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(定期連載)AIで米ドル円相場は予測できるのか? その3

1. 前月の予測に対する結果

前月の予測は2021年12月末の米ドル円レート115.08に対して「1円以上円高」でした。2022年1月末は115.11となりましたので予測はまたも外れてしまいしました。月差はわずか3銭と、ほぼ寄り引け同時となりましたが、予測としてはなかなか難しかったようです。
ちなみに1月の月足がその1年の米ドル円の方向性を示唆すると言われています。今年は月差3銭とほぼ寄り引け同時線となり、年末も115円程度と示唆されることになるのですが、果たして今年は?

2. 今月のドル円の予測結果と予測精度レベル、寄与度

では今月の予測です。2月末の米ドル円予測は1月末の値115.11から円安方向となりました。なおこれまでの円安円高の判定精度は7割程度ということになります。

年月 USDJPY
(終値)
予測結果 円高安
予測判定
2021/1末 104.79 1円以上円安 当たり
2021/2末 106.55 1円以上円高 外れ
2021/3末 110.72 1円以上円安 当たり
2021/4末 109.31 1円以上円高 当たり
2021/5末 109.58 円安 当たり
2021/6末 111.11 1円以上円安 当たり
2021/7末 109.72 1円以上円高 当たり
2021/8末 110.02 1円以上円安 当たり
2021/9末 111.29 1円以上円安 当たり
2021/10末 114.07 1円以上円安 当たり
2021/11末 113.17 1円以上円安 外れ
2021/12末 115.08 1円以上円高 外れ
2022/1末 115.11 1円以上円高 外れ
2022/2末 円安

また為替レート予測に対する今回のモデルの精度は1.67%となります(一般的に0~3%で「非常に高い」、3~15%で「高い」とされます)。さらに今回の予測に対する寄与度については次の通りです。

1位 過去の米ドル円の値
2位 CPI全項目 前年比 原数値
3位 ドル円リスクリバーサル 25D 1ヶ月
4位 新築一戸建住宅販売件数 季節調整済
5位 小売売上高 自動車を除く 前月比

3. 使い方一例

このAI予測は、「月末の値を当てる」というより、「ファンダメンタルズやこれまでの市場動向を考慮すると、来月は円安(円高)となる可能性が高い」というものです。マーケットを過去から俯瞰的にみた場合の方向性を示すものと言ってよいでしょう。このため大きな流れを論理的につかむためのツールとして利用するのがよいと思います。

例えば「来月末は1円以上円高」との予測が出ているなかで、その月中に大きく円安となった場合、そこで保有している外貨を売却することはタイミングとしては妥当だと思われますし、「来月末は1円以上円安」と予測が出ているなかで、その月中に円高に進んだ場合、外貨を買うタイミングだろうと思われます。

このように売買するタイミングや方向性が妥当なのかを判断する一助として使用するのがおすすめです。AIによるファンダメンタルズ分析結果を念頭に入れていれば、少しは心持ちが違うのではないでしょうか。毎月当てることは困難でも判定精度が6割以上あるのであれば、(損失を被る)中長期的確率は減少すると思います。

4. 最後に

2月末の米ドル円の予想値は1月末の115.11円より円安水準となっています。

月中にもし前月末水準より円高に進んだ場合は、外貨預金を購入されてもいいですし、2週間後、1ヶ月後の為替水準によっては高金利を享受できる為替リンク預金円スタート型にお申し込みいただくくのも面白いと思います。

本予測は1ヶ月後の円高円安を保証するものではありません。最終的には自己責任において取り引きを行っていただくようにお願いします。

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