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今が絶好の機会!資産形成は「積み立て」で「今すぐ」が重要

新NISAのスタートもあり、資産形成を始める人が急速に増加しています。その一方で、「資産形成の必要性は感じていても、元本が保証されていない投資はやっぱり怖い」と思ってしまう人も、いまだに少なくないようです。

確かに、投資の原則は自己責任でありリスクが伴うのは間違いありません。ただし、リスクが高く、価格が上下するブレ幅も大きいからリターンも高くなる可能性があるわけで、リスクを過度に恐れる必要はありません。むしろ資産形成を始めるにあたっては、リスクと上手に付き合っていくことこそが重要になるのです。

長期で投資を続ければ、資産が倍以上になる可能性も!?

では、具体的にどうすればいいのか。投資の基本でもある「長期・積み立て・分散」を実践することが、リスクと上手に付き合う有効な手法のひとつです。

そのうち長期投資とは、文字通り長期にわたって投資を続けること。例えば代表的な投資対象である株式は、短期的には上げ下げを繰り返すものの、長期で見れば上昇していく可能性が高いと言われています。事実、ニュースなどでよく耳にする米国の代表的な株価指数・ダウ平均株価は、1896年に算出が始まり、以降は長期で見れば右肩上がりで推移してきました。ですから、短期的な下落に右往左往せず、長期で投資を続ければ、リターンを得られる可能性が高まるわけです。

また、分散投資とは、株式や債券などの複数の資産、あるいは複数の地域などに分散して投資すること。その効果はこのシリーズの「新NISAで何を買えばいい?迷ったときには世界最大の機関投資家に学ぶ」でもご紹介した通り、大幅な下落を避けられる点にあると言われています。

そこで今回は、残りのひとつである積み立て投資の効果を見ていきたいと思います。積み立て投資とは、投資信託や株式などの金融商品を、毎月1回といった決まった期間ごとに、一定額で買い続けていく手法のこと。投資信託であれば毎月1,000円から始められたりもしますから、そんな手軽さもあって最近は特に人気を集めています。

積み立て投資の効果は「ドルコスト平均法」とも呼ばれていて、最大のメリットは「平均購入単価を引き下げられる」可能性があることです。ここからは、その効果をなるべくわかりやすく説明します。

積み立てならタイミングを気にせずスタートできる

投資信託や株式への投資で利益を出す方法はシンプルで、価格が低いときに買い、高いときに売ればいいだけです。ただし、方法自体は簡単でも、実行するのは簡単ではありません。投資信託や株式の値段は日々変動するため、その日の値段が安いのか、高いのか、将来的にどうなるのかは誰にもわからないからです。買った日の翌日から価格が下がり続けるといったケースも、往々にしてあるのです。

もちろん、前述の長期投資の原則から言えば、保有を続ければいずれ価格が上昇する可能性は高いかもしれません。皆さんにも馴染みが深い日経平均株価にしても、30年以上かけてバブル後の最高値を更新し、話題になったのは記憶に新しいところです。

しかし、ここで注意してほしいのは、「バブル後」という言葉。日経平均株価の最高値はバブル期の3万8,915円でしたから、実はまだその水準を超えたわけではないのです(2024年2月5日の執筆時点)。となると、もしその最高値のときに投資していたら、いまだに損失を取り戻せていないことになってしまいます。

そこで効果を発揮するのが、積み立て投資です。先ほどは「平均購入単価を引き下げられる」と書きましたが、具体例を挙げて考えてみましょう。積み立て投資で今月1株1万円の株式を買い、翌月その株価が半分の5,000円に値下げしたとすると、同じ1万円で翌月は2株が買える計算になります。その場合の平均購入単価は、(1万円+1万円)÷(1株+2株)≒6,666.66円です。ということは、1万円で買った株式が再び1万円に戻らなくても、この平均購入単価を超えた時点で売れば利益が出るわけですね。

ですから、先ほどの日経平均株価の例にしても、確かにバブル期の最高値で一括投資をしていたら、今も損失を取り戻せていません。しかし、積み立て投資を継続していたなら、最高値の水準まで戻らなくても利益を得られているでしょう。

つまり、「長期・積み立て・分散」投資は、それぞれ単独でも一定の効果はあるものの、組み合わせることでより有効な手法になるということです。

また、積み立てであれば前述の通り、少額から始められるうえ、投資のタイミングを考える必要がないというメリットもあります。投資信託を最も安いときに買おうと思っているうちに、基準価額がどんどん上がってしまってタイミングを逸してしまう、あるいは買った翌日に下がって後悔するといったケースは少なくありません。その点、積み立てであればそんな心配は無用で、始めようと思ったときがまさに最適なタイミング。長期投資の原則も踏まえれば、少しでも早いほうが、それだけ長く投資できるのです。

皆さんも新NISAのスタートという絶好の機会を活かし、「長期・積み立て・分散」投資でリスクと上手に付き合いながら、今すぐ資産形成を始めてみてはいかがでしょうか。

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