通貨の交換レートは常に変動しているため、外国の株式や債券などに投資する投資信託は、為替変動の影響も受けます。海外旅行が好きなかたは、現地の通貨に変える場合に1ドル=〇〇円、1ユーロ=〇〇円という表記を目にする機会も多いのではないでしょうか。投資している国の通貨の価額の変化によって、投資対象の価額も変動します。
その他にもさまざまなリスクがあります。ファンドごとにリスクは変わりますので、目論見書などでご確認ください。

リスクとリターンの確認方法

リスクとリターンについては過去の運用実績をもとに指標が算出されています。ソニー銀行のサイトでも確認できますので、商品選びの材料のひとつとして参考にしましょう。

  • トータルリターン : 一定期間においてファンドがあげた収益率(リターン)
  • 標準偏差 :一定期間における価格変動のブレ(リスク)
  • シャープレシオ : リスク1単位あたりのリターン(数値が大きいほど効率の良い運用)

iFreeActive EVファンド詳細より抜粋。過去の実績値で将来の成果を示唆・保証するものではありません。)

リスクを軽減するには?

投資信託のリスクとリターンに対する理解を深めていただけましたでしょうか?
読んでいただいたかたの中にはリスクはできるだけ低く抑えたいと考えているかたが多いのではないでしょうか?
次回は投資信託のリスクを軽減する3つのコツについて紹介します!

このブログは大和アセットマネジメント株式会社から提供を受けた資料をもとに掲載しています。

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