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為替リンク預金をやってみた(第2回)

1.前回の申し込みの判定結果は

こんにちは、つるりんです!

前回のブログで、米ドル円の2週間ものの為替リンク預金に申し込み、3月31日に預け入れとなりました。金額は10万円、特約レートが132.78円、損益分岐点が132.22円、判定日が4月13日、満期日は4月14日でした。

判定結果について、4月13日にソニー銀行からメールが。

以下の為替リンク預金(円スタート型)の特約の判定結果をご連絡いたします。

・契約番号:1
・商品名:為替リンク預金(円スタート型)
・預入通貨:円
・特約通貨:米ドル
・期間:2週間もの
・特約レート:132.78
・参照レート:133.28
・満期のお取り扱い:参照レートが特約レートと同じか円安のため、円でご解約

行使(預入通貨から特約通貨へ転換)はされず、満期日の4月14日には利息がついて円で戻ってきました!

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4月4日から4月7日くらいまでは損益分岐点の132.22円を下回って推移していましたが、4月10日の日銀植田新総裁の就任後初の記者会見にて、黒田前総裁の政策運営を基本的に支持する姿勢を示したことを受け、損益分岐点、特約レートを越えた円安へ。判定日前日の4月12日のCPI発表で1円程度急落したので、行使になってしまうかなとも思ったのですが今回はなんとか持ちこたえてくれました。

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2.Sell in Mayは為替にも当てはまるのか

次の申し込みの前に小話をひとつ。株式投資の格言で"Sell in May"(5月に売れ)というのは有名ですね。省略せずに全文を記載すると、"Sell in May, and go away, don't come back until St. Leger day."(5月に売ってどこかに行け、セントレジャーデイまで戻ってくるな)となります。セントレジャーデイとは9月中旬に開催される有名な競馬レースのことで、5月以降9月頃まで株価が冷え込む傾向があるというアノマリー(経験的に観測できるマーケットの規則性)です。
本ブログは為替に関するものですので、為替リンク預金で取り扱っている対円の5通貨ペアに対して、2016年から2022年までの4月の終値と9月の終値を比べて円安か円高かを調べてみました。

年度 USDJPY EURJPY AUDJPY NZDJPY ZARJPY
2016年 円高 円高 円高 円高 円高
2017年 円安 円安 円安 円安 円高
2018年 円安 円高 円高 円高 円高
2019年 円高 円高 円高 円高 円高
2020年 円高 円安 円安 円安 円安
2021年 円安 円高 円高 円高 円高
2022年 円安 円安 円安 円高 円高
円高の年(7年中) 3回 4回 4回 5回 6回

もちろん7年しか見ていないので断定できませんが、南アランド円に関してはなんとなく当てはまっているかもしれませんし、その他の通貨ペアはそうでもなさそうな気がしますね。

3.為替リンク預金に申し込む

4月20日現在、前回の申し込みが円で返還され外貨を保有していないので、また円スタート型から選んでみます。

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前回のブログでも記載しましたが、長期では円高に振れていくと予想しているので今回も短期の2週間ものとし、米ドル円以外から選んでみようと思います。ちなみに今回の申し込みはGWがあるため、満期日は5月5日ですが、判定日は前日でなく1営業日前の5月2日になっていますね。
アメリカの大きなイベント(雇用統計、政策金利発表)はGWにあり、イベントの前に判定が来るのでタイミング的には良かったのですが、また前回と同じ通貨ペアだと面白くないですものね。

判定日までの全通貨ペアに影響するイベントといえば、4月28日の日銀金融政策決定会合ですね。植田新総裁になってからの最初の会合ですが、初回では利上げとみなされるような政策変更はなしと見られており、その通りになれば円安要因になると思われます。
前回のブログでも触れましたが、為替レートは二国間の金利差に影響を受けます。例えば円の金利が上がれば円の価値が上がり、円を買う人が増えるため円高になります。外貨も同様で、とある国の金利が上がればその国の通貨は買われて強くなります。

ユーロがここ最近強くユーロ円は円安に振れていますが、RSI(相対力指数:数値は0~100で表され、一般的に70以上で買われすぎ、30以下で売られすぎと判断される)というチャートの指標をみると70に迫っており少々加熱ぎみです。
また、いつもは他通貨ペア比で抑えたプライスになりがちなユーロ円ですが、今回は税引き前で年14.00%まで上がってるので魅力的ですね。

豪ドルは判定日の5月2日12時半にオーストラリアの政策金利の発表があります。前回4月4日の発表では政策金利が据え置きとなりましたが、その際にRBA(オーストラリアの中央銀行)は「さらなる引き締め(利上げ)が必要となる可能性がある」とも発表しています。利上げとなれば円スタート型にはプラス材料ですが、政策金利が上昇するか据え置かれるかは4月26日のCPI発表が大きく影響し、現在では見通しも難しいため豪ドルに申し込むのは今回はやめておきます。

ニュージーランドドルはRBNZ(ニュージーランドの中央銀行)がかなりのタカ派で、前回4月5日の政策金利発表でも市場予想を超えた大幅な利上げを行った実績がありますが、4月20日(申し込もうと思っていた当日)の7:45発表のCPIが市場予想より下振れて、50銭程度円高に振れました。ニュージーランドドル円のチャートも三角持ち合いを下に抜けそうな嫌な形をしています。

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もともとニュージーランドドルにしようと思っていたため、CPIを見てユーロにしようか心が揺れましたが、ニュージーランドドルは豪ドルのように判定までの期間に大きなイベントもなく、タカ派なRBNZとハト派なRBAの姿勢に対し、対豪ドルで見ても(NZD/AUD)4月から逆に下げ続けています。判定日までにはニュージーランドドルが反発することを期待してこのまま申し込むことにします。

前回の利息は再投資に回して、100,428円分申し込みました。

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預け入れ後、特約レートは82.43円となりました。
前回同様に損益分岐点を出すと、82.05円までは円高に進んでも損失が出ない計算です。バッファーは38銭程度ですね。

気になる結果についてはまた次回のブログで!

次回の記事
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